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【連載第256回】 あの、おもちゃを徹底レポート




大空を羽ばたくトンボの飛行ラジコン!
シー・シー・ピー「メカトンボ」

「メカトンボ」
発売 シー・シー・ピー
価格 8,379円
電源 単3アルカリ電池×6(別売)
発売日 発売中



パッケージ。ロゴといい、パッケージの前面にプリントされた「メカトンボ」といい、全体的に'70年代の香りが漂う
 当連載では、これまで“飛行もの”のラジコンにこだわって追い続けてきた。それらにはある共通点がある。価格が1万円を切る入門機であること、本体が小型であること、初心者向けに簡単操作を志向していること、などだ。

 機種の種類も豊富に取り上げてきた。飛行機、戦闘機、ヘリコプター……さまざまなラジコンに触れ、“空を飛ばす”興奮や快感を味わってきた。

 しかし、そんな経験豊富な当連載でも今回のトイには驚いた。機種が飛行機やヘリコプターではなく、巨大なトンボなのだ。ネーミングにはひねりもない、題して「メカトンボ」(笑)。パッケージを見ると頭がクラクラしてくる。今は本当に21世紀なのだろうかと。'70年代にタイムスリップしたのではないかと錯覚を覚える絵面だ。

 だが、あなどれないのが、このメカトンボを開発したのは、かの「WOW WEE」だということ。ロボットトイの分野においては、世界有数の技術力を誇るメーカーだ。当連載でも、その驚異的な商品と技術をたびたび取り上げ、賞賛してきた。最近では人工知能で生きているように動く犬型ロボット「ROBOPUPPY ロボパピィ」が記憶に新しいところだ。その「WOW WEE」が開発したラジコンなのだから、半端なものじゃないはずだ。期待に胸が膨らむというものだ。


コントローラはTVゲーム型。操作感覚も良好

 この「メカトンボ」は、屋外型だ。休日に近場の大きな公園へ行って、思いっきり飛ばすことにした。幸いロケの日は快晴で、心地よいテスト飛行となった。

 本体をパッケージから取り出すと、これまで扱ってきたラジコンと比べると、サイズがひと回り大きいことがわかる。計ってみると、約310mmある。両手を添えるのがちょうどよく、堂々たる体躯を持っているといえる。

 本体は、発泡スチロール製。これは浮力を生み出すための方策だろう。横から眺めてみると、シンプルながら「WOW WEE」らしいメカニカルなデザインが施されていることがわかった。

 しかし、驚かされるのが、その羽だ。左右に2枚ずつ、合計4枚の羽を持っているのだが、誇張抜きにして、ペラペラのフィルム製なのだ。本当にこれで飛ぶのだろうか……と一抹の不安を感じる。

ベンチの上に置いた本体。薄さを極めたような羽があれだけの飛翔を生むとは!? 本体を前面から見る。頭部といいボディといい、意外とクールで今風なデザインがなされていることに気づく


 コントローラは、ゲーム機のそれによく似たもので親しみがわきやすい。左のレバーがパワーレバー、右のレバーが旋回レバーだと、1回触れただけでわかる簡単さだ。

コントローラ本体。大柄だが、手になじみ、操作しやすい 本体の旋回モードを変えるスイッチ。左へ動かすとビギナー、右へ動かすとエキスパート


充電中の「メカトンボ」。1回の充電に、約25分ほどかかる
 「メカトンボ」への充電は、コントローラに入れた電池を利用する。コントローラの上部にあるフタを開け、充電用コードを引き抜く。引き抜いたコードは、本体の腹部の下にあるソケットに差し込む。こうして、コントローラの赤色LEDが点灯したら、充電中の合図。1回の充電に要する時間は、25分間。説明書によれば、1回の充電で約6分間の飛行が可能になるという。


ペラペラの羽から想像もつかないほどの力強い飛翔が生まれた!

 充電開始から25分が過ぎ、いよいよ「メカトンボ」を飛ばすときが来た。コントローラには、旋回モードを変えるスイッチがついている。ビギナーを選ぶとゆっくりとした大きな旋回、エキスパートを選ぶと鋭角で早い旋回が可能となる。もちろん選んだのは、ビギナーモードだ。

 本体の飛ばし方は、こんな感じだ。飛ばす前は、本体の中心部を水平に持ち、紙飛行機を飛ばす要領で「メカトンボ」を前に押し出す。そして、すかさずコントローラのパワーレバーを倒し、前進させる。飛び始めは、パワーレバーを半分くらいに倒し、「メカトンボ」が上昇させる。上昇させたら、今度はパワーレバーを若干緩める。これで水平に飛ぶ。

最初は紙飛行機の要領で、「メカトンボ」を前に放つ。その直後に、コントローラのパワーレバーを入れ、羽を羽ばたかせる コントローラで水平飛行を保ちながら、左方向へ旋回させているところ


「メカトンボ」を飛ばしているところ。コントローラの加速や原則にも迅速に対応し、操作する快感を味わえる
 飛ばしてみた最初の感想は、パワフル! 4枚の羽がバリバリと鋭い羽音を立てて羽ばたき、「メカトンボ」は大空に吸い込まれていった。「へええ~、こんなにパワフルに飛ぶんだ」という言葉が自然に漏れ、しばし、その飛翔の軌跡に見とれてしまう。

 さすがは「WOW WEE」製のホビーだ。今回も心からの感嘆をプレゼントしてくれた。

「メカトンボ」の飛翔している雄姿を並べてみた。空を飛ぶと、風景と溶け合って、とたんに格好よく映えるから不思議だ


 「メカトンボ」の飛翔スピードは速く、アッという間に遠くへ飛んでいってしまう。コントロール可能範囲は、約20メートル。20メートルを超えると、へなへな~と地面に不時着してしまう。

「メカトンボ」を旋回させて、手前に導いたところでパチリ。このように美しい写真に仕上がった
 こうならないようにするために必要なのが、旋回だ。右へ左へ旋回させてみる。旋回への反応も鋭く、思った通りに飛行させることができる。その軌跡は美しく「ああ、気持ちがいい!」と、思わず声が出るほどだ。

 取扱説明書には、1回の充電で約6分間の飛行とあったが、なんのその。筆者のテストプレイではその倍の12分ほど電池がもった。想像以上の飛行に、想像以上のバッテリーパワー。これが「メカトンボ」の実力だ。

 冒頭でも述べたように、筆者はこれまでさまざまな“飛行もの”のトイで遊んできたが、間違いなしにこれがベストワンだ!

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□シー・シー・ピーのホームページ
http://www.ccp-jp.com/
□「メカトンボ」のページ
http://www.ccp-jp.com/mechatombo/


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(2007年6月28日)

[Reported by 元宮秀介]


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