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【連載第99回】ゲームライフに役立つグッズをレポート
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Wii用クラシックコントローラを汚れから守るシリコンカバーほか
布製のDSカードケースやDS Lite型ケースをレポート |
当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。
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今回はWii用とニンテンドーDS Lite(以下、DS Lite)用のグッズを紹介。Wii用ではクラシックコントローラに装着する待望のシリコンカバー「ソフトジャケット for Wii クラシックコントローラ」がビザビより登場。DS Lite用製品からは、布製でシンプルな外観をしたsuono製の「ニンテンドーDSカード ケース」、キッズ向きなギミックもある「マジカルケース ポケモン」をレポートした。また、「自腹で試してみました」のコーナーでは、DS Lite型のカードホルダーにスポットを当ててみた。
● 汚れから守りグリップ力を高める「ソフトジャケット for Wii クラシックコントローラ」
・「ソフトジャケット for Wii クラシックコントローラ」
メーカー:ビザビ
価格:680円
重量:21g
カラー:クリア、グラファイト、ブルー、ピンク、バイオレット、クリスタルブルー
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クラシックコントローラに付着した手垢汚れ |
Wii用のシリコンカバー製品は、当連載第91回と第95回で、Wiiリモコンとヌンチャク用をレポートしてきた。汚れが気になる人や、グリップ力を向上させたい人にはオススメできるグッズだ。
両方を愛用している人の中には、残るWii用のクラシックコントローラもシリコンカバーで保護したいと感じている人もいるだろう。クラシックコントローラもまた、Wiiリモコンやヌンチャクと同じ素材で作られていて色も真っ白。汚れが目立ちやすいのが気になってしまう。
実際に2週間ほど使用したコントローラを見てみると、十字ボタン周りや側面に汚れが目立つ。手垢が乾燥して張り付くように付着していた。付着と乾燥を繰り返して蓄積していくのだろう。光沢があるコントローラ前面は、指紋による皮脂汚れも気になってくる。
そこで今回は、ビザビで販売が開始されたクラシックコントローラ用シリコンカバー「ソフトジャケット for Wii クラシックコントローラ」を試してみた。カラーバリエーションが6種類あるが、今回は半透明なクリアカラーを選択した。
◆ 外観をチェック
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装着は簡単。ただ、カバーにコネクタを通すときは慎重に |
カバーの素材はシリコンを使用している。表面の触感はスベスベとした肌触り。厚みは約0.9mmと薄く、ボタン周りは繰り抜かれていてボタン自体はカバーされない。カバー前面のフチと側面、背面には複数の小さな突起がある。指で軽く撫でるだけでも指紋の溝にはっきりと引っ掛かる突起で、滑り止め効果がある。
背面中央は正方形に大きく繰りぬかれていて、ここからコントローラを差し込んでいく。コネクタを通す穴の左右にはカバーの表裏を繋ぐ接合面があるため、強度が少々弱いようだ。穴にコネクタが引っ掛かってしまい1mmほど裂いてしまった。ゆっくりと穴を広げながら通していきたい。
カバーの作りは良好でコントローラにピッタリとフィットした。カバーの浮きやボタンへの接触もない。乳白色の半透明なのでコントローラとの一体感があり、見た目もよく仕上がった。
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カバー装着後の外観写真だ。ボタン周辺は十二分な余裕をもたせた作り。カバー越しでもコントローラ前面にあるSELECT/HOME/STARTの文字をはっきり視認できる |
◆ 使ってみた
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薄いカバーなため、大きさの変化はほとんど感じない |
装着後のクラシックコントローラを使っていく。このようなカバー製品を付けると、まず操作感の変化が気になるところだ。背面と側面に設けられた突起は非常に存在感が強い。小さな突起ではあるが、複数あるので指や手の平をガッチリと捉えてくれる。
カバーを装着することで、この突起のグリップ力が加わり扱いやすくなる。特にL/Rボタンは、押しこむストロークが深く押し心地も硬め。そのため押すときに指に力が入りがちだった。コントローラ全体の形状が丸く厚みがあることも起因しているだろう。グリップ力が高まったことでボタンを押す際の力のかかり具合が変わり、使い勝手がよくなった。
カバー背面中央のフチに指を引っ掛けてホールドできるのも嬉しい。グリップ力向上の効果は非常に高いと感じた。手が汗ばんできても、未装着時に感じていたヌルヌルした感触もなく、気持ち悪さを感じなくなった。他の人とコントローラを使いまわす時にも嬉しいし、汚れの付着も大きく防いでくれているだろう。
十字ボタン周りはカバーの繰り抜きに余裕があるため、指の腹を使って十字ボタンをグルリと回転させる操作も良好。未装着時そのままの感覚で使える。前面の4ボタンは最大まで押し込んでも若干カバーが触れるだけで違和感を覚えるほどではない。ボタンの連打も快適にできた。ZL/ZRボタンも同様で、慣れてしまえば違和感は消える。
コントローラスティックは、上方向に最大まで倒した時にスティック先端がカバーへ微妙に食い込む。ただ、スティックを最大まで倒して回転させても思いのほか抵抗感はなかった。
最も気になったのは、ボタンの高さが低い+/-ボタンを押す時。カバーのフチに指を食い込ませるよう強めに押すことになる。操作自体に致命的な支障はないが、少々押しにくく感じる。HOMEボタンも同様に強く押しこむ必要がある。
このカバーを使って印象深いのは、やはりグリップ力の向上だ。激しいボタン操作をしていても指がずれにくく、コントローラを持ち直す回数が明らかに減った。コントローラを強くホールドしなくてもよくなったので、長時間プレイしていても手のだるさをあまり感じない。
ボタンを操作するときに指がカバーに触れたり、コントローラスティックの先端がカバーに触れたりすることについては、カバーを装着して初めてゲームをプレイした時には確かに違和感を覚える。ただ、しばらくプレイしていると気にならなくなる程度。ゲームプレイに支障が出ることは全く無かった。
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側面と背面の突起は、滑り止めの効果が非常に高い |
L/Rボタンを押すときは、写真のように少し奥にずらして指を置くとカバーに接触しない |
コントロールスティックを上方向に倒すと先端がカバーに接触するが、操作感の変化はほとんど無かった |
汚れから守る効果はどうだろうか。当然ではあるが、コントローラ自体には汚れがほとんど付着しなくなる。ただ、穴が広い十字ボタン周辺と背面中央にはやはり汚れが付く。カバー自体には、皮脂による指紋の跡が全く付かないので非常に心地よく使えた。カバーに皮脂は多少なりとも付着していると思われるが、目では見えない。コントローラ表面に目立っていた指紋の跡を気にする必要が無くなったのは嬉しい。
使用後にボタン周りのカバーの穴や背面の突起を見てみると、少し黒ずんでいる箇所があった。特に指が引っ掛かりやすい突起には、手垢が溜まりやすいかもしれない。ただ、カバーは気軽に水洗いができる。中性洗剤を使って水で洗い流せば直ぐに綺麗になった。
シリコンカバー系の製品を使うときに気をつけておきたいのは、長く使っていると黄ばんでくること。特に、タバコのヤニは付着しやすい。今回使ったクリアカラーは、コントローラとの一体感は高いが黄ばみが目立ちやすい。カバー自体の汚れも気になる人は、色が付いた他のカラーを選ぶとよいだろう。
● suonoの布製カードケースが登場「ニンテンドーDSカード ケース」
・「ニンテンドーDSカード ケース」
メーカー:suono
価格:2,980円
サイズ:縦11.1cm×横10.0cm×厚さ1.3cm
重量:35g
カラー:チャコール・ストライプ、レッド・ドット、ホワイト・ピンクストライプ、ブラック・ストライプB
DSカード8枚収納
◆ 外観をチェック
綿素材とハンドメイドにこだわったDSカード用ケース。外側は柄の無いシンプルなデザインだが、ケースの内側は水玉模様やストライプといったカラフルな柄になっているのが特徴。
カラーや柄のラインナップは、第59回、第81回でレポートした、同じくsuono製のDS Lite用本体ケースと良く似ていてマッチする。これらの本体ケースを使っていてDSカード用ケースも揃えたいという人にも嬉しい製品だ。今回は、ブラック・ストライプBでレポートする。
ケースの布地部分は、綿100%の素材でできていて、光沢はもちろんなく落ち着いた質感。外側には柄がなく、背面に小さな「suono」のロゴが縫い付けられている。外側は非常にシンプルだが、ケースの内側はカラフルなストライプ模様という派手なデザイン。このギャップが個性的に感じる。
ケースの間にはキルト素材が挟まれていてクッションになっている。厚さは1.3cm。ベルト部分の厚みを除くと0.8cm程度という、非常にスリムな形状。ケースは皮製のベルトとマジックテープで閉じられる。
ケースを開くと、左右に4つずつで合計8つのポケットがある。ポケットの表面は、収納したままでもタイトルがわかるように、透明なビニール素材でできている。柔らかなビニールで半分に曲げても折り目は残らない。ポケットのサイズは、DSカードよりもひと回り大きく余裕がある。
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写真左は「ニンテンドーDSカード ケース」の表側、右が裏側だ。suonoのロゴが縫い付けられているだけで、模様や飾りは無い。外側はシンプルで落ちついたデザイン |
ケースを開くと派手な模様が現われる。DSカード用のポケットが8つ設けられている |
◆ 使ってみた
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DSカードはポケット内へ完全に納まる |
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ケース全体が柔らかいので指を入れやすく、スムーズに取り出せる |
DSカードを収納してみると、ポケット内にはかなりの隙間ができるが、ケースを強く振ってもDSカードが脱落することは無かった。ケース自体が柔らかいので指を入れて簡単につまみ出せる。出し入れしやすいポケットだ。
ポケットのビニールは透明度が高く、DSカードのタイトルシールがはっきりと見える。ケースを開くだけで収納したDSカードをひと目で視認できる一覧性がよい。ひとつのポケットに2枚のDSカードを重ねて収めることもできる。ただ、全てのポケットに2枚収納すると、ケースを閉じるのが窮屈になる。ケースの片側だけを2枚重ねにして、合計12枚収納した場合は窮屈感なく収納できた。
DSカードは横向きにも収納できる。横向きに収納すれば、タイトルシールの向きも全て揃えることができるし、ケースを開いた時の見た目も良い。一番端の2つのポケットにGBAカートリッジを収納してみるのもあり。ポケット内に半分程度しか入らないが、脱落することなくしっかりと収納できる。ケースもしっかり閉じられた。無理があるように見えるかもしれないが、意外に使い勝手がよく驚いた。
8枚のDSカードを収納したときの厚さは1.5cmと薄い。収納する枚数を減らせば、さらに薄くコンパクトに持ち運べる。バッグ内のサブポケットに入れても出っ張りが少なく、非常に持ち運びやすい。マジックテープ式なので素早く開閉できる。
マジックテープ式のケースは開閉に音が鳴り、電車内など人目のある場所だと気になる。だがこのケースは、マジックテープのサイズが小さく、それに比例して剥がす時の音も小さい。静かな場所でもそれほど気にならず、屋外でも使いやすい。
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8枚のDSカードを収納しても、厚みは1.5cm程度と非常にスリム |
DSカードを横向きに収納できるのも嬉しいポイントだ |
左側のポケットに2本のGBAカートリッジを収納した写真 |
個性的なデザインやハンドメイドならではの丁寧な作りに魅力を感じる製品だが、実用性の高さにも満足した。厚みが薄く、バッグやポケットに入れても邪魔にならない持ち運びやすさがある。それでいて多くのDSカードを収納でき、規定外の使い方だがGBAカートリッジも収められる。DSカードケースとしては高価だが、価格に見合った満足度の高い製品だ。
● 印籠型で絵柄の変わるギミック付き「マジカルケース ポケモン」
・「マジカルケース ポケモン」
メーカー:テンヨー
購入価格:730円
サイズ:縦11.1cm×横5.3cm×厚さ3.8cm
重量:66g
DSカード5枚収納
任天堂ライセンス商品
◆ 外観をチェック
DSカード用ケース「マジカルケース ポケモン」は、テンヨーが発売しているポケットモンスターのキャラクタが描かれたDSカードケース。テンヨーは、ゲームグッズのほか、手品用品も扱っている。任天堂から発売されているDS用タイトル「マジック大全」に収録されているマジックの監修・考案も担当している。
本製品は、簡単な手順でケース表面のキャラクタの絵を変えることができるという、マジックを手がけるテンヨーらしいギミックが特徴だ。ある種、実用的なケースよりも玩具に近いところもある。ケースは楕円の筒状になっていて、上側にはストラップが取り付けられている。印籠のようなユニークなデザイン。
ケースの素材はプラスチック製。ケースの表面は、ロゴなどがプリントされたシール部分と、キャラクタが描かれた厚手の紙が巻かれている部分に分かれている。ケースは横へ半分に開くのだが、ヒンジは無く表面に巻かれた紙で繋がっている。
開閉部はツメでロックされる。ケースを開くと片方にDSカードの収納スペースがある。DSカードをはめ込むための溝が斜めに刻まれていて、溝の隙間に可動式の突起が付いている。ここに5枚のDSカードを収納できる。ケース外側から収納スペースまでの厚みは0.8cmもあり、かなり頑丈な作りをしている。
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印籠のような形がユニークな「マジカルケース ポケモン」 |
ケースは横に開く。外装が非常に厚いケースで外部からの衝撃や圧力に強い |
DSカードは収納部の溝に設けられた突起でしっかりと固定される |
◆ 使ってみた
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DSカードは斜めに収納される |
ケースを開けるときは溝に爪を引っ掛けて開く。DSカードの出し入れはスムーズだ。DSカードは溝にあるロックで固定されるため、逆さにして強く振っても脱落しない。また、DSカードの上半分は完全に露出しているので、DSカードの端をつまんで簡単に取り出せた。収納したままでもタイトルを判別できる。
通常のケースであれば、180度程度までしか開かないが、この「マジカルケース」は、ケース外側に沿って反対側まで回転させることができる。そのままケースを閉じると、ケース表面のキャラクタが変わる。回転させた時に、ケースを繋いでいる紙が裏返って裏側に書かれたキャラクタが現われるという仕組みだ。
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1. 写真内左がケースの表側、右が裏側だ |
2. 写真のようにケースを回転させると…… |
3. 全てのキャラクタが変化! |
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爪を引っ掛ける箇所は紙がめくれやすい |
ギミックによるちょっとした驚きと面白さは子供に喜ばれそうだ。気分で外観を変えられるのも嬉しい。ケースの外側にまかれている紙は、爪で引っ掛けてもそう簡単には破れず非常に丈夫な素材。紙が破れてケースが分離するような不安は無かった。
ただ、ケースを開けるときに爪を引っ掛ける箇所は、何度も開閉を繰り返しているうちに少し破れてしまった。破れた箇所が拡大することはなさそうだが、長く使っていくことを考えると気になる。
ケース自体は頑丈で、踏みつけても変形しなかった。中に収めたDSカードに圧力が加わることは無いだろう。屋外でDSカードを取り出すとき、手首にストラップを通せば落下も防止できる。安全性にかなり気を使った製品と感じた。その分、ケースのサイズは大きくなっている。小さなバッグに入れて持ち運ぶのには向いていないかもしれない。
デザインとギミックに関して言うと、やはりというか当然と言うか、ポケモンが好きな子供に向いている。安全性の高い作りも子供が使ってもDSカードをしっかり守れるようにするためだろう。DSカードの収納方法は新しく、収納したDSカードの一覧性も良く取り出しやすい。この収納方法は実用性があって使いやすいと感じた。
自腹で買ってみました! |
「ミニDSLite カードホルダー」
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● DS LiteそっくりなDSカードケース「ミニDSLite カードホルダー」
・ミニDSLite カードホルダー
メーカー:テンヨー
購入価格:680円
サイズ:縦3.9cm×横7.1cm×厚さ1.7cm
重量:24g
カラー:ホワイト、ネイビー
DSカード2枚収納
任天堂ライセンス商品
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写真内左が「ミニDSLite カードホルダー」、右がDS Lite本体 |
今回購入したのは、DS Lite用のカードケース「ミニDSLite カードホルダー」。本製品は、DS Lite本体のミニチュアに、DSカードが2枚入るというもの。第47回でレポートした「ミニDS カードホルダー」のDS Lite版である。
カプセルトイとして販売されているゲーム機などのミニチュアを集めるのが好きな担当所員にとって、DSカードケースというよりも、まずはミニチュアとして目を引かれた。パッケージ越しに見ても、ケース内側と外側の質感の差がしっかり付けられていて、ボタン周りの再現性もなかなかのもの。ひと目で気に入り、迷わず購入。
ケースの外観をチェックしてみると、表面にはしっかりと本物さながらの光沢があり、DSマークのサイズも省略されることなくバランスよく付いている。電源スイッチやボリューム、タッチペンホルダー、バッテリーカバーの溝など、可動はしないものの細かい箇所までしっかりと再現。小さなストラップにも「Nintendo」のロゴがプリントされている。
もちろん、DS Lite本体と同じように開閉可能。内部はツヤを抑えた質感でディスプレイ側にはDS Liteを起動した時に表示される画面を模したシールが貼られている。タッチスクリーン画面は繰りぬかれていて、収納したDSカードのタイトルシールが見えるようになっている。ただ、DSカードを2枚収納できるようにするため、タッチスクリーン側が少々厚く太り気味。それはそれで可愛らしいのだが。
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ネイビーカラーの「ミニDSLite カードホルダー」。表面の質感はなかなかのもので、細かい箇所は溝や突起で再現している |
内部にはDSカード固定用の突起とバネが入っている |
第47回の「ミニDS カードホルダー」は収納したDSカードが取り出しにくいという欠点があったが、「ミニDSLite カードホルダー」では見事に改善されていた。
DSカードの収納は、ケース背面にあるスロットにカチッと音が鳴るまで挿し込むだけ。内部でロックがかかりガッチリと固定される。収納されたDSカードを押し込むと、ロックが外れて6mmほど頭を出す。2枚収納している時は、2枚とも同時に露出するようになっている。あとは指でつまんで取り出せばよい。DS/DS LiteのDSカードスロットと同じ手順で出し入れできるというわけだ。カチッというロックの音がDS/DS Liteに比べると少々安っぽいのだが、形状だけでなく収納方法まで再現されているとは嬉しい限り。
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DSカードを収納。タッチスクリーン部分からタイトルシールが見える |
2枚のDSカードを収納できる。固定力は十二分で脱落することはない |
DSカードを2.5mmほど押し込むと、ロックが外れて押し上げられる |
DS Liteのミニチュアとしての完成度も高く、DSカードケースとしても文句無く扱いやすい。所有する楽しさと実用性を兼ね備えた製品だ。ただ、ケース表面に付く指紋による皮脂汚れや、持ち運び時に付いてしまった細かな傷が目立つのが気になるところ。実際のDS Lite本体を使う時と同じ悩みを感じてしまうとは……。DS Lite用本体ケースのミニチュアも欲しくなってしまった次第である。
当研究所では、みなさんに取り上げてほしいネタなどを随時募集する。ドシドシと編集部までメールを送って下さい (編集部) → game-watch@impress.co.jp ←
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□ビザビのホームページ
http://www.visavis.jp/
□suonoのホームページ
http://www.suono-jp.com/
□テンヨーのホームページ
http://www.tenyo.co.jp/
(2007年2月1日)
[Reported by ゲーム環境向上委員会]
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