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価格:7,329円
今回はプレーヤーキャラが搭乗するE.S.でのロボットバトルと、ジンやマーグリスなどの主要キャラが主な情報だ。ロボットバトルのシステムは前回の記事のキャラクタバトルと同様に、戦闘シーンでの核となる部分。ロボットバトルのシステムの説明から順を追って各種情報を紹介していこう。 ロボットバトルの行動順番はキャラクタバトルと同様に、AGIの高い順から行動できるようになっている。行動順番の情報は画面左上にアイコンで表示され、行動が可能になれば画面右下のステータス欄が明るくなり、画面左上のアイコンの下に<ACT>の文字がつく。このあたりはキャラクタバトルと同様だ。 キャラクタバトルと大きく違う点は、画面左側にあるエネルギーゲージ。これは「攻撃」のコマンドで装備している武器を使用する場合、武器によってこのエネルギーゲージが減少する。エネルギーゲージの残量に余裕がある限り、1ターンで何度も攻撃ができる仕組み。ただし、武器によってエネルギーの消費量が違うので、使用する武器のエネルギー消費量を考えながら攻撃を行なうことになる。上手く行なえば、複数の攻撃を一気に叩き込めるので、攻め手としては有利な状況を作り出せるわけだ。 なお、攻撃が連続でヒットすると「チェーン」が発生し、2発目以降からダメージと命中率にボーナスが加算されるようになっている。命中率が低い武器を使うなら、チェーンの最後や、マシンガンのように一度の攻撃で複数回攻撃してチェーンが発生する武器の後に使うなどのテクニックも要求される。エネルギーの残量とのかねあいもあるので、攻撃時にはエネルギー残量をみながら、いかにチェーンを狙っていくかの戦略性が発生する。ただ、強い武器で攻撃するだけのような、力押しですむものではないことがわかるだろう。ちなみに消費したエネルギーの回復は、次のターンには全回復する。 画面左下にはコマンドメニューがあり、行動順となったキャラが「攻撃」、「アニマ覚醒」、「アイテム」、「チャージ」、「離脱」の5つから選ぶことになる。
そして、画面右下、E.S.のHPゲージ脇にあるのが「アニマゲージ」。このゲージは敵に攻撃をヒットさせることで上昇していき、ゲージが溜まりきると「アニマ覚醒」のコマンドが使用可能になる。ゲージには複数段階あり、ゲージが溜まりきるたびにレベルが上がり、脇の数字がカウントされていく。レベルは1~3まであって、レベルが高いほど高い効果を得られるようだ。
【コマンドメニューの説明】 ■ 攻撃 攻撃コマンドは、E.S.の装備している武器で攻撃。前述したように、武器によって消費するエネルギー量が決まっており、量が低いほど同じ武器で複数回の攻撃がしやすいと言うことになる。ちなみに、使用する武器には炎などの属性がついたものも存在する。敵の弱点に合わせて武器の交換をする状況も出てきそうだ。なお、本作でショップが復活していると言うことなので、E.S.の装備も販売されている。新しい場所に来たら、ショップのE.S.装備にも目を通しておきたい。 ■ アニマ覚醒
覚醒中は攻撃コマンドで使用する武器のエネルギー消費が低下し、状態異常が無効になるメリットも。なお、覚醒状態の継続はターン制で、レベル1は1ターン、レベル2は2ターン、レベル3は3ターンとなっている。
また、アニマ覚醒中には「必殺技」が使用可能。必殺技は覚醒レベルに応じたものが使える。
■ アイテム 所持しているアイテムを使用するコマンドだが、回復アイテムなどはE.S.用のものしか使用できない。キャラクタバトルかロボットバトルのどちらで使用できるかを事前に把握しておく必要がありそうだ。アイテムの中にはどちらでも使用できるものもあるのだろうか?
■ チャージ 1ターンの間、防御に徹するコマンドだが、コマンド発動時にHPが若干回復するという特性を持つ。ダメージも軽減されるため、集中攻撃を受ける状況でなければ回復行動として活用できるだろう。また、敵の必殺技の中にはチャージをしないと大ダメージを受けるものもあるようなので、使いどころを見極める必要がありそうだ。
■ トラップを利用して戦闘を有利に進められる キャラクタを操作してダンジョンを探索する「キャラクターパート」と「ロボットパート」のどちらでもトラップの設置が可能となっている。ロボットパートではダンジョンをうろついている敵をトラップにはめてから接触して戦闘に突入することで、アニマゲージにランダムで1~3ボーナスが追加される「アニマボーナス」が発動する。敵との戦闘を避けられない状況なら、トラップを使ってできる限り有利な状態で戦闘に突入するなどの戦略も出てきそうだ。
■ E.S.のカスタマイズが復活
武器装備はR-WEAPON(右手武器)とL-WEAPON(左手武器)の2タイプがあり、R-WEAPONは接近武器が多く、L-WEAPONは遠距離武器が多くなっている。武器の中には片手用と両手用が存在し、戦闘スタイルや敵に応じて変えていくこともできる。 ARMOR FRAMEはE.S.の最大HPに影響する部分。より高価なものを装備させればHPが増し、戦闘不能になるリスクが低くなる。 武器の使用に関わってくるエネルギーゲージには、GENERATORのパーツが重要になる。E.S.のエネルギーの上限を決めるところとなるので、攻撃回数を稼ぐなら見逃せないところ。 CPUは後述するDISKを、E.S.にセットできるスロット数やコストの上限を決めるもの。高価なCPUになればセットできるDISKも多くなるので、E.S.の性能向上に一役買ってくれるだろう。
最後のDISKは、E.S.にセットすることで、チャージ時のHP回復量をアップさせるものや、
獲得経験値をアップさせるものなど、戦闘を有利に運ぶための要素を付加してくれる。しかし、DISKにはスロットの消費コストが設定されており、高スペックのDISKほど消費コストが高い傾向にある。CPU性能が低いとDISKをセットできずに宝の持ち腐れとなるので、CPUの性能も同時に見る必要がある。
■ ジン・ウヅキ(Jin Uzuki)
元星団連邦特殊作戦軍情報部の大尉で、シオンの兄。 軍籍にあったころはマーグリスの直属の部下であり、同じ師の下でともに剣術を学んだ仲であったが、ミルチア紛争の折にマーグリスらの反逆に気づき、秘密裏の諜報活動という相反する立場をとることとなる。
当時、ミルチア紛争の現場にいたことから、幼いシオンが受けたトラウマの原因に気づいてはいるが、そうであるが故にシオンへの距離を測りかねては度々衝突している。しかし誰よりも心配しているのは事実であり、口うるさい忠告もシオンを思ってのことである。けれども、シオンがジンの気持ちを理解するときは来るのだろうか……。
CV:中田 譲治 結社オルムスの異端審問官長。かつて星団連邦特殊作戦軍大佐であったが、連邦軍に入る以前よりすでに、オルムスとのつながりを持っていたようである。冷酷無比な剣の達人で、その実力はジン以上である。 CGは15年前、大佐であった頃の軍服姿。今作ではミルチア紛争時においてのマーグリスの立ち回りが明らかになるようである。
CV:原 えりこ 結社オルムスの異端審問官。マーグリスの片腕としてU-TIC機関およびオルムスの実働部隊の指揮を執っている。マーグリスに対して人道を説くなど一見すると優しげな人間に思えるが、組織の目的のためには非情に徹する姿勢を見せる。
CGは15年前、星団連邦軍人であった頃の姿。当時ジンとは何らかの関係を持っていたようであり、それを察することのできるエピソードも垣間見られるかもしれない。
乾燥重量:22.4t パイロット:ジン ジン用に調整されたヴェクター・インダストリー製のE.S.。近接戦闘に特化された機体で、二振りの実剣を装備している。
素早い機動を目的とした結果、装甲は薄く、盾なども装備していない。けれどもジン自身の操縦能力―、実剣による攻防一体の戦闘スタイルが防御力の弱さを補っている。
乾燥重量:25.5t パイロット:マーグリス マーグリス用に調整されたE.S.だが、E.S.ルベンとの装甲の違いを見ると、おそらくはハイアムズ重工製と思われる。
本来は遠近両方の戦闘をこなす万能機として開発されたが、搭乗者のマーグリスの意向によって一振りの長剣と、威嚇用のクナイ型の投擲武器、小型の投擲榴弾のみを残し、それ以外の遠距離攻撃装備品を全て取り外されている。
乾燥重量:24.9t パイロット:ペレグリー
ペレグリー用に調整されたE.S.。近接防御用としてスピアの使用も可能だが、前方位攻撃可能のエアッドを装備しているなど、複数の敵を遠距離から同時に攻撃することを目的として制作された機体。空中戦闘能力はオルムスで所有しているE.S.中、随一の能力を誇る。
(C) NBGI ※画面は開発中のものです。
□バンダイナムコゲームスのホームページ (2006年5月19日) [Reported by 渡辺洋二]
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