【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

【東京ゲームショウ2008レポート】

セガブースイベントレポートその2
2日目もイベント盛りだくさん。「PSU」の追加アップデートも発表!

「PSU」発売から2年が経ち、いよいよ追加アップデートの制作が発表された
10月9日~12日 開催予定(9日、10日はビジネスデイ)

会場:幕張メッセ1~8ホール

入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日)
    小学生以下は無料


 東京ゲームショウ2日目となった10日も、セガブースはイベント盛りだくさんの内容。期待の3タイトルのイベントが連続して行なわれた。

 本稿では、「ファンタシースターユニバース イルミナスの野望(以下PSU)」の追加アップデートというサプライズな発表もあった「ファンタシースターZERO」をメインに、演歌歌手のジェロさんが登場した「不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」、そして新ゲストが登場した「龍が如く3」の2日目のイベントの内容をお伝えする。


■ 「ファンタシースターZERO」イベント
  酒井氏が「ファンタシースター」シリーズのこれからを紹介

「ファンタシースター」シリーズプロデューサーの酒井智史氏
 「ファンタシースターポータブル」の大ヒットも記憶に新しい、セガの「ファンタシースター」シリーズ。2日目のセガブースでは、シリーズ最新作「ファンタシースターZERO」(以下、PS ZERO)に関するイベントが開催された。

 登壇した「ファンタシースター」シリーズのプロデューサー酒井智史氏は、はじめに「今日はシリーズについていろいろな情報を持ってきましたので、最後までお付き合いください」と挨拶。続けて「ファンタシースターポータブル」(以下、PSポータブル)の情報として、販売本数が70万本に迫る勢いと好調さをアピールするとともに、10月11日から東京ゲームショウ会場で先行配信されるダウンロードミッションの情報について、「今回のミッションは特殊なモンスターを探すマルチモード専用のミッションになります。特殊なモンスターの情報はほかのプレーヤーと協力することでより集めやすくなるので、明日ダウンロードした方は、お近くの方とマルチプレイで遊んでいただきたい」と紹介した。ダウンロードミッションは11日以降に、セガブース内中央付近でダウンロード可能になるので、「PSポータブルユーザー」は忘れずにセガブースを訪れたい。

 続けてWindows/PS2版「PSU」の現状についても言及。8月で運営開始から2周年を迎えたことや、9月からはWindows版のクライアントの無料ダウンロードを開始していることを報告した。続けて、「PSUをプレイされている皆さんに、今日は大発表を持ってきました!ついに追加アップデートの制作が決定です! 詳細な内容について今日は言えませんが、随時発表していきたいと思っていますので、こちらも楽しみにしていてください」と、嬉しそうに語っていた。このトピックスは、PS2版、Windows版両方の情報なのか、Windows版の情報なのかが気になるところではある。

 ここで、いよいよニンテンドーDS用のシリーズ最新作「PS ZERO」についての紹介を開始。タイトルについては「完全新作の『ファンタシースター』を作るにあたって、世界観やストーリー・キャラクターなどを一新しました。原点に戻るという意味を込めてタイトルを「ファンタシースターZERO」にしました」とコメント。続けてニンテンドーDSならではの要素として、ビジュアルチャットや、ワイヤレス通信/Wi-Fiでのマルチモードなどを紹介した。その中で酒井氏は、「Wi-Fiでは、フレンド、フリー、シングルの3つのモードがあります。フレンドでは、フレンドコードを交換した人とその友達の4人で、ビジュアルチャットを使った冒険が楽しめます。フリーでは、ビジュアルチャットではなく、定型文チャットによるコミュニケーションになります」とコメント。これによりWi-Fi上でのビジュアルチャットによる暴言や、せっかく作ったビジュアルチャットを知らない人にコピーされまくる、といった事態はなくなりそうだ。

 続けて「PS ZERO」ならではの戦闘システムについて、緊急回避とチャージ攻撃について紹介。「緊急回避では、アクション性が高まり攻撃をかわす楽しさが生まれました。チャージ攻撃では、攻撃ボタンをためて離すことで、フォトンポイントを消費し、フォトンアーツを放つことができます。チャージ攻撃はテクニックについても可能で、チャージすることで、範囲系になったり、威力の強いテクニックにすることができます」と紹介し、新たなアクション性が追加されていることをアピール。

 さらに「そのほかにも新たな武器カテゴリとして、シールドやガンスラッシュといったものを用意しています。シールドはフォトンポイントを使用することで攻撃をガードできます。ガンスラッシュは剣と銃が合体したタイプの武器で、近距離では剣、遠距離では銃として使用できます。もちろんレアアイテムも多数用意しており、武器をすべて合計すると350以上になりますので、こちらもご期待ください」と戦闘システムに関しての自信を伺わせた。

 最後に「そのほかにも、システムやエネミー、フィールドや、やり込み要素など、さまざまな要素を用意していますので、これからの情報にも期待してください」と酒井氏がコメントしたように、遊び甲斐が盛りだくさんの内容となりそう。これからの「PS ZERO」の情報に注目していきたい。

【スクリーンショット】

(C)SEGA


■ 「不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」記者発表会
  演歌歌手のジェロさんが主題歌「試練」を生歌で披露

演歌歌手のジェロさんと式会社セガ 執行役員 開発本部長 宮崎浩幸氏
主題歌「試練」を熱唱

 ニンテンドーDS用「不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」記者発表会では、株式会社セガ 執行役員 開発本部長 宮崎浩幸氏が登壇して本作の魅力を語った。

 「『風来のシレン』シリーズの中でも、最高峰との呼び声高い『風来のシレンGB2 ~砂漠の魔城~』の世界観やストーリーをベースにリニューアルし、ネットワークを使ったシステムやWii用「風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~」との連動など新要素が多く盛り込まれる本作。「絵は全て書き直しました。」と宮崎氏。

 スペシャルゲストとして、主題歌を歌う、演歌歌手ジェロさんも登壇。本作の主題歌の曲名が発表された。曲名はゲームタイトルにちなんで「試練」。さっそく、ステージ上でジェロさんが「試練」を生歌で華麗に歌い上げた。今回歌った「試練」は、できたばかりの未アレンジバージョン。今後アレンジが加えられる予定なので、未アレンジであるバージョンが聴けるのは本日限り。聴くことができた人はラッキーだっただろう。

 「新曲の『試練』は、強い思いを表現し、伝えられるので、歌っていて気持ちいいです。僕にとっての一番の試練は日本に行くことでした。日本でどうやって生活して、どうやって演歌を歌っていけるのか不安でした。演歌を歌えない時期もありました。そんな今までの苦労があって、今の僕がいます。」と新曲と自らの試練についてジェロさんは語ってくれた。

 11月13日発売。価格は5,040円。

【スクリーンショット】

(C)2001/2008 CHUNSOFT/すぎやまこういち


■ 「龍が如く3」イベント(2日目)
  「小悪魔ageha」のカリスマモデルがゲストに!

 初日の記者発表会と同様に、総合プロデューサー・名越稔洋氏が「龍が如く3」のゲーム紹介を映像を交えつつ行なった。

 初日との違いは、本作にキャバクラ嬢として登場する「小悪魔ageha」のカリスマモデルがゲストに登場したこと。荒木さやかさん、桜井莉菜さん、武藤静香さんの3人が登場し、ステージは一気に華やかに。3Dキャプチャやボイス収録時のエピソードを語ってくれた。

総合プロデューサー・名越稔洋氏と「小悪魔ageha」のカリスマモデル
(C)SEGA

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□チュンソフトのホームページ
http://www.chunsoft.co.jp/
□「東京ゲームショウ2008」の出展情報ページ
http://tgs.sega.jp/2008/
□「ファンタシースターZERO」のページ
http://phantasystar.sega.jp/pszero/
□「風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」のページ
http://chun.sega.jp/shirends2/
□「龍が如く3」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/three/
□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ2008」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□関連情報
【10月10日】「東京ゲームショウ2008」セガブース、イベントレポートその1
期待の3プロジェクトの記者発表会を開催!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081010/sega1.htm
【9月30日】セガ、「東京ゲームショウ2008」出展情報公開
昨年を上回る数のステージイベントを開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080929/sega.htm

(2008年10月10日)

[Reported by 菅原哲二/木原卓]



Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.