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10月9日就任予定
“第2ステージ”の具体的な取り組みのひとつとしては、検索サービスサイト「NAVER」の再進出が予定されている。NAVERは、韓国では最大手の検索サイトとして知られ、「Hangame」に並ぶ韓国NHNの大きな収益源となっているが、日本では2000年にHangameとワンセットで導入されたものの、GoogleとYahoo! Japanの牙城を崩せず、2005年8月に撤退した。その遺伝子はSNSサービス「CURURU」に受け継がれ、現在に至っている。 現在日本で準備が進められている検索サービスは、NAVERそのものではなく、NAVERの強みを活かした別のサービスになる見込み。名称も未定で現時点では単に「検索サービス」と呼んでいる。サービス開始時期は2008年初頭を予定している。 ハンゲームジャパン(現NHN Japan)の創業社長である千氏は、経営の第一線を離れることになるが、今後は会長としての立場から、自身が近年推進してきたNHN Japanのグローバル戦略に注力する。 NHN Japan本体は、右腕として千氏を支えてきた副社長の森川亮氏がトップに就任し、国内でトップシェアを誇るゲームポータル「ハンゲーム」と、新たに始まる検索サービスの2軸で、日本独自のインターネット企業を目指していく。
森川氏は、今回の代表取締役就任にあたり、「今後も徹底的な差別化をゲーム市場で図っていく。その間に蓄積したノウハウで他分野に切り込み、最高のインターネット企業になる」と抱負を述べている。
□NHN Japanのホームページ (2007年10月5日) [Reported by 中村聖司]
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