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ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
世界観が徐々に明らかに

10月21日 発売予定

価格:7,140円

 株式会社ナムコのプレイステーション 2用3Dフライトシューティング「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー(ACE5)」。10月21日、7,140円で発売されるこのタイトル、今月の情報はインタラクティブデモ、そして「ACE5」の世界を構築するいくつかの新情報だ。

 ミッション数は30以上、ストーリー展開を楽しめる「キャンペーンモード」は難易度の変更が可能。そして気軽に遊べる「アーケードモード」も搭載。前作「AC04」で初搭載され好評を博した無線通信は、英語、日本語2タイプが26,000以上収録されているという。収録戦闘機は50種類以上。明らかに前作よりもボリュームを増していることがうかがい知れる。


■ メインストーリーのおさらいと物語上重要なキーワードを解説

【STORY】

 大海を隔てて相対する“オーシア連邦”と“ユークトバニア連邦共和国”。両国は常に互いを「仮想敵国」として軍備拡張と勢力拡大を競い合ってきた。

 2つの国を隔てるセレス海の孤島・サンド島。事件はサンド島の碧く輝く空で起こった。9月23日、オーシア国防空軍のバートレット大尉率いる飛行中隊が訓練中に国籍不明機に遭遇、一方的な銃撃の下に交戦状態へと陥った。結果8名の飛行士と訓練生達が不明機の砲口に散り、急遽若いパイロットを加えた小隊を結成、サンド島の空域を警戒する為に配備された。

 翌9月24日、またしても国籍不明機が出現。スクランブルで上がっていくたった4機の小隊。公式記録には残らない――“THE UNSUNG WAR”が、ここに幕を開ける。

・アークバード(Arkbird)

 オーシア連邦保有の大気機動宇宙機。'80年代に策定されたSDI(戦略防衛構想)計画を母体とするが、冷戦終結後、オーシア・ユークトバニア両国の国際宇宙開発計画の一部に転換。共同建造された。就航後は地上に降りることなく軌道上を周回しており、物資や人員の補給は単段シャトル(SSTO)を用いて行なう。それゆえ厳密には衛星に区分されるが、大気圏上層に降下し軌道面を大きく変更する「大気利用軌道変換」を可能とするため、従来の宇宙圏プラットフォームにはない、高い自由度を確保している。

【アークバード】
巨大な翼が特徴。周囲に位置する戦闘機と比較するとその巨大さが伝わってくる

・空母ケストレル(OFS Kestrel)

通信情報艦アンドロメダ
 オーシア国防海軍・第3艦隊所属。OFSとはOsean Federation Shipの略。'91年7月29日にヒューバート級7番艦としてオーシア海軍からニューポート・サーゴ造船所が建造契約を受けた。'99年2月オーシア海軍に引き渡され、その1カ月後、'99年3月27日に就役。2010年9月27日セント・ヒューレット港停泊中、ユークトバニアの宣戦同時攻撃に巻き込まれる。随行艦のひとつとして通信情報艦アンドロメダがある。

【空母ケストレル】
下段中央の人物がニコラス・A・アンダーセン(Nicholas A Andersen)。日本語CVは青野 武氏。オーシア国防海軍・第3艦隊の空母ケストレルの艦長。老練な采配でケストレルを指揮。乗組員が絶対的信頼を寄せる、雌伏の人。下段右のF-14のそばにいるのがマーカス・スノー(Marcus Snow)。日本語CVは乃村 健次氏。オーシア国防海軍・第7空母航空団・第206戦術戦闘飛行隊の分隊長。空母ケストレルの艦載機パイロット。自らを厳しく律し、愛する者を守る為に戦う。熱き求道者。

・バセット宇宙基地(Basset Space Center)

 オーシア大陸赤道に位置するマスドライバー基地は、冷戦後のオーシア・ユークトバニア国交正常化の足がかりとして掲げられた「恒久的宇宙ステーション建設計画」を推進するため、両国共同で建設されたものである。従来の固体燃料ロケットを主体とした往還手段に変わり、全長12kmに及ぶ長大なリニアカタパルト(電磁力を応用した比較的低コストな物資移送手段)を用いて物体を軌道上に打ち上げるため、大きな曲線を描いた様な構造となっている。強力な加速力を得るため打ち上げる物資のほとんどは無人であるが、単段シャトル(SSTO)のロケットを併用することにより、人員の輸送も可能である。
バセット宇宙基地
天に向かって伸びるリニアカタパルトが特徴の基地

・オーシア連邦首都「オーレッド」(Oured,Osean Federation)

 オーレッド湾に面したオーシア東南部に位置する都市。人口約765万人(2009年現在)を有するオーシア連邦最大の都市で バートン、グレノン、ストックハム、リンゼイ、ラインハート、エヴァーソールの6つの行政区に構成されている。オーシア大統領官邸「ブライトヒル」が所在する。


■ 大胆な視点操作を可能にした発艦デモ

 「AC04」でも艦上での離発着が行なわれていたが、今作ではその発艦デモシーンにおいて右スティックでの視点操作が可能になっている。発艦シーケンスの再現性と、戦闘機はもちろん甲板上のクルーの動きなどに注目してみたい。

【発艦シーン】
クルー同士の会話の様子や、僚機の発艦シーンなども見える。艦橋の造形も細かく、リアリティに富んでいる

■ 着艦シーンに見える機体モデルの進化

空母に近づくA-6イントルーダー
 かたや着艦シーンは自分で操作する。今回紹介するのはそのリプレイデモになっている。ここで確認して欲しいのは、前作からさらに進化した機体モデルの作りこみ具合だろう。ランディングギアはもちろん、エアブレーキやフラップ類もすべて可動する。こういった当たり前のことがきちんと再現されているのは非常にうれしいことだ。

【着艦シーン】
ランディングギアの造形はもちろん、ハッチ類など細かく作られている。フラップの類も当然可動する。当たり前のことがちゃんと再現されているのはうれしい

■ 新規登場機体を紹介

 50種類以上登場することが明らかになった戦闘機群。メジャーなものから試作機まで、バラエティに富んだ機体セレクトが行なわれているようだ。前作でも登場していたものもあるが、今作ではよりこだわりを持ったモデリングが成されているほか、カラーリングも変更されている。その違いを確認してみるのも楽しいだろう。

【F-4E】
斜めに下がった水平尾翼が特徴的な多用途戦闘機。比較的大型の機体にジェットエンジンを2基搭載して機動性と航続距離を両立させている。量産開始から40年近くを経て設計の古さは否めないが、現在でも作戦使用し得る複座(2人乗り)機
【F/A-22A】
非常に特徴的な角張った主翼/尾翼と、推力偏向ノズルを備える。マッハ2を超える最高速度や、アフターバーナーによらない音速飛行、高い機動性で過去の機体を圧倒する最新鋭のステルス(敵のレーダーに映りにくい特殊技術)戦闘機
【MiG-21bis】
軽量・小型の機体に大きなエンジンを配し、優れた上昇加速性能や機動性を持つ。小型の機体のため、武器や燃料の搭載可能量が低く、攻撃力や航続距離に弱点を抱えるが、マッハ2を超える最高速度など実用十分の性能を持つ。デルタ翼が特徴
【X-29A】
実験的に開発された前進翼機。特徴的な前進翼(前方へと突き出す形の主翼)は低速度域での操舵性に優れると言われているが、主翼付け根に力が集中するためにかなりの強度が必要であることや、旋回時の安定性が低いなどの難問も多い
【YF-23A】
薄い機体と斜めに突きあがった垂直尾翼が特徴的な戦闘機。F/A-22A同様のアフターバーナーによらない音速飛行などの能力を持ち、レーダー波の反射を防ぐエアインテークダクトなどの効果により、ステルス性能ではF/A-22Aを凌ぐ

※画面は開発中のものです。
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Produced under a license from Northrop Grumman Systems Corporation.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□「エースコンバット」シリーズオフィシャルサイト「ACES WEB」
http://www.acecombat.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://www.namco-ch.net/
□製品情報
http://www.namco-ch.net/acecombat5/
□関連情報
【7月29日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
機体進化、そして待望の空中給油が実現
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040729/ac5.htm
【6月25日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
ついに僚機操作の詳細が明らかに
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040625/ac5.htm
【5月28日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
スタッフのコメントつき新画像公開!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040528/ac5.htm
【5月16日】「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」スタッフインタビュー@E3
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040516/ace.htm
【5月16日】ナムコ、「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」E3公開ムービーを掲載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040516/ac05.htm
【5月15日】【E3 2004ブースレポート】
ナムコブースはプレイアブルタイトルが充実
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040515/nam.htm
【4月16日】PS2「エースコンバット5」動画を公開!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040416/ace5.htm
【4月15日】ナムコ、「エースコンバット」シリーズ公式サイト「ACES WEB」において「ACE5」の動画を配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040415/ace5.htm
【3月26日】「エースには誰も追いつけない。」ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」を発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040326/ac5.htm
【2002年10月30日】東京国際CG映像祭に
ゲームクリエイター多数登場
「F-ZERO GC/AC(仮称)」最新映像公開!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021030/tig.htm

(2004年8月27日)

[Reported by 佐伯憲司]


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