バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」
バトルシステムや収録モードなどの情報を公開
7月31日 発売
価格:7,800円
株式会社バンダイナムコゲームスは、7月31日に発売を予定しているPS3/Xbox 360用武器格闘アクションゲーム「ソウルキャリバーIV」の最新情報を公開した。
いよいよ発売まで1カ月となった「ソウルキャリバーIV」。今回は前回に少しだけ紹介した新要素「ソウルクラッシュ」と「クリティカルフィニッシュ」の詳細を中心に各プレイモードとキャラクタークリエイションの情報をお届けする。また、プロモーションコミックも公開となったので、こちらも併せて紹介していく。まず最初に紹介するのはバトルシステム。「ソウルキャリバーIV」のバトルシステムは以下の通りとなっている。新要素に関しては赤文字で表記してあるので、注目してもらいたい。
【「ソウルキャリバーIV」のバトルシステム】 |
ガード、横斬り、縦斬り、蹴り、投げ |
・ソウルキャリバーの基本動作 |
8WAY-RUN |
・入力した方向に相手を中心として自由に移動できる。ソウルキャリバー伝統の移動システム |
ガードインパクト |
・相手の攻撃を弾いたり、捌いたりできる行動 ・相手の攻撃を捌いた場合は相手をダウンさせることができる |
ジャストインパクト(弾きのみ対応) |
・ギリギリまで相手の攻撃を引きつけてからガードインパクトをすると、ジャストインパクトになる
・ジャストインパクト直後のこちらの攻撃はカウンターヒット扱いになる
・ジャストインパクトはガード不能技や、投げ技をも弾くことができる |
スタン |
・特定の攻撃を当てると黄色い電流が走り、相手はしばらくの間、行動不能となる
・攻撃を当てて壁に叩きつけてもスタン状態になる |
アクティブマッチングバトル |
・プレーヤー側・敵側それぞれ1人~数人がその場に同時に存在し、交代しながら連続したバトルを行なう ・STORYとTOWER OF LOST SOULSはこのバトル形式で戦う ・戦闘中は待機中の味方キャラクタと交代ができ、上手くキャラクタを使い分けて戦闘することが重要となる ・コンボの途中でキャラクタを交代してさらにコンボを繋げることが可能 ・アクティブマッチングバトル時には交代ゲージ等の特別な表示物がある |
ソウルゲージ |
・体力ゲージの横に表示されている球体のゲージ。キャラクタの優勢/劣勢の状態を色で表している ・攻撃をガードし続けると、ソウルゲージの色が赤く変化していき、攻撃をヒットさせたりガードさせたりすると、ゲージが青く変化していく |
アーマーインジケーター |
・防具の状態を表すもの。上から上段、中段、下段の3つがあり、防具が破壊された上中下段の各部位は黒く表示される |
ソウルクラッシュ |
・相手に攻撃をガードさせ続けていると、相手のソウルゲージが赤く点滅し、この状態で強力な技をガードさせるとソウルクラッシュを起こすことができる ・ソウルクラッシュとともに相手の防具を破壊することが可能(上段/中段/下段) ・防具を破壊した箇所に攻撃を当てると、通常よりも大きなダメージを与えることができる |
クリティカルフィニッシュ |
・相手がソウルクラッシュ状態になった瞬間に、クリティカルフィニッシュコマンドを入力することで発動させることができる ・クリティカルフィニッシュが発動すると、残りの体力ゲージに関係なく一撃で相手をK.O.することができる |
【ソウルクラッシュ】 |
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ソウルクラッシュで破壊できる防具は、上段、中段、下段の3カ所。どの箇所を狙うかで戦術にも大きな影響を与えるシステムではないだろうか |
【防具破壊】 |
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防具が破壊されたキャラクタはグラフィックも変化する。防具が破壊された状態で攻撃を喰らうと、通常より大きなダメージを喰らってしまうので注意が必要だ |
【クリティカルフィニッシュ】 |
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一撃必殺のクリティカルフィニッシュは、相手のソウルゲージを赤色にしてゲージを点滅させることが発動の第一歩。ゲージが赤く点滅したら強力な技をガードさせてソウルクラッシュを起こす。そして、相手がソウルクラッシュ状態になったら、クリティカルフィニッシュを繰り出すことができる |
【収録されているモード】 |
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【SINGLE PLAYER MODE】 |
1人プレイ専用モード |
STORY |
・アクティブマッチングバトルで多数の敵味方が入り乱れてのノンストップバトルが楽しめる ・キャラクタによっては途中で味方キャラクタが参入して来たり去っていったりする ・キャラクタと一体になって冒険の世界へ足を踏み入れ、双極の剣の行く末を見定めることができる ・キャラクタのストーリーに絡む専用のキャラクタも登場し、予想を覆す結末が待っていることも |
TOWER OF LOST SOULS |
・「塔に登る」、「地下に降る」の2つのゲームが選択可能 ・フロアごとに決められた人数分のキャラクタをプレーヤーが選択 ・フロアには宝箱があり、キャラクタークリエイションのパーツやGoldなどが入っている ・フロアが変わっても体力ゲージは回復しない ・キャラクタークリエイションを上手く活用して攻略していくことが重要 ・対峙する相手は見慣れたキャラクタだけではなく、タワー・オブ・ロストソウルズ専用のキャラクタも登場する |
ARCADE |
・相手に特定の攻撃を当てるとスコアを獲得でき、攻撃方法によって獲得できるスコアが変わる ・ステージクリア時の体力ゲージやタイムによって、ボーナススコアが獲得できる ・スコアはオンラインでランキングされる |
TRAINING |
・ゲームを始めたばかりの初心者からシリーズをやり尽くした上級者まで、幅広くサポート ・相手の状態/行動の設定、技表、技再生、リプレイ機能、各ゲージや武器・パーツ効果設定等、多様なトレーニングメニューを塔載 |
【VS MODE】 |
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キャラクタやステージを自由に選択して、COMや友達1対1の対戦ができるモード |
STANDARD |
・武器やパーツの効果を使用しない従来の対戦形式で戦うモード |
SPECIAL |
・「ソウルキャリバーIV」新システムのひとつ、武器やパーツの効果を使用して戦うモード |
【ネットワークモード】 |
※PS3はPLAYSTATION Network、Xbox 360はXbox LIVEを利用 |
ネットワークを介して世界中のプレーヤーと対戦できるモード。対戦に関する様々なランキングなどを確認することが可能 |
VS STANDARD |
・武器やパーツの効果を使用しない従来の対戦形式で戦う |
VS SPECIAL |
・武器やパーツの効果を使用して戦う対戦形式 |
【CHARACTER CREATION】 |
様々な武器やパーツを組み合わせて、オリジナルキャラクタを作成できるモード |
・体格/筋肉の編集ができ、見た目の変化がより明確になった
・声のタイプのほかに音程が変更できるようになった ・キャラクタにスキル設定ができ、特殊な能力を身につけることができる ・初期装備の方針(装備、戦闘、信条)を指定することによって、自分好みのキャラクタの雛形を簡単に作成できる ・前作からレギュラーキャラクターのカスタマイズがパワーアップ、様々なパーツが装備可能になった ・多数のキャラクタを作成し、保存しておくことが可能 ・ゲームをプレイしてGoldを貯め、武器や防具などを購入することによって様々なクリエイションが楽しめるようになる ・オリジナルキャラクターの編集可能な部分は全部で20カ所以上あり、重ね着ができて色も変えられる ・作成可能なキャラクタのバリエーション数はパーツの組み合わせにより天文学的数字になるという |
【MUSEUM】 |
キャラクタのイラスト等をGoldで購入したり、キャラクタ同士の相関図を確認したりすることができるモード |
CHAIN OF SOULS |
・キャラクタ同士の関係や、プロフィール、ストーリーを鑑賞することができる |
ART GALLERY |
・様々な画像を鑑賞することができる |
EVENT THEATER |
・様々なイベントシーンや特典映像を鑑賞することができる |
BATTLE RECORDS |
・獲得した名声(戦績)を閲覧することができる。名声は特定の条件を満たすと手に入れることができる |
【OPTION】 |
各種設定の変更ができるモード |
【STORY】 |
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1人プレイ専用の「STORY」は、登場キャラクタ達の物語を楽しむことができるモード |
【TOWER OF LOST SOULS】 |
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「TOWER OF LOST SOULS」は、各フロアで待ち構える敵を倒し、塔の制覇を目指すモード。それぞれ「サバイバル」&「ミッションバトル」の要素を持った2種類のゲームを用意。どちらのゲームも攻略にはテクニックのみならず、キャラクタークリエイションが鍵になるという |
【TRAINING】 |
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「TRAINING」は、細かい設定を決めて、操作の練習や調べごとをするのに役立つモード |
【MUSEUM】 |
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「MUSEUM」では、キャラクタのプロフィールなどを知ることができる。また、一目でわかるキャラクタ相関図も用意されている |
【CHARACTER CREATION】 |
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キャラクタークリエイションでは、まず最初に性別、武器、流派の選択を行なう |
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その後、初期装備のタイプを決定したら、より自分好みのキャラクタにするべく、装備品や髪の毛、体の色などを変更していく |
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そしてスキルを選択し、体格を設定すれば自分だけのオリジナルキャラクタが完成する |
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【キャラクタストーリー】
■ ダース・ベイダー
『おまえたちはダークサイドの力を知らんのだ』
……パルパティーン皇帝
遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・・
銀河皇帝パルパティーンの右腕とも言われるダース・ベイダー卿が、そのかすかな波動を感じ取ったのは、銀河帝国と反乱同盟軍の戦いの最中だった。極めて微弱であったその反応を見逃さず、秘密裏に調査を開始したダース・ベイダー。彼はその波動が、ある宙域に時折発生する小さな「乱れ」によって生み出されていることを突き止める。 時とともに「乱れ」の出現する頻度は増し、反応も強くなっていった。やがてそれは常に感知できる歪みとなり、他の者たちも宇宙で異常が起きていることに気付き始めた。だが先んじて観察を続けていたダース・ベイダーは、この時点ですでに歪みの正体を掴んでいた。
別次元の存在が、宇宙に穴を開けようとしているのだ……!
あらゆるデータが、乱れの奥底に惑星を揺るがしうるほどの巨大な力が存在することを示していた。この未知の力を利用できるのではないだろうか。そう考え、「乱れ」の宙域を押さえていたダース・ベイダーのもとに、次元の穴が開いたとの報告が届く。
状況が安定するのを待ち、異なる銀河系へと踏み入ったダース・ベイダー。波動の発生源を探っていった彼はある惑星へと辿り着く。 惑星は大いに乱れていたが、その原因となっているのは2つの剣であった。まったく正反対の性質を持つ、2つの力。その二極の力は互いに反発するが故に共鳴し合い、巨大な波動を生み出しているのだ。その本質は剣ではない……エネルギーの収束体とも言うべき存在なのだ。
ダース・ベイダーは確信した。自分ならば、この力――ソウルキャリバーとソウルエッジ――を意のままに制御できると。そう、双極の剣を手に入れたならば、銀河を支配することができるだろう……!
■ ヨーダ
『やってみるではない。やるかやらぬかじゃ。試しはない』
……ヨーダ
遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・・
生ける伝説とも称されるジェダイマスター、ヨーダ。だが帝国の台頭以来、彼は執拗な追っ手を避けるため惑星ダゴバに身を潜めていた。この泥と沼の惑星に暮らすようになって何年が過ぎただろうか。ある日、彼は宇宙を揺さぶるかすかな波動に気が付いた。一体何が起きているのだろうか。空を見上げたが、それを確かめる術はない。波動は微弱なものであったし、すぐに感知できなくなってしまった。異変には違いないが……大きな問題ではなかろう。それよりも、帝国の動きの方が気懸かりだった。帝国は銀河を支配下に置き、圧政によって多くの者達を苦しめていた。
しかし、日を追うごとにその波動は強くなり、途絶えることなく連続して感じられるようになっていった。いまやそれは宇宙に生まれた「歪み」となっていたのだ。やがて帝国の重鎮、ダース・ベイダーが動く。ヨーダはみずからも行動を起こすべき時が来たことを悟った。帝国が関わってくるとなれば無視することはできない。ダゴバを離れることは、身を危険にさらすことに他ならなかった。だがダース・ベイダーを止められるほどの力を持つジェダイは、もう残っていないのだ……。
旅の途中、ヨーダはダース・ベイダーが「乱れ」の中へと進入したことに気付く。その目的は明らかだった。この「乱れ」を生み出した何かが、「向こう側」に存在している……。帝国はその力を手に入れようとしているのだ。このまま放っておけば、ダース・ベイダーは大いなる災いを引き連れて、この宇宙へと戻って来るに違いない。
ヨーダは迷うことなく決断を下し、みずからも「乱れ」へと飛び込んだ。この先に何が待っていようとも、帝国の企みを阻止しなければ……!
【プロモーションコミック:痛快! キャリバ道場】
【痛快! キャリバ道場:接触編】 |
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【痛快! キャリバ道場:立志編】 |
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(C) 1995-2008 NBGI LucasArts, the LucasArts logo, and the STAR WARS characters, names and all related indicia are trademarks of & (C) Lucasfilm Ltd. (C) 2008 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. & (R) or TM as indicated. All rights reserved. Used with permission. ※画像は開発中のものです。
□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスチャンネルのホームページ
http://www.bngi-channel.jp/
□「PROJECT SOUL」オフィシャルサイト
http://www.soularchive.jp/
□「ソウルキャリバーIV」のページ
http://namco-ch.net/soulcalibur4/
□関連情報
【6月9日】バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」
発売日が7月31日に決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080609/sc4.htm
【5月30日】バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」
奥浩哉氏と大暮維人氏がデザインするボーナスキャラクターが参戦
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080530/sc4.htm
【5月2日】バンダイナムコ、タリム、吉光、ロックの参戦が決定
PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080502/sc4.htm
【3月24日】バンダイナムコ、出渕裕氏デザインのボーナスキャラクタが参戦!
PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」レギュラーキャラクタ6名のプロフィールも公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080324/sc4.htm
【1月28日】バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」
剣に魅入られし12名の戦士のプロフィールを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080128/sc4.htm
【1月10日】バンダイナムコ、「ソウルキャリバーIV」で再びゲストキャラクタ登場! PS3版に「ダース・ベイダー」とXbox 360版に「ヨーダ」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080110/sc4.htm
【2007年9月22日】「東京ゲームショウ2007」バンダイナムコグループブースレポート
大量のプレイアブルタイトルで遊び応え十分
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070922/nbg.htm
【2007年7月13日】バンダイナムコゲームス、前作より6人のキャラクタが登場
PS3/Xbox 360「ソウルキャリバー IV」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070713/sc4.htm
【2007年6月16日】バンダイナムコゲームス、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバー IV」 トレーラームービー公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070616/sc4.htm
【2007年6月13日】バンダイナムコゲームス、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバー IV」 日本、米国、欧州で2008年に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070613/sc4.htm
(2008年6月30日)
[Reported by 志賀康紀]
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