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価格:3,990円
「まる書いてドンドン覚える驚異のつがわ式漢字記憶術」は、津川博義氏による漢字学習法を取り入れた漢字の学習ソフト。津川氏は'88年に「つがわ式英語記憶法」に基づいた「コロンブス学院」を開設し、現在では英語だけでなく資格試験などにも及ぶ塾に成長。インターネットや通信教育で多くの人々の指導を行なっている。同氏によれば「漢字の形は何となくは覚えているもの。たくさん覚えようとするからできないのであって、(漢字の) 1カ所だけ覚えればいいのです」ということで、漢字の中で1カ所だけ赤でマーキングをして、そこを意識的に覚えることで全体を記憶することができるという。 プレスカンファレンスは秋葉原のAKB48劇場で行なわれ、AKB48のメンバーが登場。生徒役として漢字を覚える事となった。イベント開始時は「“バラ”を書いてみて」と言われてもカンニングしなければ書けなかったメンバー達だったが、津川氏が登場し一通り教えたところ、メキメキと記憶していき、イベント終了時には、「憂鬱」、「滑稽」、「贅沢」、「軽蔑」、「袈裟」といった難度の高い漢字のテストに全問正解するメンバーも多く見られるまで成長した。「つがわ式」の記憶術の高い効果が実証されたイベントとなった。 “つがわ式”との出会いについてERTAINの小川氏は「学生時代から“ホイホイ勉強術”等をやってきたので、そういった勉強法に対する見る目はある。会社帰りに『つがわ式漢字記憶術』の本を手にしたのだが、ピンと来るものがあった」といい、購入して試してみると劇的に効果があり、翌日には部下に対して会議と称して“つがわ式”の漢字学習法を試したという。ここでも劇的な効果が得られ、「まちがいなく本物」という結論に達したのだという。同氏は「如何に瞬間的に記憶に焼き付けるのか。簡単で実践的で、誰もが劇的に効果がある」とアピールした。 「まる書いてドンドン覚える驚異のつがわ式漢字記憶術」には難しい漢字が多数収録されている。これらは6つのカテゴリー「基本」、「ビジネス」、「暮らし」、「常識」、「漢検」、「自慢」に分けられている。たとえば「暮らし」には日常生活や冠婚葬祭で使用される言葉などが収められており、「漢検」には4級から1級レベルの漢字が収録されている。ちなみに「自慢」には知っていると自慢になる漢字が収録されている。 記憶法は前述の通り漢字の一部に赤いマーキングを施し、記憶する。覚えた漢字はテストで再確認し、視覚的に判定結果が表示される。毎日の記憶状況については14段階の判定結果で現わされる。全ての漢字を覚えると、1,000問テストに挑戦可能。自己記録を更新すると画面にQRコードが表示され、携帯電話でこのQRコードを読み取り登録することで全国ランキングにも参加することができるようになる。
発表会では次回作として「基礎学習編」が2007年秋に発売されることが明らかにされた。漢字を覚えることが苦手な人は多いが、そういった人には注目のタイトルとなりそうだ。
(c)2007 ERTAIN Corporation. (c)Hiroyoshi Tsugawa 2007.
□ERTAINのホームページ (2007年6月27日) [Reported by 船津稔]
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