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【東京ゲームショウ2007レポート】

「東京ゲームショウ2007」KONAMIブースレポート・パート2
~「サイレントヒル ゼロ」特設ゾーンがオープン~

9月20日~23日 開催予定(20、21日はビジネスデイ)

会場:幕張メッセ
入場料:当日1,200円、前売1,000円
    小学生以下無料


 今回のレポートでは会期後半からKONAMIブースに出展されたタイトルと、いくつかのステージイベントを紹介する。


■ PSP「サイレントヒル ゼロ」

 ホラーアクションの「サイレントヒル」シリーズ初のPSPタイトル。発売日は12月6日で価格は5,229円を予定している。CEROレーディングはC(15才以上対象)。KONAMIブースでは22日よりSILENT HILL ZERO体験ゾーンが公開された。

今まで発売された「サイレントヒル」タイトルと関連グッズが展示されていた ヘッドフォン付きの試遊台。PSPの画面をモニターに出力した台もあった


 アナログパッドで主人公の男性トラビスの移動、△ボタンでマップ表示、○ボタンがチェック、×ボタンが懐中電灯のオンオフ、□ボタンを押し続けて移動すれば走ることができる(走り続けると息が上がる)。Rボタンを押し続けて戦闘モードに入り、○ボタンで攻撃する。携帯ゲーム機となっても、「サイレントヒル」らしい操作感覚であるといえる。

 ゲームをスタートさせ、トラビスを操作して車道を歩いていると火災の発生している家が出現する。家の中に人の気配を感じたトラビスは火の海の中で捜索を開始、不気味な陣の中に横たわる焼けただれた女の子を抱きかかえて脱出する。導入部で衝撃的な場面に遭遇したせいもあり、一気に世界観に没入してしまった。

 直後、トラビスは昏倒。目覚めると霧に包まれた街「サイレントヒル」に移動してい た。この場所は「サイレントヒル 1」の舞台となった街に酷似しるので、ファンにとって懐かしさを 感じることだろう。焼けただれた少女を捜して病院にたどり着くと、ナースクリーチャーが襲いかかってくる。近くにあったハンマーで応戦すると、2~3回殴っただけであっさりナースを撃破。倒れた敵の頭付近で○ボタンを押して頭を潰すという伝統も守られている。

 その後、鏡の中に少女が出現し、血で手形を押す。ここからトラビスは鏡を通して裏世界に入ることができるようになる。これは新要素「ミラーフェージング」で、表世界(霧に包まれた街)と裏世界(血と錆にまみれた街)を任意に行き来して謎を解いていくことができる。

 これまでの主人公は銃や棒きれがないと逃げまわるしかないほど弱かったが、今作のトラビスは素手でも十分戦えるようだ。謎解きの難易度の調整はなかったが、アクション面での難易度は低めに設定されているといえるだろう。

【「サイレントヒル ゼロ」】


(C)1999 2004 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
(C) 2007 Konami Digital Entertainment, Inc.

■ Wii「DanceDanceRevolution HOTTEST PART」

 マット状のDDR専用コントローラーで「ステップを踏む」動作が楽しめる人気ダンスシ ミュレーションゲーム「DanceDanceRevolution(以下、DDR)」。この「DDR」シリーズの家庭用最新作としてファミリー向けにアレンジを加えたWii用ソフト。ターゲットを家族にしているため、今回は一般日より公開されるキッズコーナーに3台設置されていた。発売は10月25日、DDR専用コントローラ同梱版は7,980円。ゲームソフト単体は6,900円を予定している。

 今回は足で踏む矢印の他、Wiiのモーションセンサーを利用した「ハンドマーカー」が流れてくる。マーカーが判定ライン合わさる時にリモコン(orヌンチャク)を振ることで成功する。足を動かしている時にヌンチャクを持つ手が揺れBAD判定が出てしまうのではないかと危惧したが、ハンドマーカーが出ていない時は手が揺れても反応しない。あくまでマーカーが判定ラインを通過するタイミングに振れているか否かを判定しているようだ。

 ショーバージョンはデフォルトで遊べる曲はすべてライセンス曲のダンスチューン。こうなると、「え、DDRシリーズで人気のコンポーザーNAOKI氏の曲は遊べないの?」と思う かもしれない。スタッフの方に聴いてみると「NAOKIは今回サウンド全般を担当し、NAOKI曲も多数収録されていて遊んでいるうちに出現する」とのことであった。

【「DanceDanceRevolution HOTTEST PART」】


■ DS「獣神伝 アルティメットビーストバトラーズ」

 ニンテンドーDSのGBAスロットにマジックリーダー(極小のスキャナにカードをかざすだけでカード情報を読み取る装置)を挿入。トレーディングカードのキャラクタ・技情報や対戦するカードゲーム。発売は2007年冬発売予定。価格はマジックリーダー同梱版が6,279円。敵のライフを減らせば勝ちという対戦ルール。声による試合の実況も対戦を盛り上げてくれる。

【「獣神伝 アルティメットビーストバトラーズ」】
ブースターパックの第2弾の発売も予定されている


■ DS「サバイバルキッズ 小さな島の大きな秘密!?」(仮称)

 無人島でのサバイバルを体験できるサバイバル・アドベンチャー。タッチペンで画面をこすって火を起こし、DSに息を吹きかけて火力を安定させる場面がプレイできた。タッチペンを包丁に見立てた調理などDSならではのアイディアでサバイバル生活を再現している。

 今作から3人以上の仲間キャラクタが登場、個人の特技を活かして様々な障害をクリアすることができた。

【「サバイバルキッズ 小さな島の大きな秘密!?」(仮称)】



 一般入場日にKONAMIが開催したステージイベントをお届けしよう。とはいえ、ほとんどのイベントはビジネスデーと同一。

ステージイベント「METAL GEAR 20th ANNIVERSARY」では、Wii用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズX」に出場するスネークとマリオがバトルを繰り広げるシーンが公開された。ゲーム内のステージにはシャドー・モセス島も登場。この島は核処理施設があったはずだが……
キッズコーナーのイベントでは、KONAMI SPORT CLUBのダンススクール「ジュニアファンク」のダンスチーム「ジュニアファンクスター」がダンスを披露。NAOKI氏作曲の「Will」という曲で「DDR」もプレイした


□CESAのホームページ
http://www.cesa.or.jp/
□「東京ゲームショウ2007」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□コナミデジタルエンタテインメントのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□TGS 2007 KONAMI SPECIAL SITE
http://www.konami.jp/tgs2007/
□「小島プロダクション」のページ
http://www.konami.jp/kojima_pro/
□関連情報
【9月20日】「東京ゲームショウ2007」KONAMIブースレポート
~「MG4」プレイアブルバージョンを世界初公開~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070920/kona.htm
【9月19日】KONAMI、「KONAMI MEDIA CONFERENCE 2007」を開催
PS3「MGO」は「MGS4」に同梱
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070919/konac.htm
【8月24日】KONAMI、「MGS4」のボスキャラクタ"BB部隊"を独「Games Convention」で初公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070824/mgs4.htm
【7月24日】KONAMI、「20th METAL GEAR ANNIVERSARY PARTY」を開催
「MGO βVERSION」など初披露
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070724/mgs.htm
【7月17日】SCEJ、「PLAYSTATION PREMIERE 2007」開催
平井氏、新型PSPをポケットから取り出しアピール。各メーカーの新作PS3ソフトがズラリ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070717/pp1.htm
【7月14日】KONAMI、「E3 media briefing」を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070714/e3_kon.htm
【2006年9月22日】「東京ゲームショウ2006」コナミブースレポート
コナミ、TGSステージイベントで「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS」の最新トレーラーを放映
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060922/kona.htm

(2007年9月22日)

[Reported by 福田柵太郎]



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