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同社のカンファレンスは、「ニンテンドーDS」の発売直前から頻繁に行なわれている。当初は「ニンテンドーDS」のゲーム性の変化やこれまでのゲームとの違いをアピールしていたが、販売が好調なことから、販売データを示しながらその優位性をアピールするスタイルへと徐々に変わってきた。今回の発表会でも壇上に立った任天堂の岩田聡代表取締役社長は、昨年末に発表した「500万台達成」を上回る「600万台達成」を冒頭で発表。さらにはミリオンタイトルが7タイトルにも及ぶなど、ソフトの販売も好調である点をアピールした。 Wi-Fiコネクションについては、全世界で90万人以上が1度は接続しており、これまで2,200万回以上の接続回数を記録しているという。しかし岩田氏は「我々の究極の目標は購入した人すべてが1度は接続することで、今後も手をゆるめずに普及に努めたい」とコメントした。 タッチ・ジェネレーション シリーズが好調であることから、手で触らずに音声認識で操作可能な料理事典(料理を作りながらでも操作可能)や、「漢字そのままDS楽引辞典」など各種タイトルが発表されたが、その中でも楽しみなのがWi-Fiコネクションにも対応した「テトリスDS」だろう。4月に3,800円で発売が予定されている。 発表会の最後には「ニンテンドーDSのこのほかの利用方法」としてOperaと共同開発されているというWEBブラウザ「ニンテンドーDSブラウザー」と、「DS地上波デジタル放送 受信カード (仮称)」が発表された。WEBブラウザはDSのタッチオペレーションをうまく使い、上下画面連続で縦長表示させることも、上画面に表示させ下画面で入力と言った柔軟な操作が可能となっている。ATOKも搭載し、文字入力にも気を遣っている。
弊誌では引き続き詳細なレポートをお伝えする。 □任天堂のホームページ http://www.nintendo.co.jp/ □「ニンテンドーDS」のページ http://www.nintendo.co.jp/ds/index.html □「Touch! NINTENDO DS」のページ http://touch-ds.jp/ □関連情報 【2005年10月5日】任天堂、ニンテンドーDSの新作ラインナップ一挙公開 スクウェア・エニックスがバスケットゲーム? カプコンは「逆転裁判4」! http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051005/nin1.htm 【2005年10月5日】「ニンテンドーDSカンファレンス2005秋」 試遊台レポート&スクリーンショット http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051005/ndc.htm 【2005年6月7日】任天堂、経営方針説明会を実施 「『REVOLUTION』のインターフェイスにはサプライズがある」 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050607/ninten.htm (2006年2月15日) [Reported by 船津稔]
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