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ナムコ、PS2「ソウルキャリバーIII」
神の遣いに勝利せし男、百剣の武王オルカダン登場

11月23日 発売

価格:7,140円

 株式会社ナムコは、11月23日に発売を予定しているプレイステーション 2用剣劇対戦アクション「ソウルキャリバーIII」の最新情報を公開した。

 対戦格闘ゲームとしては異例とも言えるプレイモードの多彩さも特徴である「ソウルキャリバーIII」。これまでに「バトルアリーナモード」、「ロストクロニクルズモード」、「キャラクタークリエーション」の3モードは紹介してきたが、今回は「ワールドコンペティションモード」、「プラクティスモード」、「ミュージアムモード」を中心に、新たに登場が明らかとなった「ソフィーティア」と「セルバンテス」、「オルカダン」のプロフィールも併せて紹介していく。

 「ワールドコンペティションモード」は、初級者から上級者までが世界の仮想強豪達と闘い、世界の頂点を目指すモード。対戦の競技性を重視するために「カスタムキャラクター」の使用と武器の特殊能力を排除しているので、純粋にプレーヤーのテクニックが問われるということになる。

 「VSコンペティション」では、対人戦を盛り上げるためにトーナメント及び、リーグによる大会を簡単に行なうことができる。こちらのモードも「ワールドコンペティション」と同様に、競技性を重視しているためプレーヤーの腕前が勝敗を決するものとなっている。

【「ワールドコンペティション」】
ツアーは12回の大会で構成されており、全ての大会で優勝し12連覇をすることが主な目的。また、大会連覇を続けることで獲得できる連覇ボーナスと呼ばれるものもあり、より多くのボーナスを獲得するという自己記録にチャレンジすることもできる
【「VSコンペティション」】
簡単な大会設定だけでゲームを開始できるので、対戦大会や対戦パーティーを素早く気軽に行なうことができる。プレーヤーの人数が少ない場合は、CPUがプレーヤーの相手となる


 練習を行なうために重宝するのが「プラクティスモード」。このモードには、ゲームの基礎から応用までを実際に操作して学ぶ「チュートリアル」、相手の状態を自由に設定して、技を覚えたり、コンボの練習を行なうことができる「フリートレーニング」、システム用語から対戦で使われる用語などをまとめた「用語集」の3つのモードが用意されている。

 そして、獲得した要素を確認できる「ミュージアムモード」も収録されている。グラフィックやムービー、未公開のイラストなどを見ることができる「アートギャラリー」、CPU同士の対戦を鑑賞できる「バトルシアター」、演武を鑑賞できる「エキビジョンシアター」、各キャラクタのプロフィール、ステージのプロフィールを鑑賞できる「キャラクタープロフィール」、イベントシーンやエンディングを見ることができる「イベントリプレイ」が用意されている。このモードは対戦を楽しむモードではないが、ファンにはうれしい、充実した内容となっている。

【「プラクティスモード」】
「チュートリアル」は初心者のためのモードではあるが、対戦で役に立つマニア向けの情報もデモ付きで解説してくれるので、上級者も一度は見ておくといいだろう。そして、気になるのは師範と呼ばれる「オルカダン」であるが、彼(?)はエッジマスターということなのだろうか
様々な角度から技の研究を行なうことができる「フリートレーニング」。満足できるまでとことんやり込みたい人にはもってこいのモードではないだろうか ゲーム中をプレイしててわからない言葉があったら「用語集」でチェック
【「ミュージアムモード」】
「ソウルキャリバー」をより楽しむための「ミュージアムモード」。ラフスケッチなどのレアな資料も観覧することができるとのことで、ファンならずとも必見



■ ソフィーティア (Sophitia) -守護者の剣光-

 年齢:25歳
 出身:オスマントルコ帝国/アテネ
 身長:168cm
 体重:教えてくれない
 生年月日:3月12日
 血液型:B型
 使用武器:ショートソード、スモールシールド
 武器名:オメガソード、エルクシールド
 流派:聖アテナ流

 ソフィーティアは、オストラインスブルク城付近で出会った妖しい緑装の少女の言葉に、故郷への道を急いでいた。

 「この地には、もう邪剣はないよ。……それより、あたしはあなたの子供達と遊びたいな?」帰郷したソフィーティアは、家族の無事を知って胸を撫で下ろす。しかし、安心はできない……。迷いを感じた彼女は、鍛冶神ヘパイストスの神殿へ向かった。

 だが、神殿で彼女を待っていたのは他ならぬあの緑装の少女であった。数合の武器の撃ち合いの末に少女は去っていく。そして、ソフィーティアは守るべき者のために、災厄は元から絶つ決意を固める。彼女の瞳には、未来を照らす希望の光が映っていた。

■ セルバンテス (Cervantes) -傲岸なる海の魔王-

 年齢:48歳で止まっている
 出身:スペイン王国/バレンシア
 身長:177cm
 体重:80㎏
 生年月日:1月1日
 血液型:なし
 使用武器:ソウルエッジ(ロングソード型)、短銃剣
 武器名:ソウルエッジ(♀)、ニルヴァーナ
 流派:ソウルエッジの記憶

 体内に埋まる邪剣の欠片の効用により、自らの意思を保つことに成功したセルバンテスだったが、ある嵐の晩、突然に「もう一本の邪剣」の気配が絶たれるという事件が起こる。

 すると、四肢の末端や皮膚が、少しずつ崩壊を始める。このままでは、再び黒焦げた死体に戻ってしまうだろう。そこへ、自らを「邪剣の使者」と名乗る緑装の少女が現れる。彼女の話によれば、邪剣に相対する存在が、ソウルエッジを封印したのだという……。利害の一致などという下らぬ関係に縛られるつもりはないが、邪剣の敵を破壊する以外に、自らの命を救う方法はない……。

 魂への妄執を燃え上がらせ、セルバンテスはエイドリアン号の舵を切る。その舳先は、嵐にうねる海原へと向けられていた。

■ オルカダン (Olcadan) -百剣の武王-

 年齢:不明
 出身:不明
 身長:176cm
 体重:79㎏
 生年月日:不明
 血液型:不明
 使用武器:全て
 武器名:なし
 流派:全て

 神話の彼方へと忘れ去られたその時代。あらゆる武術に通じる男として、広くその名を知られたオルカダンは、神の遣いと戦い、これを討ち取った。

 だが、彼は神の怒りを買って呪いを受け、頭部が梟へと変化する体となる。そして、祟りを恐れた呪術師たちの奸計にはまって捕獲され、地の底の古い遺跡へと放り込まれた。出口もなく、時も流れぬ迷宮の中で、彼は諦めとともに長い眠りにつくが、突如起こったイヴィルスパームの影響によって、外の世界へと再び舞い戻る。

 この時代の習わしを学ぶと、彼は、イヴィルスパームの力こそがこの時代の最強の力と考え、それを倒すため、再び地下迷宮へと籠もり、鈍った戦闘感覚を磨く修練に入った。


【古都トレド・灼炎の画廊】

 マドリード遷都を経て、スペインの都としての機能を終えたトレドだが、今も人々の精神活動の中心地として賑わいを見せている。街の一等地に建つこの屋敷は、ナイトメアが起こした虐殺事件を個人的に追う、ある豪商のものである。独自の調査を重ね、事件に関する記録や証言を集めた彼は、さる高名な画家をやとって情報を元に絵を描かせ、ナイトメアの肖像に近いものを完成させていたという。

 だが、彼は知りすぎてしまったのかもしれない。不審火の犠牲となった屋敷は今、激しく燃え上がっていた。貪欲なる炎が何もかも呑み込んで行く。数刻のうちには全てが灰燼に帰すだろう……。

 事の後、火付けの噂が流れたのも無理なからぬことである。だが流言飛語に紛れて、炎の中に人の姿を見たという証言を信じる者は少なかった。大鎌を持つ男、あるいは炎の中へ飛び込んで行ったという勇敢な女剣士の噂は、案外真実に近いものだったかもしれない。

【クンペトクー神殿廃虚】

 砂漠の地下で人知れず破壊神パルギアを奉じる邪教の一派があった。だが、長きに渡り歴史の中で暗躍を続けた邪教の神殿も、今は無惨な廃虚と成り果てている。大神官クンペトクーが愚かにも神と同列の力を求めたために、神託を受け、自らが生み出したアスタロスによって破壊されてしまったのだ。

 かのゴーレムの真の主は創造主である大神官ではなく、ギリシャではアレスと呼ばれた破壊神、大いなる怒りのパルギアなのである。吹き荒れる神の怒りから、かろうじて逃げ延びることができたのは、極々一部の者だけであった。全てを見守ってきた異形の像は沈黙を守り、その崩れた姿を廃虚に訪れる者の前に晒すばかりである……。


【スクリーンショット】
カサンドラ ジークフリート ソフィーティア
セルバンテス オルカダン
ミナ1Pカラー オルカダン1Pカラー セルバンテス1Pカラー
マキシ1Pカラー ザサラメール2Pカラー タキ2Pカラー
雪華2Pカラー ミナ2Pカラー ティラ2Pカラー
ナイトメア2Pカラー キリク2Pカラー 御剣2Pカラー
ソフィーティア1Pカラー カサンドラ2Pカラー
アイヴィー2Pカラー ヴォルド2Pカラー


(C) 1995 1998 2002 2003 2005 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://namco-ch.net/
□「PROJECT SOUL offcial site」のページ
http://www.soularchive.jp/
□「ソウルキャリバーII PLAYERS GUIDE」のページ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/rensai/sc2/
□関連情報
【9月18日】ナムコブースイベントレポート その2
「SCIII」オープニング初公開、対戦大会を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050918/sc3.htm
【9月16日】「東京ゲームショウ2005」ナムコブースレポート
ついに姿を現した「ソウルキャリバーIII」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050916/sc3.htm
【8月26日】発売日も決定! ナムコ、PS2「ソウルキャリバーIII」
様々な状況での戦いを楽しむ「バトルアリーナモード」を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050826/sc3.htm
【7月29日】ナムコ、PS2「ソウルキャリバーIII」
戦略シミュレーションと対戦格闘の融合「ロストクロニクルズモード」を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050729/sc3.htm
【6月24日】ナムコ、PS2「ソウルキャリバーIII」
キャラは自らが作る「キャラクタークリエーション」を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050624/sc3.htm
【5月27日】ナムコ「ソウルキャリバーIII」、4キャラが新たに参戦!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050527/sc3.htm
【5月22日】E3 2005 ナムコブースレポート その2
PS2「ソウルキャリバーIII」を徹底レポート
プロデューサー・世取山氏に「SCIII」について聞く
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050522/e3_na2.htm
【5月19日】PS2「ソウルキャリバーIII」、PS2「アーバンレイン」、PS2「MotoGP4」、
PSP「Bounty Hounds」など、秀作ぞろいのナムコブース
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050519/e3_na1.htm
【4月28日】ナムコ、PS2「ソウルキャリバーIII」
前作より5人のキャラクタが参戦決定!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050428/sc3.htm
【3月25日】ナムコ、3人の新キャラクタと共にPS2に登場!
PS2「ソウルキャリバーIII」2005年に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050325/sc3.htm

(2005年9月30日)

[Reported by 志賀康紀]



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