【特別企画】

【年末特別企画】GAME Watch編集部、ニュース記事執筆陣が選ぶ今年気になったニュース

2018年をニュース記事で振り返る!

12月31日 発表

 まさに2018年も終わりが近づいてきました。今年もハッピーなニュースからバッドニュースまで、様々なニュースをお届けしてきました。もちろん、読者の皆さんそれぞれの心の中にも、あれこれ記憶に残ったニュースがあることだろう。

 そんな中、日々ニュースをお届けしているGAME Watch編集部、スタッフやライター陣の皆さんの記憶に残った記事を選んでもらい、その理由を挙げてもらいました。これだけの記事が上がっていると、忘れてしまう記事や、見落としもあるだろう。ぜひとも年末年始に今一度チェック頂きたい。

 なお、記事は1月から順に並べています。

気になったニュースを一挙総ざらえ

【特別企画】2018年、「ハースストーン」はこう変わる

1月24日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1102626.html

【選出理由】
 今年「ハースストーン」は新たな拡張パックが次々に発売され、そのたびに面白いデッキや、強いデッキが登場して楽しめた。「ハースストーン」のディレクターBen Brode氏がBlizzardを退社したのも今年だった。来シーズンからは、「ハースストーン」eスポーツについても改革が行なわれ、今後どのような変化がもたらされるのかが楽しみだ。

ついに日本で開催! 格ゲーの祭典「EVO Japan 2018」を3日間たっぷりと楽しんだ話

1月31日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/series/bokura/1103930.html

【選出理由】
 年始に行なわれた「EVO JAPAN」の観戦記だが、読んでる間もこの大会が日本で開催されたことが信じられない思いだった。格ゲー界の大規模イベントでは恒例となっている多タイトル大規模大会の同時開催となるEVOを、日本開催に漕ぎつけた。記事に出てくる選手たちは海外ツアーを走り回り、日本の大会では中々見る機会がないプロゲーマー達。彼らの死闘が日本で行なわれ、日本の一般プレイヤー達が直にその熱気を味わうことができたのは、今後の格ゲー業界に大きな影響があるだろうと確信した。結果、今年の格ゲー業界ならびにeスポーツ業界の盛り上がりは凄まじく、筆者の予想をはるかに超える速度で業界全体が成長していった。しかし、本大会で疑問点が1つだけある。開催地が関東地区であったことだ。EVO、CEO、カナダカップなどの大規模な大会は、リゾート地のような都心ではない場所で開催されている。関東は人口が多いから開催地に選定したのなら、少し的が外れていると思う。本家のEVOは「格ゲーに対する熱気」で人々を開催地に呼ぶのではないだろうか。

「日本におけるeスポーツ発展の大きな一歩」日本eスポーツ連合(JeSU)発足

2月1日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1104342.html

【選出理由 その1】
 大きなニュースといえばこれ。日本eスポーツ連合(JeSU)発足である。格ゲー界では昔からコミュニティーを守ってきた末端の有志(ユーザー)達が騒めいた出来事であろう。大会の高額賞金の部分で、連合の存在とプロライセンスの発行が解決の糸口であるかのように語られていた。プロライセンスを発行する旨を通知され、有力選手達にプロライセンス発行の打診がされた当時、すでに「プロゲーマー」として活躍していた選手からは「どちらでもいいけど、我々が拒否したら業界が冷めるよね」と、言われるような団体であったことは記憶に新しい。末端のユーザー達が連合へ求める役割は、「eスポーツの高額賞金」よりも「有料ゲームイベントの円滑な運営に必要なメーカーの許諾を取る」という仕事ではないだろうか。

【選出理由 その2】
 日本のeスポーツ界の前身を印象づけたニュース。これがゴールではなく、スタートに過ぎないが、それまでのまったく統一感のない動きを長年見続けてきただけに感慨深い。

IEM Katowice 2018のメインイベント「CSGO」World Championshipが開催

3月6日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1109916.html

【選出理由】
 “eスポーツの聖地”としてESLがもっとも力を入れてブランディングしているポーランドカトヴィツェに今年ついに行くことができた。大会の模様についてはレポートを参照していただきたいが、決勝戦で起こったFaZeのGuardiaN選手による1対5からのAWPで5人抜きの偉業を目の当たりにすることができて本当に幸せだった。これがカトヴィツェが起こす奇跡なのか。

「フォートナイト バトルロイヤル」レビュー

4月6日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/review/1114074.html

【選出理由】
 「フォートナイト」は本当にすごい。2年だけで開発が難航しているタワーディフェンスTPSサバイバルゲームから、バトルロワイヤルゲームへ、そしてW杯で得点した選手が「フォートナイト」のエモートで祝ったり、PS4のクロスプレイのバリアを取り世界的なムーブメントへと爆発的成長を遂げた! 2年間の間に“「Gears of War」のEpic”は、“「フォートナイト」のEpic”ともなったね。「フォートナイト」は今後のゲーム開発の先駆者だろう。 アップデート経由で巧みに市場の需要に合わせてに調整したり、進化したりしていくだろう。

エレコム、有線/ワイヤレス両対応の人差し指操作タイプトラックボール「DEFT PRO」を発売。「DEFT」にボールの仕様にまで徹底的に拘った上位機種が登場

4月20日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1118198.html

【選出理由】
 出ました新機種。出ましたハイエンド。マウスと比べて製品数そのものが少ないトラックボールは新機種が出るだけでも大ニュースだが、ハイスペック多ボタン中玉人指し指タイプ、そして変態的に詰め込まれた親指側のボタン配置は界隈で話題となった。もちろん私も即買いました。ゲームも仕事も快適です。

“つまみ持ち派”待望のミニゲーミングマウス「G304」インプレッション

6月1日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1125251.html

【選出理由】
 ゲーミンググレードのワイヤレスマウスで、実売5千円を切るという価格破壊。日本人の手になじむ小さめのサイズ、100gを切る軽量、オーソドックスな形状とボタン数で、ゲーミングマウスのスタンダードはこれだと言うべき製品。そして何より、ブラックカラーばかりが並ぶゲーミングデバイスの中にあって、ホワイトが存在するのが本当に素晴らしい。

本物のダンゴムシの比率こそが最適解! カプセルトイ『だんごむし』

6月6日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1125953.html

【選出理由 その1】
 ダンゴムシのカプセルトイにこれだけ注目されたことに正直びっくりしたのと同時に、開発者や企画者の熱や思いは伝わるんだと、改めて感じた。

【選出理由 その2】
 この記事を読んで以来、カプセルトイを見つけるとダンゴムシがないかチェックしてしまう。

【PS E3 2018 SHOWCASE】「The Last of Us Part.II」ゲームプレイデモを公開

6月12日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1127023.html

【選出理由】
 今年のE3で個人的に1番衝撃を受けたのがこの「The Last of Us Part.II」だった。なんだろう……いまだに上手く説明できないのだが、妙に生々しく、ただリアルだとかどうとかそういう次元を越えたプレイ映像に大きく心動かされ、最後には涙が出そうになった。これが、全編続いたら、正気でゲームをプレイできないんじゃないかという位の恐怖だが、リリースが本当に楽しみでならないところ。

Nintendo Switchを寝ながら120インチ相当の画面で楽しめるウェアラブルモニターが発売決定

7月4日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1131243.html

【選出理由】
 4メートル先に120インチ相当のスクリーンが広がる。これなら、テレビがなくても、いつでもどこでも大画面で楽しめる。Nintendo Switchとの組み合わせはベストマッチ。

【夏休み特別企画】ゲーミングPCはこう作れ! 自作PC初心者講座

8月9日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1136838.html

【選出理由】
 PCについては、初心者の私にはわかりやすくて、とても勉強になった。ゲーミングPCを買うときには参考にしたい。

【速報】グラフィックスが大きく進化! リアルタイムレイトレーシングを実現する、NVIDIA「GeForce RTX 20」シリーズを発表

8月21日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1138774.html

【選出理由】
 フォトリアルなCG制作には必須のレイトレーシングが、ついにリアルタイム処理可能に。現状ではビデオカードがかなり高価だったり、看板タイトル的存在の「Battlefield V」でパフォーマンスが低かったりして(現在は改善している)、滑り出しは厳しい。しかし今後、ゲーム開発者がレイトレーシングの効くシーン作りを研究し、ゲームCGのクオリティは間違いなく劇的に向上する。来年の今頃は、リアルタイムレイトレーシングによる「真にフォトリアルな3Dゲーム」が注目を集めるに違いない。

「FFXIV」吉田氏&祖堅氏Gamescomインタビュー。次の5年への構想から14時間放送の見どころまで5周年を迎えた「FFXIV」のあれこれを聞く

8月24日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1139698.html

【選出理由】
 いずれ新世代機が出てくることが当然だし、ユーザーとしてはプレイステーション 4に不満もないし、グラフィックスがもうこれでいいじゃない、と思う時もあるので、早くプレイステーション 5が欲しいと思っているわけではないけど、その噂が出てきて始めることで「GTA VI」への期待感が上がってきた。「GTA V」から「レッド・デッド・リデンプション2」までのギャップは5年間で、「GTA VI」までもあと5年間となるのではないかという理屈もあるかもしれないが、あのくらいの大規模スケールの開発をカバーする上で、ロックスターが「GTA VI」を普及率の高いPS4で出す必要があるだろうか? プレイステーション 3の最後の段階、そしてPS 4の初期に移植した「GTAV」と同じようなパターンであれば、そろそろ「GTA VI」の出番となるかな?

【Nintendo Direct】ファミコン型のコントローラーが登場!「Nintendo Switch Online」で遊べるファミコンタイトルを当時の感覚で

9月14日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1143066.html

【選出理由】
 最新機器に、レトロなコントローラーというミスマッチ感。でも何だか新しい感じもする。2Pコントローラーのマイクが懐かしい。

【Nintendo Direct】「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」に「しずえ」さん戦!

9月14日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1143068.html

【選出理由】
 毎回毎回「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」のファイター参戦のムービーを見ていると、センスが良いいというか、ゲームファンの心をワクワクさせるツボを突いているというか、まさにケンシロウから秘孔を突かれた状態で、「お前はもう死んでいる」と言われてるくらいに「いつもやられたー!」って思いながら編集部でキャーキャー言いながら配信番組を見ていた。ホント、上手い、ビデオ作りが。

連敗からの逆転劇! ここ1番で勝負強さを見せつけた「LoL」日本代表DFM、タイブレークでKBMを下す

10月4日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1146347.html

【選出理由】
 「リーグ・オブ・レジェンド」日本代表が世界大会で初めて爪痕を残した歴史的な1戦。たかが1勝、されど1勝、日本がここまでやった! ということがまるで自分のことのように嬉しかったし、メチャクチャ感動した。「DFM、ファイティーン!」を韓国の会場で叫んだことは一生の思い出だ。来季も「LJL」は運営体制の刷新やチーム数の増加など、大きな動きがある。国内リーグの展開はもちろん、来年の世界戦が心底楽しみだ。

ついに韓国が敗れる! 「Starcraft II」世界大会でフィンランドのSerral選手が初優勝

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1151518.html

11月4日掲載

【選出理由】
 eスポーツ界をリードする韓国で、eスポーツ興隆のきっかけとなったのが「Starcraft」であり、韓国のゲームファンにとって特別な存在であり続けている。世界唯一のプロリーグを擁することから、世界大会でも常に韓国が勝ち続け、それが未来永劫続くものと誰もが確信していたが、それが20歳の新鋭によって覆った。素晴らしい瞬間の目の当たりにできて幸せでした。

「FFXV」、制作中であったDLC4本中3本が開発中止。ディレクター田畑端氏は10月31日に退社

11月8日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1152361.html

【選出理由 その1】
 とてもショッキングなニュースで、この日はずっとネットで議論になった。実は筆者もこのDLCを楽しみにしていたクチなので、何らかの形で日の目を見て欲しいのだが……。

【選出理由 その2】
 非常にショッキングだったニュース。わりとドライな反応を耳にすることは多かったが、個人的にはディレクターの田畑 端氏が退社されたことには大変大きなショックを受けた。

「名探偵ピカチュウ」が映画化!「POKEMON Detective Pikachu」のトレーラーが公開

11月13日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1152987.html

【選出理由】
 このニュースは気になるね。ただし、良い意味ではないけどね。ギリギリ僕のベスト3ゲームにランクインしなかったが、Nintendo Switchの「ポケットモンスター Let’s Go ピカ・ブイ」のおかげで、来年に出てくるだろうのシリーズの本格的なNintendo Switchデビューの期待度やポケモン愛が上がってきた。が、この映画はどう? この予告編は? 物語のためにピカチュウに喋らせる必要がわからないわけでもないが、なぜライアン・レイノルズなのか? あの声は「デッドプール」だよ! そもそも日本のカルチャーをハリウッドによってリメイクされる場合、ハズレが多いので、The Pokemon Companyが十分ブランド管理していることをお祈りしている。

任天堂、「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を公開

11月29日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1155727.html

【選出理由】
 任天堂ホームページにて、同社のゲームタイトルを使用した動画・静止画の投稿についてのガイドラインが公開され、非営利に限って投稿可能、さらにはYouTubeなど特定コンテンツでの収益化を認めるという内容であった。任天堂が明確なガイドラインを設けたことにより、ユーザのクリエイティブ性のある動画・静止画投稿でゲームを取り巻く世界のさらなる活性化が期待されるとともに、白黒の線引きが明確になったといえよう。

SIE、「PlayStation Awards 2018」を開催。「モンスターハンター:ワールド」が売上400万本超えでクワドロプル プラチナ プライズを受賞!

12月3日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1156418.html

【選出理由】
 誰もが望んだ「モンハン」の姿。それを具現化した「モンスターハンター:ワールド」は日本でも海外でも売れに売れ、PS Awards 2018ではなんと7年ぶりとなるクワドロプル プラチナ プライズを獲得した。「そりゃそうだろう」という納得の出来ではあるものの、実際数字で見せられるとものすごいインパクトがある。2019年秋には新規DLC「アイスボーン」の発売も予定されているので、まだまだ「モンハン」の熱狂は続きそうだ。

「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の追加コンテンツ第1弾で「ペルソナ5」のジョーカーが参戦決定

12月7日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1157273.html

【選出理由】
 『スマブラ』追加コンテンツ第1弾に、『ペルソナ5』のジョーカーが参戦決定。これには正直驚いた。ジョーカーが「スマブラ」でどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみで仕方ない。

「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」レビュー

12月10日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/review/1156048.html

【選出理由】
 人生を変えた「バーチャロン」の新作が15年ぶりに発売されたということも、大好きな「禁書目録」とのコラボ作品であることも、全てが今年最大のニュースです。大幅に遅れながらもレビュー記事を執筆できて本当に良かったです。

【特別企画】純粋な「ゲーマー」として全速力で遊び抜いた「C4 LAN 2018 WINTER」参加レポート

12月17日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1158719.html

【選出理由】
 LANパーティーという名前でPCゲームプレーヤーが集まってゲームを楽しんでいるということを昔聞いたことがあった。当時の私はゲーセンゲーマーであったため、それほど興味を引くこともない話題であったと記憶している。時は立ちゲームセンターの文化が衰退し、ネットワークでの対戦環境が主流になってきた昨今において「人間同士がコミュニケーションをとりながらゲームを楽しむには、過去の「LANパーティー」を復活させねばならないのか」と考えていた筆者が衝撃を受けたイベントの記事だった。「LANパーティー」は今でも現役のスタイルであったのだ。ゲームセンターという、お客様としてお店に通うことで得られていた楽しみは結果的に「与えられた環境に満足した甘い考え」であったこと気づかされ反省した。今年は、海外の格闘ゲームのイベントに参加したときにも「ユーザーが積極的に行動して守ってきたコミュニティーが今のイベント運営を支えている」という実態を目の当たりにしていたため、この記事を読んだときに大反省したことは今でも忘れない。ゲームを楽しむもう1つの形であり、原点といって過言ではない。

【特別企画】eスポーツを“学校おこし”に活用する岡山共生高校訪問レポート

12月21日掲載

https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1159174.html

【選出理由】
 人口減少に悩む地方高校の生き残りと、eスポーツという組み合わせが、1人の少年の人生に大きな影響を及ぼしたというドラマチックさが大きく印象に残った。