|
ソニーグループ全体の売上高および営業収入は8兆8,714億円、純利益は3,694億円といずれも過去最高を記録。営業利益は3,745億円で前年度の5倍以上で史上2番目の高水準。中でもエレクトロニクス分野は、売上高、営業利益ともに過去最高となっている。 このうちゲーム分野では、プレイステーション 2は減収となったものの、プレイステーション 3の売上が大幅に増加し、PSPの新モデルによる増収を含めて、ハードウェア全体で増収。ソフトウェアについてはPS3用ソフトウェアの増収により全体として増収となっている。この結果、売上高は前年度比26.3%増の1兆2,842億円。 営業損失は、PS3ハードウェアのコスト改善やソフトウェアの売上増加、新型PSPの好調により、前年度比で1,078億円縮小し、1,245億円。なお、期全体ではマイナスとなっているものの、下半期では黒字化を達成している。 ハードウェアの売上台数は、PS2が1,373万台(前年度比98万台減)、PSPは1,389万台(同436万台増)、PS3は924万台(同563万台増)。ソフトウェアは、PS2が15,400万本(同3,950万本減)、PSPは5,550万本(同80万本増)、PS3は5,790万本(同4,460万本増)となっている。
2008年度の見通しとしては、PS2本体は900万台、PSP本体は1,500万台、PS3本体は1,000万台、各プラットフォームのソフトウェア全体で2億5,000万本の売上を見込んでいる。
(2008年5月14日) [Reported by 滝沢修]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|