【特別企画】

「ストリートファイター6」のメインキャラクターを見つけよう! 初期18キャラの性能とコマンドリストを紹介

ダルシム

 伸びる手足とヨガの奥義を駆使して戦う、ひときわ特異なキャラクター。昇龍拳タイプの無敵技がないため、リーチの長い基本技と各種の飛び道具を使い、相手を寄せつけないようにして戦うのが基本となる。

 本作では、飛び道具には前方へ火弾を吐き出すヨガファイア、火弾が弧を描くように飛ぶヨガアーチ(「ストV」におけるヨガファイア)、空中から火弾を放つヨガコメットがあり、多彩な飛び道具が揃っている。いずれも相手の動きを抑制することが可能だ。

遠距離から飛び道具を撃っているだけでも、相手の行動をある程度制限できる

 基本技はリーチが長いかわりにスキが大きいものが多いため、状況に応じて使い分ける必要がある。慣れないうちはキャンセル可能な立ち中P → ヨガファイア or ヨガアーチを中心にして連係を組み立てよう。ヨガファイア or ヨガアーチを撃ったあと、瞬間移動するヨガテレポートを使って相手の背後に回れば、相手のガード方向を惑わせることも可能だ。

 全キャラクター中もっともトリッキーな動きができる反面、どの技もクセが強いうえ、相手から接近されたときに切り返すテクニックも要求される。使いこなせば非常に強力なぶん、もろい部分も併せ持ったテクニカルなキャラクター。対戦格闘にある程度慣れている人に向いている。

ヨガファイアを撃ったあとにヨガテレポートで相手の背後へ回り込む連係が強力

コマンドリスト

【クラシック】
【モダン】

エドモンド本田

 エドモンド本田は、高い攻撃力と判定の強い基本技・必殺技で相手を押し込むような戦い方が得意なパワーファイター。基本技の性能が高く、攻撃判定が強いばかりか、しゃがみ強K以外はガードされてもほとんど反撃を受けない。接近戦では、これらの基本技で牽制しつつ威力の大きいスーパー頭突きやコマンド投げの大銀杏投げを狙っていくのが常套手段だ。

 今作からはボタン連打で発動していた必殺技・百裂張り手がコマンド操作になり出しやすくなった。また、「ストV」でVスキルIIだった肩屋入りも続投。百裂張り手をパワーアップする必殺技で、パワーアップ後は攻撃動作が変化し、のけぞり時間も増加する(=ヒット時に基本技をつなげられる)ので、遠距離では積極的に使っていこう。

オーバードライブ版スーパー頭突きはスーパーアーマー効果があるため、飛び道具に合わせやすい

 エドモンド本田は相手に近づくための手段も豊富で、地上ではスーパー頭突きや相撲ステップで接近するのが基本。空中からは、判定が強く相手の基本技対空を一方的に潰すこともあるジャンプ強Kや、ガードされても先に動けるスーパー百貫落としが効果を発揮する。

 判定が強くガードされても反撃を受けない技が多いため、接近戦ではトップクラスの強さを発揮する。遠距離よりも近距離で戦いたい人にオススメのキャラクターだ。

スーパー百貫落としは奇襲や接近手段のほか、オーバードライブ版は対空技としても機能する

コマンドリスト

【クラシック】
【モダン】

キャミィ

 キャミィは、小柄ながらもリーチのある基本技・特殊技を主体にして戦うキャラクター。移動スピードが速く、機動力を活かした攻めが特徴だ。中間距離では立ち中Kやしゃがみ中Kで牽制し、前進して攻撃するアクセルスピンナックルや、キャノンストライクによる奇襲を仕掛けていく。キャノンストライクは空中から急降下するキックだが、斜め前に跳び上がるフーリガンコンビネーションからの派生としても出すことができる。同じく派生技のリバースエッジやレイザーエッジスライサーと使い分ければ見切られにくい。

立ち中Kとしゃがみ中Kはいずれもリーチが長く使いやすい。しゃがみ中Kは必殺技キャンセルも可能だ

 相手の飛び込みに対しては、斜め上に蹴り上げるキャノンスパイクが頼りになる。そのほか、リフトアッパー(←中P)やアサルトブレード(←強K)などの1ボタンで出せる対空技があるので、対戦格闘に慣れていなくても一方的に攻め込まれる心配が少ない。全体的にオーソドックスな技が多く、初心者でも使いやすい印象だ。

対空はリフトアッパーが簡単でお手軽。やや遠めの飛び込みには、アサルトブレードで対応しよう

 「ストV」から大きな変化はないが、細かな変更点として強スパイラルアロー、強キャノンスパイク、強フーリガンコンビネーションはボタンを押しっぱなしで溜められるようになった。溜めを行なうと攻撃判定の発生が遅くなるかわりに、ダメージがアップするなどの恩恵を得られる。

過去作でスーパーコンボだったスピンドライブスマッシャーも復活。リーチが長く出始めに無敵もあるため、飛び道具への反撃に使える