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【連載第211回】 あの、おもちゃを徹底レポート




電子コンパスで空中にひそむモンスターをゲット!
バンダイ「トレジャーガウスト」

「トレジャーガウスト」
発売 バンダイ
価格 3,360円
電源 単4電池×2(別売)
発売日 発売中



パッケージ。本体のカラーリングにあわせて、レッドとブルーの2種類が発売されている
 今回は、トイショップの店頭で発見した意欲的なトイを紹介したい。その名は「トレジャーガウスト」。キーワードとなる「ガウスト」とは、磁幽霊という意味の造語だ。この「トレジャーガウスト」は、身の回りに潜んでいる磁幽霊を捕まえるためのツールなのだという。

 設定によると、ガウストはいたずら好きな存在だ。例えば「朝起きたら寝癖が付いている」、「ズボンのチャックが開けっ放しになっている」、「おならをしたと疑われる」。こうした経験があれば、それはガウストのいたずらの可能性があるのだとか。凝りに凝った世界観が期待を膨らませてくれる。

 「トレジャーガウスト」本体は、手のひらにおさまるサイズ。携帯電話を彷彿とさせるフィット感があり、手に握って遊ぶものと実感できる。本体のギミックは「トレジャーガウスト」の設定と同様に、遊び心が感じられる。少年たちの大好きな変形の仕掛けが組み込まれているのだ。

 本体の表面に指をかけ、上に押し上げると、スライドする。本体の右側面には格納されたレバーを指で引っ張ると、釣竿のリールの形状になる。どちらも「ジャキーン」という音が響き渡るようなギミックで、心躍る。少年たちならこの段階でノックアウトされるのではないだろうか。

「トレジャーガウスト」本体。現在の携帯電話と同等のサイズだ 上部をスライドさせると、画面が透明モニターとなる
本体上部は親指を使うとワンタッチでスライド。この感触が心地よい 本体の側面にはガウストを釣り上げるリールが付属している


 さらに注目するべきは、液晶画面。本体をスライドさせると背景を持たない透明モニターとして機能するのだ。液晶のクオリティ自体は、いわゆる子ども向けの携帯型液晶ゲームと同程度なのだが、「透明モニター」というフレーズにくすぐられる。


電子コンパスでガウストを探し、リールを巻いて釣り上げる

 それでは「トレジャーガウスト」を使って、目に見えないガウストたちを捕獲してみよう。「トレジャーガウスト」本体には、電子コンパスが組み込まれており、これを利用する。「トレジャーガウスト」本体を握りしめて空中にかざすと、「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ……」という音が鳴る。空中に生息しているガウストたちを探索している音だ。このときに「トレジャーガウスト」を握ったまま、360度にグルリと回ると、方角によって音の鳴る間隔が変わることがある。ガウストたちは「ピピピピ……」と短い間隔で音が鳴る場所に生息している。その場所に「トレジャーガウスト」をしばらくかざしていると、透明モニターにガウストが表示される。そう、ガウストの発見だ!

起動するとGPSシステムが表示され、ガウストの探索を始める ガウストを発見! 出現する種類は時刻やプレーヤーのレベルで変わる ガウストに針をフックさせたら、逃がさぬようにすかさずリールを巻く


 発見したガウストをつかまえるには、本体のリールを使用する。発見直後にリールを巻くと、ガウストに針をフックすることができる。このフックのタイミングはなかなかにシビアで、ガウストに逃げられてしまいやすい。そんなときは「トレジャーガウスト」を再び空中にかざして、逃げたガウストを追尾する。画面には、ガウストが逃げた方向が表示されるので、そこへ「トレジャーガウスト」を差し向けるのだ。うまくガウストをつかまえることができたら、同様にリールを巻いて、針をフックさせる。

 ガウストに針をフックさせることができたら、あとはひたすらリールを巻くだけだ。釣り糸のテンションがピークに達して、プツンと切れないように注意しながら、リールを慎重に巻いていく。釣り上げるまでの要領は、テレビゲームのフィッシングゲームと同じだ。糸のテンションが高くなったら、リールを巻く手を休め、しばらく様子をみる。そうして糸のテンションが低くなるのを見計らい、リールをさらに巻いて、ガウストをゲットするのだ。

釣り上げている最中にガウストから攻撃を受けることもある 画面下に表示されたHPバーを注視しながら慎重に釣り上げる ガウストに逃げられたらメーターの示す方角をすばやく探知する


 何もない空間から目に見えないモンスターをつかまえるアイデアは、ゲームボーイカラー向けに発売された「ちっちゃいエイリアン (クリーチャーズ)」を彷彿とさせる。モンスターを釣り上げるまでの流れや攻防は、まさに釣りゲームのそれ。つかまえたガウストたちを育てて戦わせるアイデアは、ポケモン以来の定番といえるアイデアだ。

 しかし、「トレジャーガウスト」は、インスパイアされたアイデアの混ぜ合わせぶりが実に見事。筆者は夢中になって遊んでしまったし、仕事場を訪れた大人たちに試してもらったら、誰もが目を光らせて楽しんでいた。前述した「トレジャーガウスト」本体に込められたアイデアが、誰もの胸に潜んでいる童心をいたく刺激するのだろう。何より「トレジャーガウスト」のスタッフが楽しみながら開発していることが想像でき、その興奮が伝わってくる。

 ほかには、ガウストを釣り上げる竿やルアーをカスタマイズしたり、友だちとどちらが多くのガウストを釣れるかを競う「ツリボリ」を楽しんだり、互いのガウストを賭けてバトルしたり、と遊びの要素はたくさん用意されている。

 捕獲できるガウストの種類は時刻やレベルで変わり、季節に応じて出現する限定種も存在しているとのこと。がっぷりと取り組めば、期待に充分に答えてくれるだろう。筆者は、「トレジャーガウスト」本体に込めらた数々の遊び心と、オリジナルのキャラクタで勝負する志を高く評価したい。

Copyright 2005 (C) SEGA TOYS
(C)SUNTORY (C)明治製菓


□バンダイのページ
http://www.bandai.co.jp/
□「トレジャーガウスト (レッド)」のページ
http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112348791000.html
□「トレジャーガウスト (ブルー)」のページ
http://catalog.bandai.co.jp/item/4543112348784000.html
□「トレジャーガウスト」の公式ページ
http://www.gaust.jp/
□関連情報
【7月19日】「東京おもちゃショー2005」開幕
iPodなどを意識した“音楽系”おもちゃも登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050719/toy-s.htm


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(2006年2月23日)

[Reported by 元宮秀介]


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