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会場:幕張メッセ
入場料:当日1,200円、前売1,000円
だが、その内部や南側~東側周辺部には、他を圧倒するプレイアブルタイトルをずらっと並べている。見た目も、遊び応えも十分という2段がまえの構成になっているわけだ。
■ 多数のプレイアブルタイトルで遊び応えを重視したバンダイ/ナムコレーベル 公式サイトの出展リストを見るとおわかりいただけるように、今年もバンダイ/ナムコレーベルタイトルはプレイアブル出展が非常に数多い。ビジネスデイでもすべてをきちんと遊ぼうと思ったら、1日かけてもすべて遊びきれない量になっている。ここでは、主だったタイトルをピックアップしていこう。 ・PS3「タイムクライシス4」(12月20日発売予定)
日本仕様の「ガンコン3」の左アナログスティックで移動、右のアナログスティックでカメラ移動、左グリップにあるA1ボタンがリロード、A2ボタンでジャンプ。左スティックを押し込むとしゃがみ(もう1度押せば立ち上がる)、右スティック下のB1ボタンで武器切り替え、B2ボタンで視点のリセットとなっている。また、銃身左横のC1ボタンがスタート、C2ボタンが照準のON/OFFとなっている。 プレイできたのは「旧倉庫区画を抜けて港湾地区へ向かえ」というステージで、ジャンプやしゃがみを駆使しながらコンテナ地帯を潜り抜けていくというシチュエーションだったが、照準は出しておいたほうがプレイしやすかった。通常のFPSとちょっと違うのは、右スティックで敵の姿を警戒しながら、敵を発見したら、大まかなカメラ位置を決め、銃口のセンサーで正確に敵を捉えるという動作ができたこと。たとえ正面でなくても攻撃できるので、画面端でもバリバリ当たる。
ショットガンなど攻撃判定の大きな武器を適当に打ちまくってもいいが、弾数制限はちゃんとあるので注意。アイテムは頻繁に登場するので、弾薬補充や新しい武器なども結構手に入る、という印象。武器を切り替えながら進んでいく必要があるのは、通常のアーケードステージと同じだ。また、どこから敵に攻撃されているかはある程度大まかに画面に矢印が出現するだけなので、周囲を見回しながら移動し、的確な回避を行なえば、あとはルート開拓に専念できるだろう。敵の種別やシチュエーションにもよるが、いきなり直撃弾を撃ってくる敵はそれほど多くはない。
何度かプレイできたのだが、一度ロックオンすると、撃破されるか切り替えるまではマーカーが表示されるので、一度手ごわい相手にロックされた場合、一騎打ちとなると、常に文字が真っ赤(ロックオンされている)という状況も多発する。そこを横から別のプレーヤーに機関砲で狙われたりしているうちにダメージが蓄積してくるので、やはりCPUとの戦いでは味わえない緊張感がある。 オンラインモードの画面は、右上にスコアが表示されているので判別できる。プレイすれば、「ACE6」ステッカーセットがプレゼントされる。開発陣が登壇するステージイベントも行なわれているので、腕に覚えのある猛者は是非参加してもらいたい。
バンダイナムコブースの出展バージョンはシングルプレイオンリーで、Xbox Liveにて配信している無料体験版と同じもののようだ。
専用マットはゲームキューブコントローラスロットに接続する有線タイプ。前後左右、4つのマークがあり、中央のポジションを含めて両足用にマークが2セット用意されている。このマットとWiiリモコンを利用してプレイする「激流下り ハード」と「トロッコアドベンチャー」を遊んでみたが、「激流下り ハード」はWiiリモコンをオールに見立てて左右にこぎながらボートをコントロールするところから苦戦。途中には障害物が落ちてきたり、巨大な滝があったりするので、うまくスピードと進行方向を調節しながら先へと急ぎたい。渦巻に巻き込まれた場合はWiiリモコンを振りながら、さらに足踏みを繰り返すことになるので、運動不足の記者にはなかなかハードだった。
「トロッコアドベンチャー」は、カーブに合わせて重心を変化させる(外側になる足を上げるだけ)こと、ジャンプするときは本当にジャンプすること、といった基本を押えておけば、あとは落ちてくる障害物をWiiリモコンで撃ち壊すだけでいい。初めてのプレイでもすんなりラストまでいけたが、途中に分岐があるので、コースによっては油断できないかも。ファミコン世代には懐かしさも感じられるだろう。
プレイした2タイトルはまさにファミコン世代なら「どこかでプレイしたことがありそうな」タイトルに仕上がっているが、難易度はわりと低め。ショットボタンを押しっぱなしにするとバリアになることも難易度を下げているし、自機の当たり判定はひょっとすると見た目より小さいかもしれない。パワーアップするとさらに攻撃が強力になるので、安心してプレイできるだろう。興味深いのがボーナス特典などの仕組み。スコアアタックがアツそうだ。
ただし、ゲーム進行は、ゲーム魔王アリーノーから次々と提示される挑戦=特定の課題をクリアすることで進んでいくので、そこまでシビアに考える必要はない。こつこつと課題をクリアして、少年時代の課長と一緒に'80年代テイストを堪能すればいい。
・Wii「ソウルキャリバー レジェンズ」(2007年冬発売予定)
・DS「テイルズ オブ イノセンス」(12月6日発売予定)
・PS2「テイルズ オブ デスティニー ディレクターズカット」(2008年初頭発売予定)
もちろん「スタン」サイドのストーリーもプレイできる。バトルシステムは前作を引き継いでいるので、プレイ済なら違和感なく遊べる。
・Wii「みんなで遊ぼう! ナムコカーニバル」(12月発売予定)
・PS2「装甲騎兵ボトムズ」(11月15日発売予定)
移動はローラーダッシュと歩行を切り替える方式。ローラーダッシュは高速に移動できるが、方向転換時などでは若干慣性が働くため、ロックオンしていても攻撃がぶれやすい。逆に歩行時は狙いは定めやすいものの、回避がシビアになるため的になりやすい。脚部にダメージが蓄積するとローラーダッシュができなくなるので、対戦も武器を考えるなど戦略が必要になってくるところが斬新。 ・映像出展 PS3/Xbox 360「ソウルキャリバーIV」は、新トレーラームービーが公開されている。このムービーはオフィシャルサイトでも配信されている。槍と西洋剣の2刀流と思われる新キャラクタ「ヒルダ」が初登場。甲冑のマスクの下からのぞく唇がセクシィーだ。ソウルキャリバーを持つジークフリートと、ソウルエッジを核として再起したナイトメアの対決に、御剣、タキ、ソフィーティア、ヴォルド、アイヴィー、そしてカサンドラ、ラファエル、ティラらの前作から引き続いて登場するキャラクタたちのバトルシーンが展開される。柱に激突すると崩れるという新しい要素が公開されているほか、ガードインパクト技などもすでに登場している。2008年発売予定。
また、発売済のXbox 360版に加え、PS3版の発売が決定した「トラスティベル~ショパンの夢~」の映像も上映されている。見た限りではXbox 360版と変わらず美麗な映像になっており、戦闘シーンも十分堪能できる。2008年発売予定。 また、各タイトルの合間に入り込むように上映されているのが、PS3「のびのびBOY」。発売日は未定ながら、「PLAYSTATION PREMIER」で公開された「塊魂」を制作した高橋氏が手がける新規タイトルだ。ちょっと気を抜くとすぐに次の映像に切り替わってしまうので、よく見ていよう。
Wii「テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-」(2008年春発売予定)、PS2「SDガンダム ジージェネレーションスピリッツ」(11月29日発売予定、7,140円)、PSP「テイルズ オブ リバース」(2008年初頭発売予定)といったタイトルも映像でしか見られない。 ■ バンプレストは映像出展のみ
・プレイステーション 2「スーパーロボット大戦 OG 外伝(12月下旬発売予定、6,090円)」
、PS2「涼宮ハルヒの戸惑(2008年1月31日発売予定)」
・PS2「アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩(10月25日発売予定)」
・PS2「スーパーロボット大戦 Scramble Commander the 2nd(11月1日発売予定)」
□バンダイナムコゲームスのホームページ http://www.bandainamcogames.co.jp/ □バンプレストのホームページ http://www.banpresto.co.jp/ □関連情報 ・東京ゲームショウ2007 記事リンク集 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070921/tgslink.htm (2007年9月22日) [Reported by 佐伯憲司]
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