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会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(前売700円) ● ネットワーク対戦クイズ アンサー×アンサー
操作系は、早押しボタンとタッチパネルをクイズごとに使いわける。早押しボタンは2段構造になっており、軽く押すと上部のドーム部分だけが反応。強く叩くと、その外周にあるピンク色のリングが反応し「自信あり!」のメッセージとともに力強い演出グラフィックが出現。このあたり、同社作品「セガネットワーク対戦麻雀MJ3」の強打システムを想起させる。 クイズバトルは、全国から4人がマッチング。1対1による総当たり戦、計3試合が行なわれる。総当たり戦で2位までに入れば、1位と2位が優勝をかけて戦うプレーオフに進出できる。総当たり選は“時間制”、プレーオフは“ポイント先取制”で勝敗が争われる。 出題形式は、先に早押しボタンを押したほうに解答権が与えられる「早押しクイズ」、複数の選択肢から正しいものを選んでいく「多答フィニッシュクイズ」、パネルに隠されたビジュアルを推理する「早押しビジュアルクイズ」、早押しで炎ゲージを相手側に押しやる「押し合い爆破クイズ」など、さまざまなバリエーションが用意されている。 出題ジャンルは「自然科学」、「語学・文学」、「歴史・地理・社会」、「エンターテイメント」、「漫画・アニメ・ゲーム」、「スポーツ」、「グルメ・生活」、「趣味・雑学」の8種類が基本。このほか、期間限定で“旬の話題”ならぬ“旬のクイズ”が出題される「スペシャルジャンル」が出現する。ジャンルは試合ごとに選択可能だが、一度選んだジャンルは残り試合で選ぶことができない仕組みになっている。 専用ICカードを使用すれば、プレイ終了後に正解したジャンルの「ジャンルポイント」が獲得できる。このポイントが一定数以上たまると、そのジャンルがレベルアップ。ジャンルレベルは「試合で出題される問題数」に影響を与える。対戦時に相手レベルより高ければ、自分の選んだジャンルの問題が多く出題されるため、そのぶん試合が有利に展開するというわけだ。レベルが低い場合は当然出題数が減ってしまうため、対戦するときは相手との“ジャンルによる相性”も重要になってくる。
ICカードには、ジャンルポイント以外にも「戦績」、クイズ強度をあらわす「アンサーランク」、実力に応じてリーグが変わる「リーグシステム」の現在所属など、さまざまな情報が記録される。リーグシステムは、10級からスタート。戦績に応じて増減するエンブレムを溜めて昇格チャレンジをクリアすることで昇格していく。ちなみに、ゲーム中に表示されるプレーヤーキャラクタのビジュアルは“一番レベルが高いジャンル”のコスチュームが適用される。正式稼働日は未定。
(C)SEGA
● ポカ☆スカ ゴースト!
操作方法は極めてシンプル。筐体は全面タッチパネルになっており、画面に表示されるゴーストを、魔法の杖を模したコントローラーで攻撃する。コントローラーは、操作方法により「叩く」、「ためて叩く」、「打つ」、「引っ張る」、「まわす(こする)」など複数の攻撃に変化。ゴーストの攻撃パターンに応じて、プレーヤー側も操作方法を使いわけていく必要があるわけだ。 ストーリーはミニゲーム形式で進行。ふたつ表示されるゲームから好きなほうを選んでプレイ。制限時間内に一定のノルマをクリアできれば次のゲームが出現。その先には、強力なボスキャラクタが待ち受ける。ボスにはそれぞれ際立った特長があり、特殊な攻撃でプレーヤーを苦しめてくる。
本作は1人用のほか2人協力プレイが可能。協力プレイでは、お互いに息を合わせて敵と戦うのはもちろん、一方がレバーをまわしてもう一方がゴーストと戦うといった役割分担が求められる場面もある。ゲーム終了後、1人プレイなら性格診断、2人協力プレイなら相性診断が表示される。友だち同士はもちろん、家族やカップルでワイワイ楽しむにはもってこいの作品といえそうだ。今夏稼動予定。
(C)SEGA
● ダイナマイト刑事EX ~アジアンダイナマイト~
昨年4月にPS2で「SEGA AGES 2500シリーズ Vol.26 ダイナマイト刑事」が発売されているが、前作「ダイナマイト刑事2」の正式稼動は約9年前の話。まさかシリーズ最新作をプレイできる日がくるとは夢にも思っていなかっただけに、これは(一部の人だけかもしれないが)嬉しいサプライズといえる。 ゲームの舞台は、アジアの大都市。Mr.ダイナマイトこと「ブルーノ・デリンジャー」と相棒「キャロライン・パウエル」を操作して、宿敵ウルフ=ホンゴウと3度目の戦いに臨む。操作系や画面レイアウトなどは前作をほぼ踏襲。8方向レバーでキャラクタを操作して、パンチ、キック、ジャンプボタンでワラワラと出現する敵を片っ端から倒すのみ。だが、そこは「ダイナマイト刑事」シリーズ。最新作では、それ以外の部分……いわゆる“ダイナマイト刑事流ジョーク”のさらなる充実が図られている。 プレーヤーキャラクタは、ゲーム中に出現する「コスチューム入りトランクケース」を拾うことで、ブルーノなら「カンフー着」、「モンゴリアン」、「ランボー風」など、キャロラインであれば「セクシードレス」、「キョンシー」、「巫女」などにコスプレ変化。恐ろしいのは、コスチュームを変えると見た目だけではなく“キャラクタの性能も変化する”こと。敵を掴んでから多彩な攻撃アクションが決められるのは本シリーズにおける特徴のひとつだが、それに「コスチュームによる変化」が絡むことで、攻撃バリエーションが千変万化。まさに気分次第、お好み次第でエクスチェンジ(EX)できるというわけだ。 「ダイナマイト刑事」シリーズらしい“ノリ”をサポートする“多彩な武器アイテム”も健在。ハンドガン、マシンガン、バズーカ、日本刀などの銃器や刀剣の類は言うに及ばず、サブタイトルのアジアをイメージさせる胡弓、爆竹など「これホントに使いモノになるのか?」といったものが多数登場。使用する際に押したボタンで用途が変わるものもあるため、有効な使い方を考える楽しみもある。
個人的には非常にツボを突いた内容だが、キャラクタのアクションが「ダイナマイト刑事2」の流れを汲む……というか、ほぼそのままといっても過言ではないのが困りもの。よく言えばキビキビ、悪く言えばアバウトなモーションにつき、人によっては「なんか動きが雑じゃない?」と感じるかもしれない。だが、最初から悪ふざけしか考えていないような怒涛のステージギミックやコスプレアクションを目の当たりにすれば、そんなことはどうでもよくなるはず。プレイする人を選ぶがゆえに、選ばれた人には(従来シリーズ同様)末永く愛される作品になりそうだ。今夏稼動予定。
(C)SEGA
● クラブ マジェスティ
「クラブ マジェスティ フォーマル」は、9リールスロット「コズミック チャレンジ」、ビデオポーカー「アトラクティブ デッキ ポーカー」など、従来のカジノ系メダルゲームを踏襲し展開していくシリーズ。一方の「クアブ マジェスティ エクステンド」は、カードゲーム「クラウド ナイン」、ビデオホイール「ホイール マニアックス」など、カジノ系になじみがないライトな人でもすぐに遊べるラインナップで展開していくシリーズ。 本シリーズでは、通常のクレジットメダルとは別に、どちらにも共通する「パーティゲームチップ」が登場することがある。パーティゲームチップは「パーティゲーム(ジャックポットチャレンジ)」に使える特別なチップで、1枚以上あれば誰でも参加可能。プレイしたいときは、受付時間中に専用アイコンをタッチすればいい。パーティーゲームは、1人で遊べる「ミニゲーム」のほか、最大14人まで参加できるものまで多数が用意される。
パーティゲームチップは、BET数が多いほど出現しやすくなるという。少ないメダルで地道にやっていくのが好きな人は若干躊躇してしまうかもしれないが、大胆にBETしていく豪快な人にはなかなか刺激的なシステムといえそうだ。正式稼働日は未定。
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● to アミー漁
シリーズ最新作は、海以外に“淡水ステージ”が追加されたこと。金魚、鯉など、身近な魚たちが可愛らしいグラフィックで再現されており、眺めているだけで癒される。払い出しメダルが倍になる「Wアップチャンス」などの個人向け、全サテライト共通のものなど、各種イベントも多数追加されている。 遊び方は前作と同様で、画面内を泳ぎ回る魚にあわせてダイヤルを回しメダルを投入。入れるたびにマイキャラが網を投げ、魚に当たると種類に応じた「漁獲量(kg)」が獲得できる。漁獲量のトータルが100kgに到達するたび、イベント「大漁」スロットが発生し、そこから高確率でパール獲得イベント「パールチャレンジ」に発展すれば、ジャックポットチャンスが期待できる。
ジャックポット発生時は、二重構造のスクリーンが1枚スライドして下から大型スロット「アミー漁クルーン(アナログ抽選システム)が出現。デジタル映像との組み合わせによる幻想的な演出がジャックポットチャンスの高揚感をさらに高めてくれる。ジャックポットステージの宝箱に入ってる「EXアイテム」を集めてEXスポットを増やし「EXTRAジャックポット」に成功すれば、最大4,000枚と前作の倍メダルが払い出される。今夏稼動予定。
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● シューティングラブ。2007 ~EXZEAL&シューティング技能検定~(参考出展)
本作の特徴は、オーソドックスなシューティング「EXZEAL(エクスジール)」と「シューティング技能検定」といった2種類のゲームが用意されていること。コイン投入後、プレーヤーは遊びたいほうのゲームを選択する仕組みになっている。 「エクスジール」は、同社が2004年にリリースした縦画面シューティング「トライジール」の流れを汲む作品。1レバー、1ボタンのシンプルな操作系。「溜め撃ちが可能」、「レバーによるコマンド入力攻撃」など、4種類の機体から好きなものを選択。ふたり同時プレイも可能。「トゥエルブスタッグ」、「エクスジール」同様、本作も近年主流の「弾幕系シューティング」とは異なる'70~'80年代型の「撃って避ける」を中心に据えた作り。絶望的なまでにインフレが進んだ弾幕系についていけなくなったゲームファンにとって、一服の清涼剤になりえる作品。グラフィックについては前作「トライジール」でも感じられた若干の軽さ、安さがそのまま残っている印象だが、ここまでくるとそれさえも“同社製シューティングの妙味”といえなくもない。 「シューティング技能検定」jは、複数のミニゲームを立て続けにプレイすることで、シューティングの基本能力を計測してくれるという一風変わったゲーム。ミニゲームは「戦車を壊す」、「敵弾や障害物をひたすら回避」といった王道的なものから、「空き缶を撃ってゴミ箱に誘導」、「地球に飛来する隕石を破壊」、「丁度いいタイミングでボムを使う(ナイスボムれ!)」など、タイトルやメッセージを含めシュールなものまでさまざまなバリエーションが用意されている。技能検定は、ミスをしても途中でゲームオーバーになることはない。ミスでミニゲームが早く終わることはあるが、そこでゲームそのものが中断・終了することはない。最後まで必ずプレイでき、計測結果が確認できる仕組みになっている。
出展されていた筐体は、全部で4台。そこでプレイする人の大半が、この「シューティング技能検定」を選択していた。もしや脳トレならぬ“シュートレ”あるいは“ゲートレ”が流行る余地アリ!? などと他愛もないことを考えつつ、本作がいつの日か全国各地のシューティングゲーマーのもと(正確には最寄のロケーション)に届くことを祈りたい。
● バーチャファイター5 VERSION B
「ノックアウト・トライアル」は、1人プレイ専用モード。次々と登場するノックアウトキャラクタを倒して、全7リーグを制覇するのがゲームの目的。ノックアウトキャラクタには従来のCPUキャラクタと異なるアルゴリズムが用意されており、まるで人間と戦っているような感覚が味わえるという。 本作を始めたばかりで対人戦に自信がない人でも「ノックアウト・トライアル」で練習すれば、対人戦でもまれたかのような攻防が体得できる。また、これまでは対人戦のみとされていた争奪戦も発生するようになり、勝てば対人戦同様に幻球やアイテムが入手できる。 最新バージョンが稼動したばかりの本作だが、ブースでは「バーチャファイター5 バージョンC」が今春稼動予定であることが明らかにされた。ただし“今春”とひとくちにいっても定義はまちまちであり、ファンはあせらず気長に待ったほうが良さそう。 一般公開日の2月17日(土)には「バーチャファイター5 VERSION B」を使った1DAYトーナメント「格闘今世紀」が開催される(格闘“新”世紀とは無関係。念のため)。イベントはセガブース「バーチャファイター5コーナー」にて10時受付開始、12時30分開催。参加費は無料で、希望者はアクセスカードを持参。参加者にはもれなく参加賞がプレゼントされる。参加希望者はもちろん観戦も大歓迎とのことで、興味がある人はこの機会に同社ブースを訪れてみてはいかがだろうか。
【格闘今世紀】 開催概要 (C)SEGA
□セガのホームページ http://sega.jp/ □全日本アミューズメント施設営業者協会連合会のホームページ http://www.aou.or.jp/ □「AOU2007 アミューズメント・エキスポ」のページ http://www.aou.or.jp/04/expo/expo2004.htm □関連情報 【2月16日】「AOU2007アミューズメント・エキスポ」開幕 「鉄拳6」、「オトメディウス」など新規タイトル出展 http://watch.impress.co.jp/docs/20070216/aou1.htm 【2006年11月1日】「セガ プライベートショー 2006“AUTUMN”」開催 対戦型ガンシューティング「2 SPICY」などを出展 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061101/sega.htm 【2006年9月14日】第44回「アミューズメントマシンショー」セガブースレポート 「頭文字D アーケードステージ4」など話題作を多数出展 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060914/am_sg.htm 【2006年2月17日】 「AOU2006 アミューズメント・エキスポ」ブースレポート ~セガ編~ http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060217/aou_sg.htm (2006年2月16日) [Reported by 豊臣和孝]
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