【特別企画】

「ストリートファイター6」のメインキャラクターを見つけよう！ 初期18キャラの性能とコマンドリストを紹介

  • 平平平平

2023年5月30日 16:00

マリーザ

　今作の新キャラクター・マリーザは、古代ギリシャの総合格闘技パンクラチオンで戦う超重量級のパワーファイター。巨体を活かした豪快な打撃戦を得意としている。

　基本技はどれも大振りだが、意外にもスキは小さい。基本技のうち、ガードされると反撃を受けるのはしゃがみ強Pとしゃがみ強Kのみ。さらに、強攻撃はボタンを押しっぱなしで溜めを行なえ、通常時よりもスキが小さくなる。

基本技はほぼ反撃を受けない。しゃがみ強Pとしゃがみ強K以外はガードされるのを恐れず、どんどん振っていこう

　基本的な戦い方は、同じ強さのP×2回で出せるワンツー攻撃からファランクスへつないでいく連係がメイン。これを主軸に、アクセントとして溜めた立ち強攻撃や溜めグラディウスを加えていく。どちらも出るまでにやや時間がかかるが、ガードされてもこちらが先に動けるのが利点だ。

　ラッシュを仕掛けているときに暴れてくる相手には、防御動作を行なうスクトゥムが役に立つ。相手の攻撃を受けると反撃する一種の当て身技になっており、任意のタイミングで専用の攻撃に派生できるので、空振りによるリスクが小さい。

　豪快な見た目とは裏腹に、技の選択や連係の組み立てには繊細な気遣いが必要なキャラクター。投げキャラではないパワーファイターが好きな人にオススメだ。

スクトゥムからの派生は、しゃがみガードできずスキも小さいトニトルスがローリスク

コマンドリスト

【クラシック】
【モダン】

JP

　トリッキーな戦い方を得意とする新キャラクター・JPは、サイコパワーで形作られた自身の分身を飛ばして攻撃を行なう、遠距離戦主体のキャラクター。必殺技・スーパーアーツともに特異なものが多く、使いどころが難しい。なかでもヴィーハトは上空に空間を作り出し、一定時間後に棘を放出するという設置系の飛び道具。作り出した空間へワープすることもできるため、相手の動きを制限しつつ変幻自在の攻めを展開できる。

JPの使う飛び道具は影のような姿をしているが、よく見ると人型であることが分かる

　スーパーアーツのうち、汎用性が高いのがLv2のラヴーシュカ。相手の四方に分身を作り出し、時間差で攻撃を行なう。発動後はJPがすぐに動けるようになるため、基本技→ラヴーシュカ（発動）→基本技→ラヴーシュカ（分身の攻撃）→基本技→必殺技orLv1スーパーアーツといった特殊なコンボも可能だ。また、相手が防御に徹していてもラヴーシュカを発動してからヴィーハトによるワープで攻めれば、すべてガードするのは非常に困難となる。

　特殊な必殺技とスーパーアーツを駆使して戦う、本作でも屈指のテクニカルキャラ。直線的な攻めだけでなく、さまざまな連携で相手を崩したい人にピッタリだ。

ラヴーシュカで分身に攻撃させながら攻めれば、ドライブパリィ以外では反撃を受けにくい

コマンドリスト

【クラシック】
【モダン】

リリー

　新キャラクターであるリリーは、「ストIIX」に登場した「T.ホーク」と同じ必殺技を持つサンダーフット族の戦士。身体は小さいが、ポカモガンという武器を使って戦うためリーチは決して短くない。武器を持っているだけあって判定も強めになっており、基本技や特殊技で牽制しつつコマンド投げのメキシカンタイフーンを狙うのが基本戦法となる。完全な投げキャラではなく、どちらかというとマノンに近いキャラクターだ。

パンチ系の基本技と特殊技は武器を使用して攻撃するので、リーチの長いものが多い

　コンドルウィンドは身体に風を纏うことができ、その状態ではメキシカンタイフーン以外の必殺技が大幅にパワーアップする。とくに突進技のコンドルスパイアは攻撃後のスキが極端に小さくなるので、簡単にメキシカンタイフーンを仕掛けることができ、非常に強力だ。

　コマンド投げは持っているものの、打撃と投げの両方を使って戦うキャラクター。投げ偏重型ではなく、打撃技や他の必殺技も使って戦いたい人向けと言える。

コンドルスパイアをガードされても反撃を受けなくなるため、接近が一気に楽になる