「ニンテンドーDSカンファレンス2005秋」
試遊台レポート&スクリーンショット
10月5日 開催
「ニンテンドーDSカンファレンス2005秋」のカンファレンス終了後には、別室にて多数のDSタイトルの試遊が可能となっていた。ここでは、その中から目立ったものを取り上げつつ、今回のカンファレンスで公開された多数のスクリーンショットをお届けしよう。
■ Wi-Fi対応タイトル
・「マリオカートDS」
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「マリオカートDS」
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E3 2005で初お目見えしたタイトルだが、今回は4人同時対戦を試すことができた。Wi-Fi接続のプロセスとしては、「Wi-Fi」→「Wi-Fi対戦」とメニューを進め、対戦相手の検索条件を設定。今回は「友達と対戦(登録されたIDのみサーチする)」を選択。すると、登録されたユーザーがエントリーしていれば、キャラクタセレクトへと移行する。この間、わずか数秒で他の仲間が見つかった。離れたビルとの通信と限定された環境なので、製品版でここまでのレスポンスを実現できるかはこれからのお楽しみ、といえそう。キャラクタはマリオ、クッパをはじめとした8キャラに、それぞれカートタイプが2つ用意されていた。
その後、4種類+ランダムのいずれかのコースを選択。対戦参加ユーザーの中での多数決でコースが決定するという(希望コースが同数の場合はランダムになる)。あとはカウントダウンを待つだけ。十字ボタン左右でステアリング、Aボタンがアクセル、Rボタン」でドリフトするという「マリオカート」の伝統にのっとった操作形態。アイテムの使用はLボタン。
今回、アイテムに新しく「イカスミ」が登場。使うと、背後にいたキャラクタにイカスミが飛び散り、視界が悪化するというもの。さらに、「ミニターボ」がコマンド化しているのも気になるポイントだ。ドリフト中に十字ボタンを左右交互に繰り返して押すと、カートのタイヤから火花が散る。そこでRボタンを離してドリフトを解除すると、その後一定時間加速するというものだ。初代「マリオカート」をプレイした身としては、「ミニターボ」というキーワードがちょっと琴線に触れるものがあった。
・「おいでよ どうぶつの森」
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「おいでよ どうぶつの森」
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こちらもE3 2005で初めてプレイアブルで出展されたタイトル。日本では初お目見えということになるのだろうか。岩田社長もカンファレンスで述べていたが、「マリオカートDS」では、チャット要素などは一切ないので、「ともだちと」でなくても、不特定多数の相手との対戦も楽しいと思われるが、「おいでよ どうぶつの森」では、会話も自由にできるようになっており、「あんしん」して遊ぶには相手を選ぶ必要性があるだろう。
グラフィックスに関しては、ニンテンドーゲームキューブ版に近いクオリティだと感じさせるものに仕上がってきている。上下2画面がつながった画面構成で、上画面は空にチャットメッセージが表示される。試遊台では会場内で2人、そして会場外の1人が同じ村に接続し、釣りが楽しめた。
「マリオカートDS」、「おいでよ どうぶつの森」ともに、ラグのようなものは体感できず、あたかも目の前で無線通信によるネットワークプレイをしている感覚とほとんど変わらない印象だった。設定の簡潔さと、このレスポンスのよさがあれば、Wi-Fiによる通信プレイも十分楽しめるレベルだろう。
■ 任天堂タイトル
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「川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」 |
まず、DSの躍進に大きく寄与した「Touch! Generations」シリーズの新作、「だれでも遊び大全」、「川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」、そして、「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」の3タイトルの試遊台が盛況を極めていた。
「だれでも遊び大全」は、テーブルゲームのまさに集合体的内容。「~もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」では、前作を体験したプレーヤーにさらに頭を鍛えてもらうべく、漢字書き取り、漢字合成、そして、どんどん下の計算式に回答を代入していく記憶と計算力を組み合わせたトレーニング「記憶加算」などが体験できた。「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」は、音読される英文をタッチスクリーンで実際に文字にしていくトレーニングが遊べた。聞いて書いて覚えるというところがコンセプトというが、製品仕様ではこちらが英文を読み上げるトレーニングも導入されているという。
スポーツゲームも試遊台が充実。「大人のDSゴルフ」、「マリオバスケット 3on3(仮題)」と、ゴルフとバスケが並んでいたエリアもなかなかの人だかり。「大人のDSゴルフ」は、スイングをタッチペンで画面をこするようにして行ない、「マリオバスケット 3on3(仮題)」では、タッチスクリーンをタッチすることでドリブルし、スライドさせてパス、といった直感的な操作が印象的だった。
ほかにも、「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊」はやはり「不思議のダンジョン」シリーズらしい小気味よい操作感が味わえたし、「マリオ&ルイージRPG2」、「スーパープリンセスピーチ」といったタイトルも試遊できた。
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「大人のDSゴルフ」 |
「マリオバスケット 3on3(仮題)」 |
ポケモン「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊」 |
【任天堂タイトル】 |
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「スーパープリンセスピーチ」 (C)2005 Nintendo |
「だれでもアソビ大全」 (C)2005 Nintendo |
「大人のDSゴルフ」 (C)2005 Nintendo |
「おいでよ どうぶつの森」 (C)2005 Nintendo |
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「とっとこハム太郎 ナゾナゾQ 雲の上の?城」 (C)2005 Nintendo Game by ALPHADREAM (C)河井リツ子/小学館・SMDE・テレビ東京 |
「マリオカートDS」 (C)2005 Nintendo |
「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」 (C)2005 Nintendo |
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「マリオ&ルイージRPG2」 (C)2005 Nintendo Developed by ALPHADREAM |
「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」 (C)2005 Nintendo (C)2005 Plato |
「マジカルバケーション 5つの星がならぶとき(仮称)」 (C)2005 Nintendo / BROWNIE BROWN |
「Newスーパーマリオブラザーズ」 (C)2005 Nintendo |
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「メトロイドプライムピンボール」 (C)2005 Nintendo |
「メトロイドプライム ハンターズトーナメント(仮称)」 (C)2005 Nintendo Developed by Nintendo Software Technology Corp. |
「まわしてつなげるタッチパニック」 (C)2005 Nintendo / AKI Corporation |
「マリオバスケット3on3(仮称)」 (C)2005 Nintendo (C)2005 SQUARE ENIX |
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「ディティクトハッカー(仮称)」 (C)2005 Nintendo/RED |
「パズループDS(仮称)」 (C)2005 Nintendo/MITCHELL (C)1998 MITCHELL |
「カスタムロボDS(仮称)」 (C)2005 NOISE/Nintendo |
「チンクルRPG(仮称)」 (C)2005 Nintendo |
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「伝説のスタフィー4(仮称)」 (C)2005 Nintendo/TOSE |
「怪盗ワリオ(仮称)」 (C)2005 Nintendo/SUZAK |
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■ サードパーティタイトル
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カプコン「バイオハザード デッドリーサイレンス」 |
2006年発売予定のカプコン「バイオハザード デッドリーサイレンス」は、上画面にマップ、下画面がメイン画面という構成。試遊台ではナイフを武器に、Lボタンでナイフを構え、画面をタッチすると突き、スライドさせると切りつけるというアクションとなっていた。移動はいわゆるラジコン操作であるところも「バイオ」らしい。
また、DS同発タイトルの続編となるスパイクの「研修医 天堂独太2~命の天秤~」、「キャメルトライ」をほうふつとさせるタイトーの「まわしてコロン」、トレジャーの開発による2ライン格闘アクション、セガ「BLEACH DS 蒼天に駆ける運命」、そしてこれまでに何度か試遊の機会があったスクウェア・エニックスの「スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団」などなど、多数のサードパーティタイトルもプレイアブル出展されていた。
【サードパーティタイトル】 |
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アトラス「スノボキッズ Party」 |
エレクトロニック・アーツ「シムズ2 はちゃめちゃホテルライフ」 |
エレクトロニック・アーツ「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」 |
カプコン「バイオハザード Deadly Silence」 |
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カプコン「ビューティフルジョー スクラッチ!」 |
コーエー「三國志DS」 |
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コーエー「真・三國無双DS」 |
コーエー「大航海時代DS(仮称)」 |
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コナミ「TAO ~魔物の塔と魔法の卵~」 |
コナミ「アイアンフェザー」 |
コナミ「コロッケ! DS 天空の勇者たち」 |
コナミ「パワプロクンポケット8」 |
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スクウェア・エニックス「スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団」 |
スクウェア・エニックス「聖剣伝説DS CHILDREN of MANA」 |
スパイク「研修医 天堂独太2 命の天秤」 |
セガ「BLEACH DS 蒼天に駆ける運命」 |
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セガ「赤ちゃんはどこからくるの?」 |
セガ「甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道DS」 |
セガ「ソニック ラッシュ」 |
セガ「ぷよぷよフィーバー2(チュー!)」 |
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セガ「スーパーモンキーボールDS」 |
タイトー「バブルボブルDS」 |
タイトー「まわしてコロン」 |
タイトー「ロストマジック」 |
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トミー「ゾイドサーガDS ~Legend of arcadia~」 |
ナムコ「右脳の達人 爽快! まちがいミュージアム(仮称)」 |
ナムコ「このクイズ野郎っ!!」 |
ナムコ「ゼノサーガ I・II」 |
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ハドソン「天外魔境II MANJI MARU」 |
バンダイ「ドラゴンボールZ 舞空烈戦」 |
バンダイ「ふたりはプリキュア Max Heart DANZEN! DSでプリキュア 力を合わせて大バトル!!」 |
バンダイ「冒険王ビィト ヴァンデルvsバスターズ」 |
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フロム・ソフトウェア「天誅DS(仮称)」 |
マーベラスインタラクティブ「コンタクト」 |
□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□「ニンテンドーDS」のページ
http://www.nintendo.co.jp/ds/
□「ニンテンドーDS カンファレンス! 2005秋」のページ
http://www.nintendo.co.jp/ds/dsconference/
□関連情報
【2005年10月5日】
任天堂、ニンテンドーDSの新作ラインナップ一挙公開
スクウェア・エニックスがバスケットゲーム? カプコンは「逆転裁判4」!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20051005/nin1.htm
(2005年10月5日)
[Reported by 佐伯憲司/石田賀津男]
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