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ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
ついに僚機操作の詳細が明らかに

10月 発売予定

価格:未定

 発売日が10月と発表された株式会社ナムコのプレイステーション 2用3Dアクションシューティング「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー(ACE5)」の最新情報をお届けしよう。

 今回明らかになったのは、4機編隊で行動する僚機への指示系統=ウイングマンコマンドについて。本作のコンセプトは“仲間”。所属部隊の仲間とともに、編隊の要として活躍している感覚を実現すべく、導入された新要素がこれ。プレーヤーにとって前作と一番異なる部分と思われるこの要素だけに、気になっていたユーザーも多いはず。その詳細に迫ってみよう。

F/A-18E Super Hornet JAS-39C Gripen
MiG-31 Foxhound Tornado GR.1

■ 僚機との連携を常に考えたプレイが必要

プレーヤーは編隊の指揮を任されることになる

 僚機の存在を抜きには本作は語れない。その僚機をどう扱うか、僚機に関してプレーヤーはどう介入できるのかをシーンごとに説明していこう。

○出撃前

異機種での編隊構成も十分ありえる。作戦目的をしっかり把握しておけばOK
 ハンガーにおいて、どの機体を僚機に割り当てるかを選択できる。ブリーフィングで与えられた情報から、機体ごとに異なる特殊兵装を考慮に入れつつ、適切な機体の組み合わせを選ぶ必要が出てくるだろう。

 例えば、「敵戦闘機がたくさんいるらしい」となれば、「全機長距離空対空ミサイルを搭載したF-14にしよう」とか、「対地攻撃ミッションだから自分と2番機は小弾頭ディスペンサーを付けたTornadoで出撃。敵戦闘機も予想されるので、3番機・4番機は高機動ミサイルを搭載したSu-37で出撃させよう」とか、「敵に気づかれてはいけない奇襲爆撃ミッションだから、ステルス攻撃機F-117で出撃」といった感じになりそうだ。

○ミッション中

刻々と変化する状況をうまく把握し、自機に降りかかってくる危険などに対処する必要がある
 いざミッションに突入した後は、刻一刻と変化する状況の中で、リアルタイムに僚機のとるべき行動を指示することが肝要。“攻撃に専念させるべき”とか、“自機を守らせるべき”とか、“特殊兵装を積極的に使わせるか”といった状況判断に応じて、適宜僚機へと行動を指示するウイングコマンドの出番となる。

 具体的には「後方から多数の敵戦闘機に追尾されている! ここは僚機に迎撃させよう」とか、「前方の地上に位置する敵は耐久力が高い上に反撃も激しいので、僚機が搭載している特殊兵装を惜しみなく使わせて、短時間で破壊しよう」とか、「敵の攻撃が激しいが、このミッションはボスが現れるはずなので、今は特殊兵装は温存しよう」といった具合。

 こういった戦況判断には前作から取り入れられている無線交信の要素も非常に役に立つ。チームメンバーの通信内容をこまめに聞くことで、リアルタイムにそれぞれの僚機の状態や、敵機の位置などを把握できる。これは「エースコンバット」ならではの臨場感を演出するとともに、非常に重要な情報源となるわけだ。

無線で仲間が状況を知らせてくれる。臨場感を感じさせてくれるとともに、ゲーム進行がリアルタイムで進んでいることを思い出させてくれるだろう

・方向キーを使ったコマンドの実際

【ウイングマンコマンド】
 E3レポートをご覧になった方には写真を凝視できればどういった操作で指示を出すのかはおわかりいただけていたと思うが、今回改めてウイングマンコマンドの操作について解説しよう。

 方向キーの上下、左右の入力を使って、リアルタイムに僚機へと指示を出すことができる。

・前方攻撃……僚機の攻撃をプレーヤー機前方へと集中させる。
・援護……主にプレーヤー機の援護を行なう。
・分散攻撃……僚機それぞれが自由に戦闘行動を行なう。
・特殊兵装の使用(ON/OFF)……僚機各機体の特殊兵装の使用/不使用を切り替える。

前方攻撃 援護
分散攻撃 特殊兵装の使用

○ミッション終了後

 今作は自分の機体だけでなく、僚機の機体も購入していく必要がある。どんどん熾烈になっていく戦況に応じて、こちらも機体のバリエーションを増やしたり、兵装に応じた機体チョイスが必要になってくるというわけだ。


■ 登場キャラクタプロフィール紹介

 「エースコンバット」シリーズといえば、前作もストーリーテリングにおいて際立っていたのが、ムービーシーンと無線による会話によるキャラクタ立ての巧みさといえるだろう。今作でな3Dグラフィックスへと変更されたムービーシーンにおいてストーリーが主に語られることになる。

 ここでは、主人公であるブレイズの仲間たちを中心に登場キャラクタとプロフィールを紹介しよう。

 
ジャック・バートレット
Jack Bartlett
ケイ・ナガセ
Kei Nagase
アルヴィン・H・ダヴェンポート
Alvin H Davenport
CV:石塚運昇。オーシア国防空軍・第108戦術戦闘航空団サンド島分遣隊の隊長。不器用だが、仲間を思いやる気持ちは誰よりも深い。万年大尉。 CV:山崎和佳奈。オーシア国防空軍・第108戦術戦闘航空団所属サンド島分遣隊の女性パイロット。責任感が強く、常に冷静沈着な行動をとる。空戦の天才。 CV:石川英郎。オーシア国防空軍・第108戦術戦闘航空団所属サンド島分遣隊のパイロット。口数は多いが情には厚い、編隊のムードメーカー。通称「チョッパー」。

ハンス・グリム
Hans Grimm

ピーター・N・ビーグル
Peter N Beagle

アルベール・ジュネット
Albert Genette

CV:野島健児。オーシア国防空軍・第108戦術戦闘航空団所属サンド島分遣隊一等空士。普段は目立たない存在だが、本番度胸はある。機械いじりが趣味。

CV:大塚周夫。オーシア国防空軍・第703整備中隊の航空機整備員。サンド島のパイロット達の良き理解者。「おやじさん」と呼ばれ慕われている。

CV:平田広明。サンド島を取材するカメラマン。地方新聞社カメラマンを経た後、フリーに転向。ファインダー越しに、この戦争を深い眼差しで見つめる。

オーソン・ペロー
Orson Perrault

アレン・C・ハミルトン
Allen C. Hamilton

カーク
Kirk

CV:郷里大輔。オーシア国防空軍第596部隊所属の中佐。サンド島基地司令。階級に弱く見栄っ張りの司令官。基地隊員からの人望は低い。

CV:増谷康紀。オーシア国防空軍・第596部隊所属の大尉。サンド島基地副指令。クールな外見を持つが、人当たりは良い。孤独なエリート。

チョッパーの愛犬。犬種はラブラドールレトリバー(雄)。サンド島基地の隊員達に可愛がられている。



※画面は開発中のものです。
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Lockheed Martin Trademarks used under license to Namco Ltd.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□「エースコンバット」シリーズオフィシャルサイト「ACES WEB」
http://www.acecombat.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://www.namco-ch.net/
□製品情報
http://www.namco-ch.net/acecombat5/
□関連情報
【5月28日】ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」
スタッフのコメントつき新画像公開!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040528/ac5.htm
【5月16日】「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」スタッフインタビュー@E3
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040516/ace.htm
【5月16日】ナムコ、「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」E3公開ムービーを掲載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040516/ac05.htm
【5月15日】【E3 2004ブースレポート】
ナムコブースはプレイアブルタイトルが充実
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040515/nam.htm
【4月16日】PS2「エースコンバット5」動画を公開!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040416/ace5.htm
【4月15日】ナムコ、「エースコンバット」シリーズ公式サイト「ACES WEB」において「ACE5」の動画を配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040415/ace5.htm
【3月26日】「エースには誰も追いつけない。」ナムコ、PS2「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー」を発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040326/ac5.htm
【2002年10月30日】東京国際CG映像祭に
ゲームクリエイター多数登場
「F-ZERO GC/AC(仮称)」最新映像公開!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021030/tig.htm

(2004年6月25日)

[Reported by 佐伯憲司]


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