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会場:幕張メッセ1~8ホール
入場料:1,000円(一般/前売り)、1,200円(一般/当日)
本稿では、「ファンタシースターユニバース イルミナスの野望(以下PSU)」の追加アップデートというサプライズな発表もあった「ファンタシースターZERO」をメインに、演歌歌手のジェロさんが登場した「不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」、そして新ゲストが登場した「龍が如く3」の2日目のイベントの内容をお伝えする。
■ 「ファンタシースターZERO」イベント
登壇した「ファンタシースター」シリーズのプロデューサー酒井智史氏は、はじめに「今日はシリーズについていろいろな情報を持ってきましたので、最後までお付き合いください」と挨拶。続けて「ファンタシースターポータブル」(以下、PSポータブル)の情報として、販売本数が70万本に迫る勢いと好調さをアピールするとともに、10月11日から東京ゲームショウ会場で先行配信されるダウンロードミッションの情報について、「今回のミッションは特殊なモンスターを探すマルチモード専用のミッションになります。特殊なモンスターの情報はほかのプレーヤーと協力することでより集めやすくなるので、明日ダウンロードした方は、お近くの方とマルチプレイで遊んでいただきたい」と紹介した。ダウンロードミッションは11日以降に、セガブース内中央付近でダウンロード可能になるので、「PSポータブルユーザー」は忘れずにセガブースを訪れたい。 続けてWindows/PS2版「PSU」の現状についても言及。8月で運営開始から2周年を迎えたことや、9月からはWindows版のクライアントの無料ダウンロードを開始していることを報告した。続けて、「PSUをプレイされている皆さんに、今日は大発表を持ってきました!ついに追加アップデートの制作が決定です! 詳細な内容について今日は言えませんが、随時発表していきたいと思っていますので、こちらも楽しみにしていてください」と、嬉しそうに語っていた。このトピックスは、PS2版、Windows版両方の情報なのか、Windows版の情報なのかが気になるところではある。 ここで、いよいよニンテンドーDS用のシリーズ最新作「PS ZERO」についての紹介を開始。タイトルについては「完全新作の『ファンタシースター』を作るにあたって、世界観やストーリー・キャラクターなどを一新しました。原点に戻るという意味を込めてタイトルを「ファンタシースターZERO」にしました」とコメント。続けてニンテンドーDSならではの要素として、ビジュアルチャットや、ワイヤレス通信/Wi-Fiでのマルチモードなどを紹介した。その中で酒井氏は、「Wi-Fiでは、フレンド、フリー、シングルの3つのモードがあります。フレンドでは、フレンドコードを交換した人とその友達の4人で、ビジュアルチャットを使った冒険が楽しめます。フリーでは、ビジュアルチャットではなく、定型文チャットによるコミュニケーションになります」とコメント。これによりWi-Fi上でのビジュアルチャットによる暴言や、せっかく作ったビジュアルチャットを知らない人にコピーされまくる、といった事態はなくなりそうだ。 続けて「PS ZERO」ならではの戦闘システムについて、緊急回避とチャージ攻撃について紹介。「緊急回避では、アクション性が高まり攻撃をかわす楽しさが生まれました。チャージ攻撃では、攻撃ボタンをためて離すことで、フォトンポイントを消費し、フォトンアーツを放つことができます。チャージ攻撃はテクニックについても可能で、チャージすることで、範囲系になったり、威力の強いテクニックにすることができます」と紹介し、新たなアクション性が追加されていることをアピール。 さらに「そのほかにも新たな武器カテゴリとして、シールドやガンスラッシュといったものを用意しています。シールドはフォトンポイントを使用することで攻撃をガードできます。ガンスラッシュは剣と銃が合体したタイプの武器で、近距離では剣、遠距離では銃として使用できます。もちろんレアアイテムも多数用意しており、武器をすべて合計すると350以上になりますので、こちらもご期待ください」と戦闘システムに関しての自信を伺わせた。
最後に「そのほかにも、システムやエネミー、フィールドや、やり込み要素など、さまざまな要素を用意していますので、これからの情報にも期待してください」と酒井氏がコメントしたように、遊び甲斐が盛りだくさんの内容となりそう。これからの「PS ZERO」の情報に注目していきたい。
(C)SEGA
■ 「不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」記者発表会
ニンテンドーDS用「不思議のダンジョン 風来のシレンDS2 ~砂漠の魔城~」記者発表会では、株式会社セガ 執行役員 開発本部長 宮崎浩幸氏が登壇して本作の魅力を語った。 「『風来のシレン』シリーズの中でも、最高峰との呼び声高い『風来のシレンGB2 ~砂漠の魔城~』の世界観やストーリーをベースにリニューアルし、ネットワークを使ったシステムやWii用「風来のシレン3 ~からくり屋敷の眠り姫~」との連動など新要素が多く盛り込まれる本作。「絵は全て書き直しました。」と宮崎氏。 スペシャルゲストとして、主題歌を歌う、演歌歌手ジェロさんも登壇。本作の主題歌の曲名が発表された。曲名はゲームタイトルにちなんで「試練」。さっそく、ステージ上でジェロさんが「試練」を生歌で華麗に歌い上げた。今回歌った「試練」は、できたばかりの未アレンジバージョン。今後アレンジが加えられる予定なので、未アレンジであるバージョンが聴けるのは本日限り。聴くことができた人はラッキーだっただろう。 「新曲の『試練』は、強い思いを表現し、伝えられるので、歌っていて気持ちいいです。僕にとっての一番の試練は日本に行くことでした。日本でどうやって生活して、どうやって演歌を歌っていけるのか不安でした。演歌を歌えない時期もありました。そんな今までの苦労があって、今の僕がいます。」と新曲と自らの試練についてジェロさんは語ってくれた。
11月13日発売。価格は5,040円。
(C)2001/2008 CHUNSOFT/すぎやまこういち
■ 「龍が如く3」イベント(2日目) 初日の記者発表会と同様に、総合プロデューサー・名越稔洋氏が「龍が如く3」のゲーム紹介を映像を交えつつ行なった。 初日との違いは、本作にキャバクラ嬢として登場する「小悪魔ageha」のカリスマモデルがゲストに登場したこと。荒木さやかさん、桜井莉菜さん、武藤静香さんの3人が登場し、ステージは一気に華やかに。3Dキャプチャやボイス収録時のエピソードを語ってくれた。
□セガのホームページ (2008年10月10日) [Reported by 菅原哲二/木原卓]
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