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ネクソン、「メイプルストーリー」初のオフラインイベントを開催
新マップ「台湾」、「中国」、「タイ」と4次職新スキル情報を初公開

12月16日開催

会場:ネッカ秋葉原店



 株式会社ネクソンジャパンは、12月16日、同社運営のMMORPG「メイプルストーリー」のサービス開始以来始めてとなるユーザーイベント「メイプルストーリー オフラインパーティ」をネッカ秋葉原店で開催した。

 「メイプルストーリー」は、同社が2003年から展開している2DアクションMMORPG。豊富なアバターをはじめ、コミカルなキャラクタを中心としたポップなイメージで若年層を中心に人気を集めている。この日はゲーム内での人気コンテンツなっているGMミニイベント「雪だまころがし競争」、「頂上をめざして!」と、今回のイベントのために用意された「ビクトリアメイプルリレー」の3つのゲームプログラムが用意された。

 また、12月21日から導入予定のアジア地域をテーマにした新マップ「台湾」、「中国」、近日導入予定の「タイ」の各マップと、来年中に実装予定の4次職の新スキルのお披露目も行なわれた。ゲームイベントの入賞者には「メイプルストーリー」のキャラクタグッズやトートバッグが送られた。応募2,000名の中から抽選制で来場した40名のユーザーは、中高生を中心とした10代のユーザーが多数を占め、若い活気にあふれたイベントとなった。


■ 強力モンスターに覆われたビクトリアアイランドを4人で競争「ビクトリアメイプルリレー」

イベントへの応募者数2,000名の中から当選した40名のうち、集まったのは約6割程度。これには運営側も予想外だったようだ。代わりに見学者を入れて定員を満たしたようだ
この日解説を務めた運用2チームの柳本 隆氏。新マップの紹介やゲームの解説で会場を盛り上げた
 今回のメインイベントとなったのが、初中級者向けの「ビクトリアアイランド」全体を使った「ビクトリアメイプルリレー」だ。4人1チームとなり、アイテムをバトン代わりに島を一周する。ヘネシスからスタートし、エリニア、ペリオン、カニングシティで走者にバトンを渡し、ヘネシスにゴールする。マロンマスクや天使の輪などチームごとのかぶりものが用意され、バトンとなるアイテムと回復剤を次の走者に受け渡すことによってゴールを目指す。なお、今回のイベントのために、ビクトリアアイランド中に強力なモンスターが濃密に配置されている。

 用意されたキャラクタはレベルが15でHPが1,000のノービスに統一されており、イベントのために配置されたほとんどのモンスターを倒すことができない。レベル150のボディーガードやクリムゾンバルログといった強力モンスターのほか、マップを埋めるように巨大なスーパースライムが配置されている。

 初中級者向けのビクトリアアイランドをテーマにした理由は、応募したユーザーのレベルがハイレベルのプレーヤー層が多いためで、かつて楽しんだマップで再び楽しんでもらいたいとの趣旨からだ。GM達は高い壁と壁の隙間や、飛び石の下側に強力なモンスターを配置し、参加者にプレッシャーをかけたが、彼らの手元は狂うことはなかった。優勝した紙袋チームは先導役のGMキャラクタを時には先導してしまうほどの鮮やかなプレイでクリアした。

 このイベントで面白かったのは会場アナウンス向けの映像が、一緒にゲームをプレイしたGM操作の実際の画面だったところだ。操作に熟練しているGMが足場から落ちたりするところを見て、GMの周囲にいるユーザーが走りながら話しかけたり、表情を変えてアピールするなど、会場の盛り上がりに一役買っていた。

【ビクトリアメイプルリレー】
ビクトリアアイランド中を駆け巡る中、強力モンスターに見向きもせず淡々と歩を進めた紙袋チームが勝利した。紙袋チームは即席チームながらも全員で紙袋以外の装備を外し、下着姿の格好でレースに参加。会場の笑いを誘った。バトン受け渡しポイントであるタクシー乗り場では、向かいあってバトンを交換するユーザーに応援メッセージを送るなど楽しげな雰囲気だった。素早くサクサクと進めるコツは、平坦な道ではモンスターをかわさずにぶつかることによって、前方に弾かれ移動スピードを稼ぐ。トリッキーな小技を使っていくことがポイントだ。ゲーム開始前にはティップスをまとめたブリーフィングが行なわれたが、こうしたテクニックは熟知していたユーザーが多かった


■ オンラインでの人気コンテンツを体験!「雪だまころがし競争!」、「頂上めざして!」

主にGMキャラクタの操作を担当した左留間 正之氏。「頂上目指して!」中では先導役としてゲームに参加し、ユーザー達に混じって真剣に「プレイ」していた
左から順に「メイプルストーリー」運用2チーム長神田 淳氏、左留間氏、柳本氏、マーケティングチームの島嵜 直樹氏。この日のイベントを通じ、低年齢層のユーザーに対する保護者への理解を始め、GMと一緒に遊べるオフラインイベントを目指していきたいとのこと
 この日は通常の「メイプルストーリー」のゲーム内でGM主導により行なわれている2つのミニゲーム「雪だまころがし競争!」と「頂上目指して!」の2つのゲームイベントも実施された。両方とも、平常のサービスの中でGM主導のイベントとしてゲーム内で開催されているが、特設NPCに話かけることで参加できる50人程度の参加枠に常にたくさんのユーザーがアクセスするため、競争率が高くなっている。会場でも参加経験のあるユーザーはごく僅かで、これを楽しみにしていたユーザーも多かったようだ。

 「雪だまころがし競争!」は、チーム戦で雪玉を攻撃することによって少しずつ転がして行き、ゴールを目指すというもの。転がしていく雪玉の反対側には雪だるまが設置され、この雪だるまを壊すことで相手の雪玉を一定時間足止めすることができる。雪玉を転がす人数と雪だるまを壊す人数の割合が勝負の分かれ目になる。雪玉に触れると気絶してしまうため、少しずつ前進しながら切りつけたり、途中で後方の雪だるまを壊しに行ったりとチーム同士で盛り上がった。

 「頂上めざして!」は、個人戦でスタート地点からはるか上方にあるゴール目指して駆け上がっていく早さを競うというもの。こちらも経験者はほとんどいない中、ユーザーの技量の高さが光った。参加者を半分ずつに分かれて予選を行ない、15分の制限時間の間に第4段階までクリアしたユーザーで決勝戦が行なわれた。

 優勝した「カラス頭」を被ったユーザーは、上方の飛び石の下にぶら下がったトゲでわざとダメージを受け、その弾かれた勢いで上の飛び石に乗ってしまうというショートカットテクニックを見せ、15分の制限時間を半分近く残してゴールした。

【雪だまころがし競争!】
チーム戦のため、隣同士のユーザー間でゲーム中にコミュニケーションを取っている姿も。また若い女性ユーザーが多かったのもこの日のイベントの特徴だった。マップ左端の雪だるまを壊すか、雪玉を転がすかの作戦が勝負の明暗を分けた。雪だまに人数を割いた上段の「メイプル」チームに軍配があがった。ゲームが進行するにつれ、雪だるまと雪玉の距離が離れていくため、途中での作戦変更をするか否かが悩ましいところだ

【頂上目指して!】
左留間氏が操作するGMキャラ「ごもます」。頭上にGMの印である鳥のマークが光っている。他のプレーヤーよりやや早い速度で移動できるにもかかわらず、逆に先導されてしまっている。GMの名誉にかけても真剣な表情で挑まざるを得ない。飛び石やロープを使って上方へ上方へと上り詰めていくが、一度のミスでかなり下まで落ちてしまうことも。狩場の充実や新キャラクタの追加ばかりでなく、こうしたトリックに方向性を狙ったマップもアクションRPGユーザーにとっては楽しめるものになるだろう


■ 新マップ「台湾」、「中国」、「タイ」を追加。新4次職と新スキルを公開

 イベントの後半では、12月21日に実装が予定されている「台湾」、「中国」のマップが公開された。台湾にはナイトマーケットを題材にした夜マップと、普段はバナナを投げてくる猿のキャラクタ「ルーパン」が不良チックにバイクを乗り回して登場する昼マップがある。夜マップでは台湾の雑踏と、昼マップは郊外の街並みが再現されている。

 「中国」では上海の外灘がテーマとなっており、沿岸部の遊覧船や観光スポットが登場する。一般フィールドは迷路マップとなっており、登場するヤギやアヒルなど農村地帯をモチーフにした牧歌的なイメージながら入り組んだ迷路構造のマップになっている。

 また、近日中のアップデートとして、「タイ」マップも公開された。こちらは、湿地帯の広がるタイのジャングル地帯と、トタン屋根の長屋が居並ぶ中にトゥクトゥクが走るタイの街並みが再現されている。ジャングル最奥部にはヌシであるコブラが待ち受けているとのことだ。

 そして、来年実装予定の4次職の新スキルも公開された。共通スキルとして、全ステータスが最大10%向上する「Maple Hero」のほかに、弓使い、戦士、盗賊、魔法使いの新スキルが公開された。4次職スキルだけあり、強力なダメージを叩き出すものばかりだ。また、レベル70からのクエストスキルで、ライディングスキルも実装されるとのこと。ブタに乗ることでジャンプ力や移動力が上昇する。レベル120からはブタがイノシシにアップグレードし、さらに強力に進化するそうだ。ユーザーから要望の多いスキルとのことで、年明け以降のアップデートにも期待したい。

【台湾ステージ】
台湾といえば夜市場。活気あふれるマーケットの雰囲気や、地下鉄網の発達した台北の都市部の風景が再現さている。大型バイクを乗り回す「ルーパン」は移動速度が速く、初心者ユーザーには難敵となりそうだ

【中国ステージ】
マップのテーマとなったのは上海の外灘と中国の農村部。羊、ヤギ、アヒル、といった牧歌的な雰囲気が特徴的だ

【タイステージ】
タイのみ近日公開予定となっている。最奥部のヌシのコブラは非常に危険とのこと。街は水上で暮らす人々は東南アジアの雰囲気がよく出ている

【2007年実装予定の新スキル】
左がユーザーからの要望が非常に高かったという騎乗スキル。レベル70からのクエストでブタに騎乗可能になる。移動が非常に早くなる。右が新4次職共通スキルの「Maple Hero」。全ステータスを10%アップさせるという強力なものだ

【戦士スキル】
「Monster Magnet」(左)で近くにいる敵を吸い寄せ、「Rush」(右)でまとめて串刺しにする。2つのスキル組み合わせは非常に強力だ

【弓使いスキル】
「Dragon Pulse」(左)は最大6匹までの貫通攻撃。爽快感あるプレイが楽しめそうだ。「Fire Hawk」は鷹が最大4体までの火属性攻撃を放つ。氷属性攻撃の「Ice Eagle」も同時に実装される

【盗賊スキル】
「Ambush」(左)は最大12秒間、周囲の敵に忍者が張り付き、攻撃を与え続けてくれる。プレーヤーに張り付いた敵を左右へ弾き飛ばす「Tornade」(右)。このほかドクロを投げる「Triple Throw」など地味ながらも全体的にプレーヤースキルを試されるものが多い

【魔法使いスキル】
ドラゴンを召喚し、3体に範囲攻撃する「Dragon Mastery」(左)。4次職ならではのド派手な演出となっている。氷の精霊で持続的にダメージを与え続ける「Freeze」(右)。効果中は火属性が弱点となり、すかさず召喚魔法「Ifrit」でたたみかける

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□ネクソンのホームページ
http://www.nexon.ne.jp/
□「メイプルストーリー」のホームページ
http://maplestory.nexon.co.jp/
□関連情報
【2006年12月7日】ネクソンジャパン代表取締役社長David K.Lee氏インタビュー
NEXONのワールドワイド戦略と、2007年の日本の動きを聞く
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061207/nexon.htm
【2006年11月11日】NEXON事業戦略発表会レポート その1
子会社NPNAを設立、MTVと事業提携など北米機能を大幅強化
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061111/gs_nex1.htm
【2006年11月11日】NEXON事業戦略発表会レポート その2
4つの自社開発スタジオを設立、10本以上の開発パイプラインを整備
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061111/gs_nex2.htm
【2006年3月16日】ネクソン代表取締役社長David K.Lee氏インタビュー
アイテム課金ビジネスの旗手の次期戦略を探る
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060316/nexon.htm

(2006年12月18日)

[Reported by 三浦尋一]



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