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まず、「アトルガンの秘宝」関連では、新リージョン「アルザダール文明遺跡群」の追加を皮切りに、ビシージ関連の仕様変更、アサルトの新作戦の追加、チョコボ厩舎の開放、船宿の改良、「青魔道士」、「コルセア」、「からくり士」のアーティファクト関連クエストおよび限界突破クエストの実装、バトルフィールドでのNM戦の追加、そして「Warhorse Hoofprint」の長期間出現しない不具合の修正など、実に多岐にわたる。 「アトルガンの秘宝」のメインコンテンツであるビシージとアサルトに関しては、ゲームコンテンツとしてのバランスのチューニングや、勝利した結果得られるリワードの修正が行なわれている。その影響は実際にプレイしてみるまでわからないが、仕様を見る限りでは、ビシージはより戦略的に、アサルトはより参加しやすくなった印象がある。 バトルフィールドでのNM戦は、「ジラートの幻影」のメインコンテンツとして、今に至るまで人気を集めている獣人(神)印章を使ったプライベートエリアでのNM戦のアトルガンバージョンであり、印章の代わりに、皇国軍戦績を必要とする。60制限と75制限の2種類があり、いずれも制限時間30分、6人制限。バトルフィールド名は、いずれも未知の名称であり、まずはバトルフィールドの入り口を探すところから始める必要がありそうだ。 一方、メリットポイントは、特定のジョブに対するメリットポイントの拡張以来となる大幅拡充で、既存の15ジョブに対して、ジョブ個別のカテゴリーを「グループ1」、「グループ2」と細分化し、メリットポイントで習得可能なアビリティや特性、魔法を「グループ2」として追加した。 「アトルガンの秘宝」で追加された青魔道士、コルセア、からくり士の3ジョブに関しては、既存15ジョブにはすでに導入されている「グループ1」に該当する要素が追加されている。 既存15ジョブに開放されたジョブ別カテゴリー「グループ2」は、最低でもメリットポイント3ポイント(経験値30,000ポイント分)からと決して敷居は低くないが、全ジョブのユーザーにとって垂涎の的である新アビリティや新魔法を手に入れることができる。ポイントは同じ項目に重ねて割り振ることができ、それによってアビリティや魔法の使い勝手や効果を高めることができる。 具体的には、戦士の「トマホーク」(専用の投げ斧を消費して、的に特殊防御力ダウンの効果)、モンクの「マントラ」(範囲内パーティーメンバーのHMmaxをアップ)、シーフの「アサシンチャージ」(次の一撃が3回攻撃)、竜騎士の「アンゴン」(専用の投げ槍を消費して敵の防御力をダウン)など、ほぼ公約通りの能力が用意されている。 後衛ジョブに関しては、白魔道士はプロテアV、シェルラV、赤魔道士はファランクスII、ディアIIIなど、黒魔道士はフレアIIなどの古代魔法全種、そして忍者にも遁系の参(III)6種など、新しい魔法が用意されている。
実際の効果や使い勝手については今後の検証を待たなければならないが、場合によっては、メリットポイント「グループ2」取得の有無によって働きに大きな違いが生まれる可能性もある。いずれにしても「グループ2」の追加により、今週から夏期一杯にかけて、高レベル向けの狩り場は大いに賑わうことになりそうだ。
□スクウェア・エニックスのホームページ (2006年7月25日) [Reported by 中村聖司]
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