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歩いて旅する「指輪物語」の世界
「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」ガイドブック

【連載第9回】無料で参戦可能! モンスターになってプレーヤーと激しく戦う「モンスタープレイ」

仲良く並ぶモンスターと善のキャラクタ。プレーヤー主催の戦争イベントの後で記念撮影したもの。本来戦うべき敵同士だが、日本サーバーならではの面白い光景だ



 連載企画「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」(「LOTRO」)ガイドブック、第9回は「モンスタープレイ」を紹介したい。「指輪物語」では、主人公達と共に、オークやゴブリンの社会の一端も描かれる。彼等の殺伐として刹那的な生き方、闇の種族としての歪んだ思考は物語に大きなふくらみを与えている。

 モンスタープレイとは、「闇の勢力の手先となって善の勢力に戦いを挑む」プレイだ。「LOTRO」ではプレーヤーキャラクタを10レベルまで育て上げると、「エテン高地」という地域にオークや大蜘蛛などの「モンスタープレーヤー」を作ることができるようになる。エテン高地は5つの拠点と多数の野営地を持った広大なフィールドで、モンスタープレーヤーはここでレベル40以上のプレーヤーキャラクタと大規模なRvRを楽しむことができるのだ。

 11月29日に「LOTRO」はクライアントが無料になり、さらにレベル15までは課金せずに楽しめるようになった。モンスタープレイはキャラクタがレベル10になるとプレイできるコンテンツであり、現在は無料で楽しめるようになっている。この機会に是非体験して欲しい。


■ 「闇の軍勢」としてのロールプレイを満喫。“蛆虫”となって戦場を駆けろ!

ウォーリーダーは唯一の回復職。善側のプレーヤーからは標的にされやすいので立ち位置に注意したい
エテン高地のマップ。赤がモンスター側、青が善側の支配地になる
 プレーヤーキャラクタをレベル10にすると、モンスターキャラクタを作成できるようになり、キャラクタ選択画面に「モンスタープレイ」の項目が追加される。ここで作ったモンスターキャラクタは、そのままモンスタープレイの舞台となるエテン高地に降り立つこととなる。

 作れるモンスターキャラクタは、オーク(ウルクハイ含む)が3種と、ワーグ(巨大な狼、“魔狼”とも)の「ストーカー」、「大蜘蛛」の全部で5種類のキャラクタだ。オークは近接攻撃が得意な「略奪者」、弓に秀でた「ブラックアロー」 、唯一の回復職「ウォーリーダー」となっている。

 「LOTRO」のプレーヤーキャラクタのイメージに合わせるとチャンピオンが略奪者、ハンターがブラックアロー、バーグラーがストーカー、単体の回復しかできないウォーリーダーはキャプテン、蜘蛛の糸で足止めし毒攻撃もできる大蜘蛛はロアマスターといったところだろうか。自分の好みで役割を選択するのが良いだろう。

 モンスタープレイは「エテン高地」で展開される。モンスター側の本拠地に降り立ったプレーヤーは、最初その殺伐とした空気に驚かされるだろう。草一本生えていない、土を乱暴にならしただけの平地に、乱暴に巨大な杭を突き立てただけの野営地。建物といえば粗末な布をはっただけのテントと、禍々しいトーテムポール。これらがかがり火に照らされている。非常に粗末で荒々しい。しかし、プレーヤーならば敵の拠点として何度も見た景色である。

 野営地は何人ものオークのNPCがいて彼等からクエストを受けることができる。NPCは話しかけると一言セリフを話すのだが「この怠け者が!」など、必ず罵声である。しかもNPC達がプレーヤーを呼ぶ場合、「蛆虫」である。クエストの内容も「川に毒を流せ」とか、「ホビットの手足を持ってこい」とか、びっくりするほど殺伐としたものだ。

 「指輪物語」では、メリーとピピンの2人がオークに囚われ、彼等の無茶な行軍につきあわされる場面がある。怪我を負ってしまったメリーに「黒っぽいもの」をなすりつけて治療したり、ピピンに「体が燃えるような飲み物」を飲ませるシーンがある。表現はそれが不気味で、不潔で、厭わしいものに描かれているが、「オークは彼等なりに文化を持っている。しかしそれは、善なる者には耐え難いほどに不快なものだ」ということが伝わってくる。

 「LOTRO」ではゲーム内での様々なシナリオやフィールドでオーク達が属する闇の勢力を描き出している。そしてモンスタープレイはその集大成ともいえるものだ。クエストは「敵を倒せ」というものですら表現が凝っている。タイトルからして「グロサムへ行け、蛆虫め」、「繊維質のはらわた」、「美味しい足の指」といった感じだ。

 ウォーリーダーが体力を回復させるのは「鞭で叩き、気力を奮い起こさせる」からだし、モンスタープレーヤーが体力を回復させるのは「臭い薬」、食べ物は「すりつぶしたナメクジ」である。このこだわりぶりは思わず笑ってしまう独特のユーモアセンスがある。まずモンスターを作り、野営地を歩き回って欲しい。スタッフの闇の勢力に対する“愛”を強く感じることができるだろう。

 ユニークなのがこの設定を受けたモンスタープレーヤーの会話だ。自分達側の勢力を「蛆」、善の側のプレーヤー達を「肉」と呼ぶ。「今日はちょっと肉が少ないね?」など、エテン高地に馴れていないと驚かされる会話が楽しい。言葉遣いも少し乱暴になりやすい。闇の勢力の一員となってロールプレイを楽しめるのも、モンスタープレイの醍醐味だ。

略奪者、ブラックアロー、大蜘蛛、ストーカー。自分のプレイスタイルに合わせたモンスターを選びたい
エテン高地は非常に広大で、拠点以外にも野営地やクエストアイテムが手に入る場所がある。場所を覚えることで、より有利に戦える


■ エテンでしか体験できない「集団戦」の楽しさ。勝利に貢献できるプレーヤーを目指そう

敵対プレーヤーを倒すことで「悪評」が手にはいる。ちなみに善側プレーヤーは「名声」を得ることができる
グループが大きい場合、いきなりメンバー全員のHPが表示されるため、初心者はびっくりしてしまうかもしれない。これらはソーシャルパネルで表示数を設定できる
 まず戦闘の基本的な仕組みを説明しておく。戦場となるエテン高地は3つの大きな砦のある広大なフィールドだ。この他にも材木場と採掘場の2つの大きな拠点、更に無数の小さな野営地がある。この支配を巡ってプレーヤーとモンスタープレーヤーは戦うことになる。システム側の開始時間や休止時間などは設定されておらず、戦闘はエテン高地で24時間行なわれている。

 拠点にはどちらかの勢力のNPCが多数配置されている。攻撃側のプレーヤーはこれらNPCを倒し、最奥部にいるリーダーを倒すことで拠点を自軍のものにできる。攻撃側は敵拠点にいるNPCを倒せば勝利、防衛側はNPCを守りきれば勝利、というわけだ。拠点が自軍のものになると味方の兵士が配置され、その場所のクエストなどを受けられるようになる。

 参加するプレーヤーの大きな目的は、敵を倒し名声(モンスタープレーヤー側は悪評)を得て、より高い階級に自分をレベルアップさせていくことだ。階級の上がったキャラクタはより強力なアイテムなどを購入する資格を得る。また、モンスタープレーヤーは拠点を奪ったり、クエストを完了することで「宿命点」を得ることができ、このポイントを使って自分のキャラクタを強化することができる。

 宿命点はキャラクタ強化だけでなく、後述する「トロル」や「野伏」に変身するときにも必要となる。この2つは通常のキャラクタの強さを遙かに超える存在で、戦場での流れを大きく変えることができる。

 初心者モンスタープレーヤーは何も考えずとにかくパーティーを探すように「ソーシャルパネル」を開き、募集をしているグループに参加して欲しい。夜は大体22時くらいから、多くのプレーヤーがグループを組んでいるはずだ。「LOTRO」のフェローシップ(パーティー)は最大6人までだが、レイドを組むことで4フェローシップ、24人でグループが組める。

 グループに参加し、リーダー達の会話を聞くことで、より組織だった動きが可能になる。グループに入れば仲間の位置がわかる。後はそのグループを追いかけ、戦えばいい。最初は訳もわからず突出し、善側のプレーヤーにボコボコにされるかもしれない。モンスターは1対1ではプレーヤーキャラクタにはかなわない強さに設定されている。まずは生き残ることを第一に考え、味方と協力して戦っていこう。

 ともかく一度、「LOTRO」ならではのスピーディーな集団戦を楽しんで欲しい。うまいプレーヤーは常に動き回っている。獲物としては大蜘蛛が糸で絡め取ったプレーヤーや、ストーカーによって出血し移動力が落ちたプレーヤーがねらい目だ。仲間と共に襲いかかり、倒すことができれば強い爽快感を感じることができるだろう。周りのプレーヤーと一緒に動きながら、一瞬の判断で勝利に貢献する。この実感こそが大規模戦闘の大きな魅力だ。

 現在「LOTRO」では毎日エテンでの攻防が行なわれている。Naryaサーバーでは23時前後がプレーヤーも多くて、熱い。集団戦で活躍をするために有効なのが、「レイドアシストウィンドウ」だ。これはリーダー役のプレーヤー達のターゲットがわかるシステムで、これにより仲間との攻撃を集中させることができる。効率よく敵を倒すことに貢献でき、集団としての一体感が得られるだろう。

 モンスタープレイに何度も参加して戦うほど、モンスターキャラクタをより強くできる。プレーヤースキルも向上し、戦い方も詳しくなっていくだろう。現在、モンスタープレイにおいても、何人もの「ベテラン戦士」が生まれている。まずは彼等の指示に従い、他の仲間と戦う感触を学んでいってほしい。

クエストを受け、クリアすることで宿命点が入手できる。このポイントを使いキャラクタを強化させることができる
砦や野営地など、片方の陣地に近いところで戦いが起こる。トロルに変身したプレーヤーは味方としてとても心強い。集団で攻め込むときの楽しさ、数が少ないときに必死で戦線を維持する気持ち、負けて野営地を放棄する悲壮感など、通常の「LOTRO」のプレイでは味わえない高揚感を感じることができる。「悪の軍団」ならではの殺伐とした風景もモンスタープレイの醍醐味だ


■ 直面する様々な状況。「あいつが来た!」といわれるような、戦場での“人物”を目指す楽しさ

善も悪も、功績を重ねることで評価が上がっていく。上の階級になることができれば特別なアイテムを入手することも可能だ
城を落とし、クエストをクリアすることで「煮えたぎる油釜」を使うことができる。敵対プレーヤーはこの入口を通ると大ダメージを受ける
 筆者の場合は、善側とモンスター側の両方で戦っている。善側ではキャプテン、モンスター側ではウォーリーダーをやっているので、攻撃よりも回復役をすることが多い。敵対プレーヤーはまず回復役を狙ってくる。彼等を倒せば敵対プレーヤーは戦線を維持できなくなるからだ。善側ではミンストレル、モンスター側はウォーリーダーが狙われやすい。

 キャプテンでプレイしているときは狙われることが少ないため、必死になってミンストレルを回復させていることが多い。それでも、4人くらいに集中砲火を浴びてしまっているキャラクタを助け出すことは難しい。数で劣る場合も攻撃の集中がうまくできれば各個撃破でき、戦力差を覆せるかもしれないが、なかなかそれは難しい。戦いはやはり数であることを痛感する。

 戦争は時間が決められていないため、時間によってかなりプレーヤーの数が上下する。味方の数が多くても、城にこもられてしまった場合などは攻めあぐねてしまうこともある。勢力側の拠点はNPCがおり、決められたポイントから援軍を呼びだすことも可能だ。砦の場合は更に「煮えたぎる油」といったトラップも使える。

 戦闘は大体どちらかが勢力下の場所にいてそこから出て迎撃をしつつ、バランスが崩れた時点で戦線が大きく動く、という展開が多い。少数の守備隊を残して違う拠点を攻めたり、タイミングを合わせて突撃したりと、リーダー役を買って出るプレーヤーの経験と発案によって様々な状況が生まれる。

 戦いを続けていると、やはり勝つためには、拠点をスムーズに奪うためには“数”かなと痛感させられる状況も多い。しかし、エテンでの戦いはそれだけではない。砦にこもる敵対プレーヤーの裏をかいて鉱山を攻め落としたり、囮役のプレーヤーを残して拠点を攻略したり、逃げながらも敵の戦力の消耗を計ったり、諦めない戦い方をすることでより一層仲間との連帯感が生まれる。様々な状況に直面するのが楽しい。

 戦場に積極的に参加するプレーヤーは名前を覚えられ、「人物」として他プレーヤーに認知される。相談を求められたり、リーダー役を任せられることもある。敵対プレーヤーにも「あいつが来た」と覚えられる。逆境でも軽口を叩いたり、敵に真っ先に切り込むなどの熱いプレイをしたり、戦場で名を上げられるプレーヤーは“生き様”がカッコイイ。名前を覚えられる人物は多くのプレーヤーの目標となる。

 善側の勢力で戦う場合は、プレーヤーキャラクタそのままで戦場に立てる。いくつもの激戦をくぐり抜け、成長してきたキャラクタへの思い入れは大きい。また、スキルの使い方や、戦術などもすんなりと覚えられるだろう。エテン高地にはレベル40から参加できるが、やはりレベル50まで育ちきってからのキャラクタの方が心強い。ただ、40になったキャラクタは一度戦場をのぞいてみることはオススメしたい。戦場できらびやかな装備をまとい活躍する上級プレーヤーの姿は、強いあこがれを喚起するだろう。

 戦いを有利にする食べ物や薬なども冒険に使ったものばかり。クエストなどで手に入るアイテムでも、戦いに有利なものと冒険に有用なものをチョイスできる。「LOTRO」ではキャラクタがレベルキャップの50に達したとしても、強力なレアアイテムや、名声などで得られるアイテムなど追求する要素はたくさんある。戦場で功績を積み重ねたキャラクタは特別なアイテムを購入することもできる。戦場での強さを目指す、というのは上級者の大きな楽しみだ。

敵対している施設を攻め、リーダーを倒すことで自分たちの勢力の支配下に置くことができる
善側の勢力は馬に乗り、モンスター側より高い機動力を発揮できる
トロルは善側のプレーヤーにとって大きな脅威になるが、ロアマスターがMPを吸い取り、戦士達が火力を集中することで倒すこともできる。モンスタープレーヤー側の数が多くなければ、トロルだけで攻めてきても撃退可能だ


■ 最強の攻撃力を持つモンスターキャラクタ「トロル」に変身! 無敵気分が体験できるが、使い勝手は難しい

宿命点を消費することで、トロルになることができる。1時間限定ながら、無敵気分を満喫できる
トロルのスキルは乱暴で派手なものが多い。うまく活用することで的確にプレーヤーを倒せそうだが、効率的に使うには慣れが必要だと痛感した
 10月3日に実装されたアップデート「王の都」にて、エテン高地ではモンスタープレーヤーは「トロル」、善側の勢力は「野伏」に一定時間“変身”することが可能になった。この2つのキャラクタは通常のキャラクタをはるかに越える力を持っている。

 このキャラクタになるためには5,000ポイントの宿命点が必要となる。しかし、トロルや野伏に変身できる時間は1時間という限定的なものだ。入手できる宿命点は、小さなクエストでは200、苦労して集団で拠点を奪っても2,000程度。5,000ポイントというのはエテンで積極的にモンスタープレイを楽しんでいる人でなければ、なかなかたまらない。キャラクタを強化するのにもポイントを使うため、こちらに割り振った方が良い、と考えるプレーヤーも多いだろう。

 とはいえ、スーパーキャラクタとして活躍する爽快感は大きい。特にモンスタープレーヤー側は積極的にトロルを戦線に投入してくる。筆者は味方が野営地に押し込められ、窮地に陥っているときにトロルをプレイしてみた。トロルとしてプレイするには、一度本拠地に戻り、そこから再び戦場に戻らなくてはならない。通常のモンスターキャラクタよりも2周り以上大きなトロルは歩いているだけでも気分が良かった。足下から岩をほじくり返し投げつける「岩」、足で踏みつけ地響きを起こし周りの敵を失神させる「叩きつけ」などパワフルな技もたくさん持っている。

 戦場に到着すると、善側のプレーヤー達が蜘蛛の子を散らすように逃げていく。そこに追いうちをかけるのは非常に爽快だった。トロルは通常のモンスターキャラクタの10倍以上のHPを持っている。まさにプレーヤー達が束になってもかなわない。筆者は無敵気分に酔ってプレーヤーを蹴散らしていった。

 ところが、しばらくすると味方から離れて孤立していることに気がついた。ロアマスターがこちらのMPを吸い取ってスキルを使えなくする。アタッカーのキャラクタ達はまとわりつき、背後から攻撃を加えてくる。更に様々な方法で足を遅くさせられ、仲間の所に戻るのもかなわない。善側のプレーヤーはトロルはもう無視しても良い、というように筆者のキャラクタの横をすり抜けて仲間を攻撃しに行く。

 自分でも「リーダーの声すら届かず夢中になる」ということがあるのだなとびっくりした。トロルになると攻撃に夢中になり、周りが見えなくなる。また、敵もまずトロルに攻撃を集中してくるので、それを振り払うのに必死になってしまう。結果としてターゲットすら絞ることができずに、うまく戦えないまま1時間はあっという間に過ぎてしまった。

 反省するところはいくつもあるが、トロルといえど1体では戦局をひっくり返すことは難しい。3人以上のプレーヤーがトロルになりそこで戦い一気に敵の陣地に風穴を開けるという戦い方は有効にも思ったが、善側で戦っているとき、味方NPCをうまく使って撃退したこともある。どう戦うかはまだまだ試行錯誤が必要だということを改めて痛感させられた。今回は野伏でプレイするタイミングがつかめなかったが、機会があればこちらも挑戦してみたいところだ。

 プレーヤー主催による戦争イベントも楽しい経験だった。有志の呼びかけに応じ、今まで以上のプレーヤーが集まり、100人以上のプレーヤーがエテン高地でぶつかった。囮の戦いあり、強引な前進あり、筆者も何度も倒されながらも戦場を走り回った。イベントの最後にはモンスタープレーヤーと人間プレーヤーが「記念写真」を撮るという、非常にほのぼのとした場面になった。こういった空気は、日本プレーヤーならでは、日本サーバーならではではないだろうか。

 12月13日には次のアップデート「エリアドールの守護者達」が実装される予定だ。ミンストレルやロアマスターに関して修正が加えられる他、モンスター側にも様々なスキル追加があるようだ。次のアップデートではハウジングが注目されているが、エテンでの戦いに関しても大きな変化を迎えそうである。

 モンスタープレイ、そしてエテン高地の戦いは、手軽に、しかも無料で楽しめる要素になった非常に魅力的なコンテンツである。「LOTRO」にある魅力の中の一部分ではあるが、これをきっかけに多くの人に「LOTRO」に触れてもらいたい。ユニークで爽快感のある戦いを是非体験して欲しい。

トロルを体験。実際にプレイしてみると、敵の攻撃が集中するし、ターゲットが絞れない。攻撃に夢中になってリーダーの言葉に気がつかなくなるのには、自分でも驚いた
100人以上のプレーヤーが集まったプレーヤーイベント。大多数のぶつかり合いは非常に楽しかったが、1カ所にプレーヤーが集中しすぎるとラグが発生してしまっていた。システムの改善も期待するとともに、戦い方も考えていきたいところだ

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【ロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影】
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  • メインメモリ:512MB以上 (1GB以上推奨)
  • HDD:10GB以上の空き容量
  • ビデオカード:GeForce 3 または RADEON 8500以上 (GeForce 6800 または RADEON X850以上)
  • ビデオメモリ:64MB以上(128MB以上推奨)
  • OS:Windows XP/Vista


□さくらインターネットのホームページ
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□「LieVo」のページ
https://www.lievo.jp/
□関連情報
歩いて旅する「指輪物語」の世界
「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」ガイドブック バックナンバー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/rensai/lotro.htm
【10月25日】さくらインターネット、WIN「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」
クライアントを無料化。カムバック・キャンペーンも実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071025/lotro.htm
【10月17日】さくらインターネット、「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン」
低解像度クライアントを導入
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20071017/lotro.htm
【7月23日】オンラインゲームレビュー「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070723/lotro.htm

(2007年12月5日)

[Reported by 勝田哲也]



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