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会場:Los Angeles Convention Center
■ 「ソウルキャリバーIII」
もう1つは対戦モード。こちらでは御剣、そしてティラが使用可能となっていた。霞構えからしゃがんで回避ができたり、いくつか新技が見られた御剣だが、2Pコスチュームは白が基調のものになっていた。また、新キャラとして期待がかかるティラは、新体操の動きをモーションキャプチャに取り入れているということもあり、飛んだり跳ねたり走ったりと、なかなかユニークなキャラクタ。傾向としてはタリムをさらに中距離メインにしたと思われるが、リングブレードの動きは幻惑にも充分な効果を発揮しそう。 ゲームシステムとしては、基本的に「II」を継承したものになりそうだ。横斬りを縦斬りで潰すブレイク、自由にフィールドを動き回れる8Way Run、A+B+Kでのソウルチャージ、6G、4Gでのガードインパクトなど、前作にあったものはほぼ踏襲されている。ひっきりなしにプレイされていたため、それほど細かな検証ができていないが、前作を楽しめたプレーヤーには確実に楽しめるテンポのよさ、そして操作感を兼ね備えたタイトルになっているだろう。会場内で上映されていた映像には雪華、ザサラメール、タキ、ヴォルド、ラファエル、アイヴィー、アスタロスなどの姿もあり、新技と思しきものなども散見された。
■ 「アーバンレイン」
さらに、R2ボタンを押しながら別のボタンを押すことで、パートナーキャラクタを近くに呼び寄せたり、パートナーキャラと操作を交代することができるようになっているのがユニーク。シングルプレイでは「リー・シュンイン」、「ブラッド・ホーク」ら5キャラがセレクターに現われ、プレーヤーキャラとパートナーを決定すると、3ステージのいずれかで遊ぶことができるようになっていた。 基本的にはボタン連打で3発程度のコンビネーションが繰り出せ、最後は浮かせ技になっているので空中コンボを狙うというシンプルなものなのだが、そこにダブル攻撃や特殊攻撃などを組み合わせることができ、爽快感が高まってくる。特殊攻撃は発動直後無敵時間があるようで、ピンチの時には役に立ちそう。さらには、敵の攻撃をカウンターでかわすことで、スピーディな横への回避から反撃したりが可能。空中コンボは投げ技を組み込むことができたり、オマケに敵が武器を持っている時に攻撃をヒットさせると、武器を落とすのだが、その落下中に攻撃をあてると武器を飛ばすことができる。また、壁を使った三角蹴りから攻撃を繰り出したり多彩なアクションもできるため、コンボの可能性はかなり高い。当然、武器を拾っての攻撃も可能。 何しろ、操作が非常にスムーズで、「鉄拳(素手)」、「ソウルキャリバー(武器装備中)」のモーションをたくみに利用したものであるとはいえ、そのスピード感、そして背後を取られた際の自動攻撃方向変更など、多人数を相手にするアクションゲームとしてのチューニングに優れたものを感じた。レスポンスがよく、前述のように囲まれても特殊な攻撃で脱出できるという救済策が用意されているからか、敵の攻撃を短時間で多数もらってしまうと、あっという間に軽く気絶状態になってしまい、大ピンチに陥る。その緊張感と、簡単操作で豪快な技をリズムよく繰り出せるテンポ感が心地いいタイトルになっていた。
■ 「みんな大好き塊魂」
また、「みんな大好き塊魂」ではイトコやハトコでのプレイも可能。ただし、王子との能力差はないので、気に入ったキャラクタでプレイしてほしい、ということなのだろう。ブース入口には巨大な塊のオブジェも展示され、一層気合を感じさせる本作。前作よりもさらに画面上に表示されるオブジェクトの数が増え、プログラム的にも改良されていることは間違いない。塊が大きくなっていくと得られる逆転感覚は健在で、スピーディなプレイが楽しめそうだ。
■ 「MotoGP4」
「MotoGP4」の特徴はほかにもある。豪快なクラッシュシーンが連続して起こる映像が上映されたが、前作までは転倒するのは自分のミスのときだけだったはずが、プレッシャーをかけて前走者を追いかけることにより、他のライダーも転倒するようになっているようなのだ。これは「R:Racing Revolution」で採用された「プレッシャー」の概念を継承するものだと思われる。よりダイナミックなレースシーンが楽しめることだろう。日本での発売をぜひ期待したいタイトルの1つ。
■ 「Bounty Hounds」
3Dマップの中を進み、敵と戦って先へ進んでいくというオーソドックスな作りのアクションゲームだが、グラフィックはなかなか美麗なものになっている。まだ、開発度は低いと思わせるところがいくつかあったが、PSPでオリジナルタイトルを投入する予定があるのは非常にうれしいことだ。2005年夏発売予定。このタイトルは国内リリースが決定した。
□ナムコのホームページ http://www.namco.co.jp/ (2005年5月19日) [Reported by 佐伯憲司]
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