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米Electronic Artsは、現地時間の6月5日、現在正式サービスを展開しているMMORPG「Ultima Online」の拡張セット「Ultima Online: Mondain's Legacy」を正式発表した。発売日は8月30日を予定し、価格は未定。日本語版の展開についても近日中に発表される見込み。 年に1回のペースでリリースされているUOの拡張セットも今回でついに7つ目。拡張セット第6弾「Ultima Online : Samurai Empire」(邦題:「ウルティマオンライン 武刀の天地」)が、2004年11月発売だったことを考えると、今までにない短いスパンでのリリースとなる。 「Ultima Online: Mondain's Legacy」は、サブタイトルに初代「ウルティマ」のボス“モンデイン”の名を持ってきただけでなく、ストーリー上封印されているエルフを解禁するなど、「ウルティマ」ファンの存在を強く意識した拡張セットになっている。過去の拡張セットでは、UOファンあるいは日本のユーザーを意識した内容の追加が目立ったが、本家本筋の「ウルティマ」ファンにアピールするというのは新しいアプローチといえる。 中でも、人間以外の新しい種族がプレーヤーキャラクタとして選択できるのは、UO史上初のケース。ここ数年、パラディン、ネクロマンサー、侍、忍者など、クラスやスキル、アビリティに注力していたことを考えると、これは大きな軌道修正だ。ドワーフ、ホビットについては言及がないが、今後の方向性としてこれら種族が追加されることもあるのかもしれない。ともあれ「Mondain's Legacy」においてプレーヤーは、新しくエルフとしてブリタニア世界に降り立つことができるようになる。
新種族エルフの実装に合わせて、エルフの街や新しい敵、ダンジョン、スキル、クエストシステムなどが追加される。細かいところでは、家のストレージの容量が20%拡大される。日本でも発表会が予定されているので、具体的な情報については追ってお知らせするつもりだ。
□エレクトロニック・アーツのホームページ (2005年6月6日) [Reported by 中村聖司]
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