バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」
剣に魅入られし12名の戦士のプロフィールを公開
2008年 発売予定
価格:未定
株式会社バンダイナムコゲームスは、2008年に発売を予定している3D武器格闘アクションゲーム「ソウルキャリバーIV」の最新情報を公開した。前回の紹介で、「スター・ウォーズ」の世界から「ダース・ベイダー」と「ヨーダ」の参戦が判明し、「ソウルキャリバー」シリーズファンのみならず、多くのゲームファンを驚かせたのは記憶に新しいところだ。
第4報となる今回は、12名の登場キャラクタのプロフィールを中心に、最新のスクリーンショットなどの情報を併せて紹介していく。まず最初に、前回紹介することができなかった「ダース・ベイダー」と「ヨーダ」の全身画像からお届けする。
【「ダース・ベイダー」】 | 【「ヨーダ」】 |
|
|
この2人がソウルキャリバー&ソウルエッジにどう絡んでくるのか。固有技以外に、バックストーリーも気になるところだ |
【プロローグ】
|
|
ソウルキャリバー |
『歴史に選ばれて 人は戦士となり 歴史に刻まれて 戦士は英雄となる』
……14世紀頃の吟遊詩人歌
『歴史と世界を越え、永遠に語り継がれる剣と魂の物語』
……中世末期の物語 作者不明
“Soulcalibur IV”
邪剣と称され、世界中に伝説を残す魂喰らいの剣、ソウルエッジ。
邪剣による災いを食い止めることを宿命づけられた、世に知られざる霊剣、ソウルキャリバー。
|
ソウルエッジ |
2本の剣は、数千年をかけて幾度も戦ってきた。……そして十六世紀も終わりというころ、彼らは互いに互いを抱き合うという、今までにない形での沈黙を余儀なくされた。その静かなるソウルズ・エンブレースの内で、いかなる争いが行なわれていたのかは定かでない。だが両者が解放された時、ソウルキャリバーとソウルエッジの力はこれまでになく高められていた。
それぞれの剣を手にしたジークフリートとナイトメアが打ち合わせた最初の一合。この激突によって溢れ出た力の奔流は、いとも簡単に決戦の舞台となった絶境の大聖堂を消し去ってしまう。そして破壊の渦が収まった時、彼らはその手に握った剣とともに姿を消していた。
……誰も知らなかった。誰も気づいていなかった。ソウルキャリバーとソウルエッジが精神的に接触したことにより、禁忌とされてきた歯車が動き出したことを。それは永きにわたり霊剣を守り、邪剣を食い止めてきた者達――今は歴史に消えた「霊剣を守護する一族」が恐れ、代々封印してきた存在。双極の剣の邂逅の裏側で密かに目覚めた思念は、その運命の果てに何を見据えているのか……。
永きにわたる戦いに終止符をうたんとするソウルキャリバーとソウルエッジ。歴史に比類無き両者の争いは、時代の英雄達を巻き込みながら、その決着へと向かって加速していく……。
『希望および恐怖の感情は、それ自体では善でありえない』
……ベネディクトゥス・デ・スピノザ「幾何学的秩序で論証された論理学」
|
【登場キャラクタ】
■ ジークフリート(Siegfried)
断罪の閃光
本名:ジークフリート・シュタウフェン
年齢:23歳
出身:神聖ローマ帝国/オーバーゲッツェンベルグ
身長:168cm
体重:50kg
生年月日:2月6日
血液型:A型
使用武器:ソウルキャリバー(ツヴァイハンダーの形をとっている)
武器名:ソウルキャリバー
流派:我流
家族構成:母・マーガレット、父・フレデリックはみずから殺害
ソウルキャリバーを手にソウルエッジに挑んだジークフリートは、双極の剣が引き起こした力の奔流に巻き込まれ、死に瀕していた。だが霊剣はジークフリートの魂と共鳴し、その命を繋ぎ止める。邪剣を打ち倒すというジークフリートの想いは霊剣に影響を与え、その力はさらに高まった。
かつてソウルエッジに操られ、惨劇を引き起こしたジークフリート。彼は自らの罪をつぐなうため、ソウルキャリバーを手に邪剣が待つオストラインスブルクへと向かう。
■ ナイトメア(Nightmare)
終炎の悪夢
本名:ナイトメア
年齢:ソウルエッジとして太古からの時を生きている
出身:不明
身長:168cm
体重:96kg
生年月日:不明
血液型:無し
使用武器:ソウルエッジ(ツヴァイハンダーの形をとっている)
武器名:ソウルエッジ
流派:鎧に染み込んだ記憶
家族構成:全ての生命は己を満たす糧でしかない
ついにソウルエッジを奪い返したナイトメア。だが、ソウルキャリバーと斬り結んだ時に溢れ出た力の奔流に、かりそめの躯は持ちこたえられなかった。彼は歪んだ空間に堕ち、オストラインスブルクへと帰還する。ソウルエッジはその「根」をナイトメアの内に下ろし、より強靱な躯を作り上げていった。邪気に導かれ、世界中に散っていた破片がナイトメアのもとに集う。ソウルエッジはその全てを飲み込み、ひとつとなった。
来るべき最後の戦いにむけて、その邪な力を増したソウルエッジ。ソウルキャリバーと再び相まみえる刻は確実に近づいている……。
■ ティラ(Tira)
円刃の告死鳥
本名:ティラ
年齢:17歳
出身:不明
身長:159cm
体重:43kg
生年月日:不明
血液型:AB型
使用武器:リングブレード
武器名:アイゼルネドロッセル
流派:輪舞暗殺術
家族構成:天涯孤独の身だが、今はともに目的を遂行するウォッチャー達がいる
復活したソウルエッジを追って、オストラインスブルクへと入ったティラ。彼女は主の戦いを助けるべく、ウォッチャーたちを世界中に放つ。そして各地から役に立ちそうな者を選び出し、邪剣を護るための盾としようと暗躍していた。
やがてソウルキャリバーを携えたジークフリートの接近を知り、ティラは笑みを浮かべる。彼女が集めた戦士達、そしてオストラインスブルク一帯に邪気の「根」を下ろしたナイトメア。あらゆる事象が告げていた。彼女がその全てを捧げるソウルエッジが敗れることなどありはしない……と。
■ アイヴィー(Ivy)
祝福なき血統
本名:アイヴィー(イザベラ・バレンタイン)
年齢:32歳
出身:イングランド王国/ロンドン
身長:179cm
体重:58kg
生年月日:12月10日
血液型:不明
使用武器:蛇腹剣(ジャバラケン)
武器名:バレンタイン(アイヴィーブレード)
流派:アンリレイトリンク
家族構成:育ての両親とは死別。実の父親はセルバンテス。母親はすでに死亡している
ソウルエッジに対抗しうる存在を求めて旅し、やがて霊剣の存在を知ったアイヴィー。だが、それはソウルエッジの血を引く彼女自身には霊剣を扱うことができないという事実をも明らかにした。彼女は霊剣を扱うモノを生み出すための研究を続けるが、その研究は完成には至らなかった。セルバンテスの襲来によって、彼女は魂の大部分を喰われてしまったのだ。
研究の成果である人工の魂を使うことによって死を食い止めたアイヴィー。かりそめの命がいつまで保つかはわからないが、死に至る前にソウルエッジを破壊しなければ……!
■ 御剣(Mitsurugi)
剛剣無頼
本名:御剣平四郎(ミツルギ ヘイシロウ)
年齢:29歳
出身:日本/備前
身長:171cm
体重:65kg
生年月日:6月8日
血液型:AB型
使用武器:日本刀
武器名:獅子王(シシオウ)
流派:天賦古砕流・改
家族構成:両親兄弟いずれも病死
いまや鉄砲すら敵ではない。そう確信した御剣は、さらなる強者との戦いを求めて各地をさまよっていた。だが彼は強すぎた。心躍る相手に出会う機会は少なくなって久しく、御剣は飢え続けていた。
しかし、以前より持ち歩いていた「ソウルエッジの欠片」に起きた異変を期に、彼はついに戦うべき敵を見いだす。オストラインスブルクに集う異形の群れと、その盟主たる蒼騎士。人ならざる者との戦いを予感し、御剣は喜びに震えた。
■ タキ(Taki)
神速の封刃
本名:多喜(タキ)
年齢:29歳
出身:日本/封魔の里
身長:170cm
体重:53kg
生年月日:不明
血液型:A型
使用武器:忍者刀×2
武器名:裂鬼丸(レッキマル)、滅鬼丸(メッキマル)
流派:夢想抜刀流
家族構成:両親兄弟は病死。恩師・トキとは抜け忍となったときから敵対
絶境の大聖堂にて、ソウルキャリバーとソウルエッジが起こした破壊の嵐を体験したタキ。かろうじて脱出に成功した彼女は、2本の剣の力を恐れた。これらを2度と引き合わせてはならない。個別に葬らなければ……。
その後ソウルキャリバーとソウルエッジを追ったタキは、両者が決着を付けるために再び相まみえようとしていることを知る。もう時間がない。彼女は行動を開始した。
■ ヴォルド(Voldo)
忠節の奇怪人形
本名:ヴォルド
年齢:50歳
出身:ナポリ王国/パレルモ
身長:183cm
体重:84kg
生年月日:8月25日
血液型:A型
使用武器:カタール(ジャマダハル)×2
武器名:マナス、アユス
流派:我流
家族構成:両親はすでに鬼籍に入っている。兄弟4人は戦災で死亡。主・ベルチーも他界して久しい
今は亡き主人に絶対の忠誠を誓い、その最後の望みであるソウルエッジを追っていたヴォルド。彼はついにオストラインスブルクへと辿り着く。廃城の深部へと潜り込んだヴォルドはソウルエッジを見つけ、手を伸ばす。とうとう大いなる望みが叶う時がきたのだ……!
「ヴォルドよ……」懐かしき声が彼を呼ぶ。それは一時たりとも忘れたことのない響き。彼が崇拝する主人の姿がそこにはあった。ヴォルドは声が命ずるまま、ソウルエッジを守る番人となる。強固な忠誠心はそのままに、彼はソウルエッジに魅入られてしまったのだ……。
■ カサンドラ(Cassandra)
凛々しき勇姫
本名:カサンドラ・アレクサンドル
年齢:21歳
出身:オスマントルコ帝国/アテネ
身長:164cm
体重:以前よりやせたと言い張る
生年月日:7月20日
血液型:B型
使用武器:ショートソード、スモールシールド
武器名:ディガンマソード、ネメアシールド(リノベイト)
流派:身体を動かすままに(聖アテナ流)
家族構成:父・アタロス、母・ニケ、弟・ルキス
ソウルエッジに続く手がかりを求め、再びルーマニア山間を訪れたカサンドラ。彼女はそこで対決したラファエルの言葉から「聖石」のことを知る。おそらくソウルエッジに対抗しうる存在と思われる「聖石」について調べながら旅を続けたカサンドラは、やがてその存在に辿り着く。身の丈ほどもある結晶塊を持ち歩いている男がいるというのだ。
その正体を知らないまま、ソウルキャリバーを追うカサンドラ。彼女の旅路は魔都オストラインスブルクへと続いている……。
■ ソフィーティア(Sophitia)
陰りの聖剣
本名:ソフィーティア・アレクサンドル
年齢:25歳
出身:オスマントルコ帝国/アテネ
身長:168cm
体重:教えてくれない
生年月日:3月12日
血液型:B型
使用武器:ショートソード、スモールシールド
武器名:オメガソード、エルクシールド
流派:聖アテナ流
家族構成:夫・ロティオン、娘・ピュラ、息子・パトロクロス
子供たちの未来を守るために戦っていたソフィーティア。だがオストラインスブルクで彼女を待っていたのは、あまりにも非情な現実だった。邪剣の使徒、ティラによってさらわれていた愛娘。幼い娘はソウルエッジの邪気におかされ、オストラインスブルクを包む瘴気の中でしか生きられない身体になってしまっていたのだ。
ソウルエッジは目の前にあった。ソフィーティアは邪剣の破壊を試みる。だが、彼女は知ってしまった。邪剣の消滅が娘の死を意味することを……!
■ ヒルダ(Hilde)
夜明けの凱歌
本名:ヒルダ(ヒルデガルド・フォン・クローネ)
年齢:18歳
出身:ヴォルフクローネ王国
身長:160cm
体重:50kg
生年月日:8月13日
血液型:AB型
使用武器:剣&槍
武器名:グレンツェンノヴァ、フリッシュヒンメル
流派:グロース・エルプシャフト
家族構成:父(国王)はイヴィル化し、現在はやむなく監禁中
長い間、オストラインスブルクの脅威におびやかされてきたヴォルフクローネ王国。イヴィルスパームの影響で正気を失った父王に代わり、護国の任を務めてきたヒルダは、ジークフリートとの邂逅をきっかけに攻勢に転じることを決意する。
ヴォルフクローネの全軍を率い、みずから先頭に立ったヒルダは、王国を真の夜明けへと導くことができるのだろうか……?
■ アスタロス(Astaroth)
破壊執行人
本名:アスタロス
年齢:誕生後7年経過
出身:不明(邪教集団フィグル・セステムス/パルギア大神殿)
身長:202cm
体重:130kg
生年月日:9月3日
血液型:無し
使用武器:ジャイアントアックス
武器名:クルトゥエス
流派:ギュルクス
家族構成:無し
ある戦いをきっかけに、アスタロスの中で新たに産み出された感情……それは創造主への怒りだった。都合の良い駒として扱われ、そしてただ従っていた自分。何もかもが許せなかった。
怒りに任せて暴れ回るアスタロスの前にティラが現れ、オストラインスブルクへといざなう。アスタロスの身体の一部となったソウルエッジの欠片は、彼に魂を喰らうことで己を強化する特性を与えていた。神に挑むための力を蓄えなければならぬ。手始めに邪剣に群がる者どもを、そしていずれは……。オストラインスブルクのすべてを喰らい尽くすため、アスタロスはティラの誘いに乗る。
■ ラファエル(Raphael)
狂気の小夜曲
本名:ラファエル・ソレル
年齢:32歳
出身:フランス王国/ルーアン
身長:178cm
体重:72kg
生年月日:11月27日
血液型:A型
使用武器:ソードレイピア
武器名:フランベット
流派:ソレル・ラピエレ
家族構成:養女・エイミ
ソウルエッジを超える力を求め、旅を続けていたラファエル。街を追われ、暗い森に隠れ住む者どもから情報を集めていたラファエルは、みずからを「霊剣を守護していた一族」と称する存在に辿り着く。彼らの伝承を聞き、ラファエルは自分が求める物を見いだした。霊剣ソウルキャリバー……その力をもって、彼は望みのものを創造することができるだろう。そう、愛するエイミのための完全なる世界を!
【スクリーンショット】 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
ヒルダ vs ラファエルのシーン。細かいところまで丁寧に描かれているグラフィックスの綺麗さは、次世代機の中でも最高レベルだと言えるだろう |
(C)1995-2008 NBGI LucasArts, the LucasArts logo, and the STAR WARS characters, names and all related indicia are trademarks of & (C) Lucasfilm Ltd. (C) 2008 Lucasfilm Entertainment Company Ltd. or Lucasfilm Ltd. & (C) or TM as indicated. All rights reserved. Used with permission. ※画像は開発中のものです。
□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスチャンネルのホームページ
http://www.bngi-channel.jp/
□「PROJECT SOUL」オフィシャルサイト
http://www.soularchive.jp/
□「ソウルキャリバーIV」のページ
http://namco-ch.net/soulcalibur4/
□関連情報
【1月10日】バンダイナムコ、「ソウルキャリバーIV」で再びゲストキャラクタ登場!
PS3版に「ダース・ベイダー」とXbox 360版に「ヨーダ」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080110/sc4.htm
【2007年9月22日】「東京ゲームショウ2007」バンダイナムコグループブースレポート
大量のプレイアブルタイトルで遊び応え十分
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070922/nbg.htm
【2007年7月13日】バンダイナムコゲームス、前作より6人のキャラクタが登場
PS3/Xbox 360「ソウルキャリバー IV」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070713/sc4.htm
【2007年6月16日】バンダイナムコゲームス、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバー IV」 トレーラームービー公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070616/sc4.htm
【2007年6月13日】バンダイナムコゲームス、PS3/Xbox 360「ソウルキャリバー IV」 日本、米国、欧州で2008年に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070613/sc4.htm
(2008年1月28日)
[Reported by 志賀康紀]
Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします
ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|