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2008年度第2四半期における、ソニーグループ全体の売上高および営業収入は、2兆723億円と前年同期比0.5%減にとどまったものの、営業利益は110億円で前年同期比90.1%減と約10分の1に縮小された。 このうちゲーム分野では、売上高2,685億円で前年同期比10.3%増。営業損失は395億円と572億円改善されたものの、いぜんとしてマイナスが続いている。改善の理由としては、プレイステーション 3ハードウェアのコスト改善とPS3用ソフトウェアの売り上げ増加、PSPハードウェアの販売好調が挙げられている。 ゲームの分野別売り上げでは、ハードウェアがPS2の減収があったものの、PS3およびPSPの増収により、全体で増加。ソフトウェアでは、PS3およびPSP用ソフトウェアでの増収分以上に、PS2用ソフトウェアの減収が大きく、全体で減収となった。 2008年度第2四半期におけるハードの売り上げ台数は、PS3が243万台(前年同期比+112万台)、PSPは318万台(同+60万台)、PS2は250万台(同-78万台)。ソフトウェアの売り上げ本数は、PS3が2,110万本(同+1,070万本)、PSPは1,180万本(同-80万本)、PS2は2,310万本(同-1,490万本)。
また、現時点での2008年度のゲーム分野の売り上げ見通しは、PS3ハードウェアが1,000万台、PSPは1,600万台、PS2は900万台、ソフトウェアは各プラットフォーム合計で2億5,000万本を見込んでいる。
(2008年10月29日) [Reported by 滝沢修]
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