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株式会社スクウェア・エニックスは、プレイステーション 2/Windows/Xbox 360用MMORPG「ファイナルファンタジーXI」にて、10月19日にバージョンアップを実施した。前回のバージョンアップは7月に行なわれており、3カ月ぶりとなる。 今回のバージョンアップの内容は、9月に開催された「東京ゲームショウ2006」のイベントや、公式サイトの事前告知などで一部が公開されている。中でも注目されるのが、ジョブ関連の仕様変更だろう。 まず侍では、両手武器装備時のみ効果を発揮する「八双」と「星眼」という2つのジョブアビリティが追加されている。「八双」はLv25で覚えられ、攻撃間隔と命中率、STRにボーナスが得られる。「星眼」はLv35で覚えられ、「心眼」の再使用時間が半分に短縮される。侍ではほかにも、「心眼」自体の強化や、「残心」の習得レベル低下(Lv20)など、多方面で強化が図られている。またこれらはサポートジョブとしても機能するので、両手武器を使用する暗黒騎士などのサポートジョブとして、今後候補に挙がってくるだろう。 召喚士では、ペットコマンド「契約の履行」が、攻撃系の「契約の履行:幻術」と、補助系の「契約の履行:験術」の2つに分けられた。このほか、竜騎士のジョブアビリティ「竜剣」や「スーパージャンプ」の仕様変更、遠隔攻撃の距離補正に関する計算方法の変更、暗黒魔法「アブゾタック」の調整などが、事前の告知どおりに実装されている。 次にイベント関連では、アサルトとビシージで大きな変更が加わっている。アサルトでは、新たな傭兵階級として「軍曹」と「曹長」が加わり、これに対応した新たな作戦が5種類ずつ、計10種類追加されている。また、アサルトのシステムを使った新たなクエストとして「アシュタリフ号」が追加された。「アトルガンの秘宝」ミッションをある程度進めていればオファーを受けられるもので、参加可能人数は3人から6人。レベル制限は無制限のみとなる。報酬は宝箱から入手できるが、ある条件によって報酬が変化するという。 ビシージでは事前の告知どおり、レベル6の部隊の追加や、防衛戦でのテンポラリ属性アイテムの支給、敵の強さに応じた報酬のボーナスポイント付加などが実装された。また蛮族拠点での魔笛奪還用バトルフィールドで経験値を失わないようになるほか、蛮族拠点のビシージに関するノートリアスモンスターに戦利品が追加されており、魔笛奪還に向かったパーティへのメリットが増している。 システム関連では、他のプレーヤーから「tell」によるメッセージを受けた際に、アラームを鳴らす機能が追加された。チャットフィルターの「tell」の項目で、♪マークをつけると有効となる。
このほか、育成によるチョコボに新たな色の追加や、育成による能力上昇値の向上、新たな合成レシピの追加などが行なわれている。
□スクウェア・エニックスのホームページ (2006年10月19日) [Reported by 石田賀津男]
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