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【はじうお。(はじめてのウルティマ オンライン)】
価格:オープンプライス(実売約1,480円)
この企画は、「はじうお。」の発売に合わせて、新規ユーザーを掘り起こすために同社が実施している特別企画の第4弾。第1弾では“マスター・オブ・ラブ”の及川奈央さん、第2弾は“マスター・オブ・ウォー”のテレンス・リーさん、第3弾は“マスター・オブ・エクスペリエンス”の中谷彰宏さんと、いずれもその道の達人(マスター)が、EA本社を訪れ、「UO」プレーヤーによるプレゼンを観ながら、「UO」について語っている。 今回のテーマは、“マスター・オブ・コーディネート”として、ファッション誌「JJ」の専属モデルなどを務める東原亜希さんに、審査により選ばれたプレーヤーたちが“最高の着こなし”を提案するというもの。
参加するプレーヤーは前回までと異なり、最大5人までのチーム参加となっており、EA本社にはそのうち2人が訪問。残りのメンバーはプレゼンの時間帯にゲーム内にログオンして待機し、そこで協力するという、オンラインゲームらしいスタイルで行なわれた。
東原さんは「UO」未経験ということで、まずはEAのスタッフから「UO」の概要を紹介してから、参加者のプレゼンが始まった。 1組目は女性プレーヤーがリーダーを務める4人で、「春夏秋冬」をテーマに、各季節ごとの服装のバリエーションを紹介。“春”は花をイメージした明るい服装を着用し、披露する場所も花畑と服だけではなく全体の統一感へのこだわりを見せた。“夏”はもちろんビーチで水着ということで、水着に見えるコーディネートをし、デザインも夏らしい派手なカラーを使い分けていた。“秋”はハロウィンとして、女の子は杖と帽子などで魔女、男の子はモンスターという出で立ち。“冬”は雪景色に雪だるまを並べてファッションショーを展開。全員真っ白で統一し、さらにアイススティックを持たせながら、服装はオーバーオールやドレス、和風など各自異なるものを着用し、バリエーションの豊かさをアピールしていた。 2組目はゲーム内でショップを開いているという男性プレーヤー2人。2人ともプレイ歴が長く、1人は日本サーバーが設置される前からプレイしているという。プレゼンではその経験を生かして、“このゲームでは何ができるのか”を行動別、職業別、エリア別、年代別でコスチュームを用意。行動別では普段着から、ハウジングする際の作業着、街中を歩くとき、商売するとき、結婚式、さらにはインターネットラジオのパーソナリティをしているときの服装や、ゲーム中にいる有名人を真似した格好などを披露。と、ここまでで予定の時間の大半を使ってしまったため、ほかの題材をスキップして年代別へと突入した。日本サーバーが設置される前の'97年代、設置直後の'98年と進み、最後は今風(?)ということでメイド服で締めくくった。 3組目は男性プレーヤーをリーダーとして、男女2人ずつで構成された4人組。渋谷のように多くの人でにぎわう街中歩くためのオシャレな格好をして人の多いブリテインを歩き、家に帰ってからはユニクロのスウェットのようなゆったりした服装へと着替えるなど、現実の日常生活になずらえることで、「UO」を知らない人も理解しやすいところから展開。そこから一気にコスプレショップへと移動し、(ドラゴンボールの)ピッコロや(ワンピースの)ルフィー、新撰組など、こちらも現実のネタをうまく結びつけることで、東原さんの興味を引いていた。そして、このチームがゲーム内で運営しているという劇団の劇場へと移動。ここでは「桃太郎」や「赤ずきん」など劇団らしい衣装でメンバーが待機しており、リハーサル中の舞台を披露した。 最後は“TPOに合わせた服装を提案”をテーマにした女性がリーダーの5人組が登場。場所によりどんな人がいるかということで、まずはダンジョンには戦士、魔法に関するアイテムを売っているお店には魔法使い、鍛冶屋には鍛冶職人、酒場には酔っ払いの遊び人と、リーダーの行く先々で各メンバーが待機。続いて5人が1カ所に集まり、各自が無地の服装に着替え、いろいろな色で服を染められることを実演し、ドレスや帽子といった一般的なものから、鹿マスクや熊マスクなどのような珍しいものまで存在することを紹介していた。その後、5人全員でおそろいの格好をして教室に入って授業風景を演出し、最後は各自のゲーム中でのお気に入りの格好を披露し、さらに東原さんのキャラクタへの衣装プレゼントまで用意していた。 そして参加者全員が一旦会議室から退出し、東原さんによる審査が始まった。全員のプレゼンを見終わった東原さんは、「いつもはオーディションなどで審査されているのに、逆に審査する立場も緊張しますね」とスタッフの笑いを誘いながらも、自分で書いたメモを真剣に見つめ、まわりのスタッフからも意見を求め、時間いっぱいまで検討し、優勝者を決定した。 優勝は3組目の劇団チーム。その理由として「最初にイヤリングから入ったところで心をぐらっともっていかれました。女はアクセサリとかに弱いんですよ(笑)。その後、私の実生活に近いような服装を見せていただいて楽しませていただきました」とコメント。 他のチームについても「アクセサリ系でいったら1組目の帽子をアクセントにしていたのが、みんなで一体感みたいのがあって、さらに世界の中で日本ならではの春夏秋冬を生かしたものがすごい良かったです。2組目の方はランタン多すぎだろうと。ウェディングのときには持ちたくないよと思いました(笑)。でも短い時間で年代別を見せていただきましたし、最後のメイドさんがかわいかったです。4組目は説明がほんとに上手で、酔っ払いとかいろいろな人が登場し、その裏の顔を見せていただいたりと、とてもわかりやすかったです」と、各参加者の感想も話してくれた。
表彰式終了後に東原さんに「UO」の印象について伺うと「私はマメでこういうのが好きなので、すぐにはまれると思います。ぜひすぐにでもやってみたいです」とかなり好感を持った様子。ゲームの中で生かせそうなファッションのポイントとして「色に関しては、バラバラな色にせず、トータルで3色ぐらいに抑えて色を合わせるといい感じになります」とプレーヤーへアドバイスを送ってくれた。
(C) 2005 Electronic Arts Inc. Electronic Arts, EA, Ultima and the UO logo are trademarks or registered trademarks of Electronic Arts Inc. in the U.S. and/or other countries. All rights reserved.
□エレクトロニック・アーツのホームページ (2006年3月1日) [Reported by 滝沢修]
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