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会場:幕張メッセ1~8ホール
入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日) ■ 「龍が如く3」を筆頭に巨大な特設ブースを設置
なお、「龍が如く3」と「428 ~封鎖された渋谷で~」の間の通路を入ると、今後販売される限定版や予約特典のグッズ、セガキャンのTシャツなどが展示されていた。
■ クローズドシアターが人気の「龍が如く3」
・価格:未定 ・対応機種:プレイステーション 3 ・ジャンル:アクションアドベンチャー ・プレイ人数:1人 残念ながら今回はプレイアブルでの出展がなかった「龍が如く3」。ブースはクローズドシアターになっていて、扉が1つだけあり、外から中が見えない。扉の両脇には渡哲也さん、泉谷しげるさん、中村獅童さん、藤原竜也さんら、豪華な著名人からの花が届いていた。
撮影禁止となっていたので中の様子は見せられないが、中に入ると高級キャバクラ店のようなつくりで真っ赤な絨毯が一面に敷かれ、壁には本作に登場する「小悪魔ageha」のカリスマモデル達の写真が飾られ、多くの酒が並んでいる。座席につくと「竜が如く3」の映像が大型モニタと大音量スピーカーで放映され、かなりの迫力だった。
■ 渋谷が舞台のサスペンス・サウンドノベル「428 ~封鎖された渋谷で~」
・価格:7,140円 ・対応機種:Wii ・ジャンル:サウンドノベル ・プレイ人数:1人 ・開発元:株式会社チュンソフト 株式会社チュンソフトが贈るサウンドノベル最新作がプレイアブルで12台出展。10分の制限時間内でプレイできた。 渋谷を舞台にしたサスペンスが実写の映像で進行する本作。プレーヤーは200x年4月28日の1日をプレイすることになる。たった1日!? と思いきや、事件が5分刻みでめまぐるしく展開していく上に分岐も多いので、遊び応えは十分にありそうだ。実写は静止画だけでなく、渋谷でロケーションを敢行して撮影されたムービーが織り交ぜられていて、かなりの臨場感。ボーナスシナリオではアニメ調のものまで収録されている。 分岐を選択しながら物語を進めていくという、従来のサウンドノベルの流れを受け継いだ簡単なものになっているので誰にでも楽しめるだろう。Wiiリモコンになったことで、操作がよりしやすくなった印象を受けた。
ゲーム本編のシナリオは、サウンドノベル「忌火起草」の北島行徳さん、ゲーム音楽は「ALWAYS 三丁目の夕日」など数々の映画音楽で有名な佐藤直紀さん、キャストには「仮面ライダー剣」の「仮面ライダーギャレン」やTVドラマなどで活躍する天野浩成さん、ファッション誌のモデルや役者として活躍する中村悠斗さんなど、豪華なスタッフとキャストになっている。
■ 4人でのワイヤレス通信での協力プレイが楽しめた
・価格:5,040円 ・対応機種:ニンテンドーDS ・ジャンル:コミュニケーションRPG ・プレイ人数:1~4人 人気シリーズの最新作「ファンタシースターZERO」がプレイアブル出展。4人同時プレイが可能となっており、9セット36台の試遊台を用意。プレイ時間は15分程度となっており、数回の戦闘を経て、ボスのレイバーンを倒すまでが楽しめた。
基本的な操作方法は「ファンタシースター」シリーズと同じなので、ファンなら特にとまどうことはないだろう。DSならではの新機能ビジュアルチャットも試すことができたが、戦闘の合間にビジュアルチャットを送って、ほかの見知らぬ人と簡単にコミュニケーションがとれるのは便利だと感じた。そのほかの緊急回避やチャージ攻撃といった、本作から追加された新アクションも試すことができた。
■ その他の主力ニンテンドーDS出展タイトル
■ 「シャイニング・フォース フェザー」
・価格:未定 ・対応機種:ニンテンドーDS ・ジャンル:爽快シミュレーションRPG ・プレイ人数:1人 ユニットターン制のシミュレーションゲームながら、ヘックスやマス目がなく、キャラクタの持つMOVEゲージ分だけ移動などの行動ができる新しいシステムを導入。戦闘もコマンドを選んで結果を見るのではなく、フォースと呼ばれるゲージを消費してA、B、X、Yボタンに設定された技を出していくというアクション性のある特徴的なシステムだ。 他にも近くにいる味方と協力して戦闘する「コネクト攻撃」や「ユニオン攻撃」などが導入されている。今回のTGSバージョンでは10分ほどのプレイでクリアできた。
よくあるシミュレーションゲームと思ってプレイしてしまったため最初は少し戸惑ったが、少しプレイすると簡単に理解でき、スムーズに進められた。
■ 「無限航路」
・価格:未定 ・対応機種:ニンテンドーDS ・ジャンル:RPG ・プレイ人数:1~2人 セガ×プラチナゲームズプロジェクトが送る、壮大なスペースオペラが楽しめるRPG。一見するとシミュレーションゲームと間違えそうだが、コマンド選択による戦闘や惑星間を移動しながら出会ったキャラクタとの会話でストーリーが進展するあたり、間違いなくRPGと言える内容だった。
戦闘シーンはリアルタイムに進行するタイプで、時間の経過とともに回復するコマンドゲージを消費しながら攻撃していく形式となっている。相手のコマンドゲージ量から、3つのコマンドの3すくみ状態を考えてコマンドを選択するのがカギだ。攻撃時のアニメーションがやや冗長だったため、スキップできるようにするなどの改善を期待したい。
■ 「セブンスドラゴン」
・価格:未定 ・対応機種:ニンテンドーDS ・ジャンル:RPG ・プレイ人数:1人 プレイ開始直後に、プロデューサーの小玉理恵子氏とディレクターの新納一哉氏を模したキャラクタが登場する、ちょっと意表をついた演出がある体験版がプレイできた。 竜が世界の8割の世界を支配した滅びに瀕した星エデンを救うというストーリーで始まるRPG。FIGHTERやMAGEといったファンタジーでは定番のクラスのほか、SAMURAIやPRINCESSなどちょっと変わったものまで、8つのクラスから4人のキャラクタを作成してパーティーを組んで戦う。
クラスの特徴を生かしたさまざまなスキルを使用することで、戦闘を有利に進めることができる。過度な演出が少なく、テンポよくプレイできたのが好印象。
■ 「不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」
・価格:5,040円 ・対応機種:ニンテンドーDS ・ジャンル:ダンジョンRPG ・プレイ人数:1~2人(通信時に2人プレイ可能) RPGのファンなら言わずと知れた「不思議のダンジョン」シリーズの最新作。試遊台ではシナリオ冒頭のペケジとの再会イベントを見るか、いきなりダンジョンに入るかを選択することができた。
ダンジョンに入ってからは今までの「不思議のダンジョン」シリーズと同様、自動生成のランダムダンジョンをアイテムを集めながら進んでいく内容。ロードなどもまったくなく、快適にプレイすることができた。
■ セガブース出展タイトル
中でも「レッツタップ」は、Wiiコントローラーを使わないというまったく新しいプレイ感覚で注目を集めており、子供から大人まで楽しそうにプレイしていたのが印象的だった。
■ Wii リモコンを持たずに遊べる「レッツタップ」
・価格:5,040円 ・対応機種:Wii ・ジャンル:タップアクション ・プレイ人数:1人~4人 ・開発元:株式会社PROPE ソニックで有名な中 裕司氏が代表取締役社長を務める株式会社PROPEの意欲作「レッツタップ」がプレイアブルで3台出展。2台が「タップランナー」という「走る」、「歩く」、「ジャンプ」といったアクションで障害物をかわしながらゴールを目指す横スクロールアクションゲームで、3ステージ分プレイできた。残り1台が「ビジュアライザー」という反応のあるスクリーンセーバーのようなものになっている。 「ゲームを作り続けて25年。ついにコントローラを持たずに遊べるゲームを作ってしまいました」とコメントを出すほどの本作。「タップボックス」と呼ばれる箱(ソフトに2個同梱予定)やティッシュ箱などの上にWiiリモコンのAボタン面を下にして置き、箱をタップ(叩く)してプレイする。メニューなど全ての操作をタップ(箱を叩く)で行なえるようにしている。Wiiリモコンジャケットを使うとタップ感知が安定するそうだ。 「タップランナー」ではゆっくりタップすると歩き、早くタップすると走り、少し強くタップするとジャンプする。これを利用して、障害物をよけながら早くゴールするゲームで4人同時プレイが可能。タップはちょっと力が入ってしまうとジャンプしてしまうほど感度が高く、トントン相撲のような感じで軽くタップしつづけて走る動作をする必要があった。
「タップランナー」以外にもパズル要素を含んだ「サイレントブロックス」、シューティングゲームのように障害物をよけつつ敵を倒して進む「バブルボイジャー」など多くのモードが収録される。
PS3「龍が如く3」、PS3/Xbox 360「BAYONETTA(ベヨネッタ)」、Wii「涼宮ハルヒの並列」、Wii「ソニックと暗黒の騎士」、PSP「ガーネットクロニクル ~紅輝の魔石~」、PSP「初音ミク -Project DIVA-(仮称)」は映像出展のみとなっていた。 ■ セガパートナーズ出展タイトル セガブースに出展されていたセガパートナーズ出展タイトルを紹介。シューティングファンにはたまらないXbox 360「怒首領蜂 大往生・ブラックレーベル EXTRA」や奇抜な横スクロールシューティングPSP「零・超兄貴」など、多彩なタイトルが出展されていた。
他にもPS3/Xbox 360「RACE DRIVER GRID」、Xbox 360「シューティング ラブ。 200X」、Wii「ディズニー・シンク 早押しクイズ」などが出展されていた。
株式会社Genterpriseの「怒首領蜂 大往生・ブラックレーベル EXTRA」は縦スクロールのシューティングゲーム。プレイアブルでXモードが初披露となっている。12月25日発売予定。価格は7,140円。
ガンホー・ワークス株式会社の「零・超兄貴」は、横スクロールのシューティングゲーム。音声はiPodからの別音源でのプレイアブル出展となった。通常のショットやボムに加えて、メンズビームなる攻撃ができるところが超兄貴シリーズを感じさせてくれた。2009年初頭発売予定。価格は、通常版が6,090円、初回限定版が7,140円。
ガンホー・ワークス株式会社の「ミマナ イアルクロニクル」はオリジナルのRPG。多くのユーザーが慣れ親しんだベーシックな作りのロールプレイングゲームになっていた。11月27日発売予定。価格は6,090円。
セガブースでは、予約特典や限定版に同梱されるグッズなども展示されていたので紹介する。
□セガのホームページ http://sega.jp/ □「東京ゲームショウ2008」の出展情報ページ http://tgs.sega.jp/2008/ □「龍が如く3」のページ http://ryu-ga-gotoku.com/three/index.html □「428 ~封鎖された渋谷で~」のページ http://chun.sega.jp/428/ □「ファンタシースターZERO」のページ http://phantasystar.sega.jp/pszero/ □「シャイニング・フォース フェザー」のページ http://shining-force.jp/sff/ □「無限航路のページ」 http://mugen.sega.jp/ □「セブンスドラゴンのページ」 http://dragon.sega.jp/ □「風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」のページ http://chun.sega.jp/shirends2/ □「レッツタップ」のページ http://prope.sega.jp/letstap/ □「ブレイザードライブ」のページ http://blazerdrive.jp/ □「ソニック ワールドアドベンチャー」のホームページ http://sonic.sega.jp/SonicWorldAdventure/ □「BLEACH バーサス・クルセイド」のページ http://bleach.sega.jp/vs/ □「カルドセプト」のページ http://www.culdcept.com/ □「サンバ DE アミーゴ」のページ http://samba.sega.jp/ □「ファンタシースターポータブル」のページ http://phantasystar.sega.jp/psp/ □「怒首領蜂 大往生・ブラックレーベル EXTRA」のページ http://5pb.jp/games/div2/ddpdojblex/ □「零・超兄貴」のページ http://www.e-xtreme.co.jp/aniki/ □「ミマナ イアルクロニクル」のページ http://www.gunghoworks.jp/game/mimana/ □セガキャンのページ http://cam.sega.jp/ □CESAのホームページ http://www.cesa.or.jp/ □「東京ゲームショウ2008」のページ http://tgs.cesa.or.jp/ □関連情報 【10月11日】「東京ゲームショウ2008」セガブース、イベントレポートその3 クリエイタートークやアーティストのライブイベントなどを開催 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081011/sega3.htm 【10月10日】「東京ゲームショウ2008」セガブース、イベントレポートその1 期待の3プロジェクトの記者発表会を開催! http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081010/sega1.htm 【10月10日】「東京ゲームショウ2008」セガブース、イベントレポートその2 2日目もイベント盛りだくさん。「PSU」の追加アップデートも発表! http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081010/sega2.htm 【9月30日】セガ、「東京ゲームショウ2008」出展情報公開 昨年を上回る数のステージイベントを開催 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080929/sega.htm (2008年10月12日) [Reported by 菅原哲二 / 木原卓]
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