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PS2「ゼノサーガ エピソード III [ツァラトゥストラはかく語りき]」、
新たな敵!? T-elos(テロス)登場

発売日 未定

価格:未定

 株式会社ナムコ(開発:株式会社モノリスソフト)の「ゼノサーガ」シリーズ最新作にしてファイナルエピソードとなるRPG「ゼノサーガ エピソード III [ツァラトゥストラはかく語りき]」。東京ゲームショウ時点で第1報が公開されたが、久々の続報をお届けしよう。

 今回は、新たなキャラクタを数人紹介できるほか、イベントシーンやバトルシーンをいくつか公開する。KOS-MOSに似ている新型アンドロイド「T-elos(テロス)」、シオンとKOS-MOSの搭乗する人型戦闘端末兵器、E.S.Dinah(ディナ)などなど、その存在が物語にどんな影響を与えるのか、非常に楽しみだ。

【イベントシーン】
ヴェクター最重要機密保管庫を目指して仮想空間の中を疾走するE.S.ディナ。果たして目的のデータの奪取に成功することができるのか? 写真際左のA.M.W.S.はスキエンティアのメンバーのもののようだ
ヴェクター退社後、シオンは第二ミルチアの南海に浮かぶ島に身を隠している。シオンはアレンとKOS-MOSに会うため、フィフス・エルサレムを訪れることに。そこでシオンが見たものは……
その姿に驚きを隠せないシオンの前で、指一つ触れずに戦闘相手を掃討するT-elos
T-elosはシオンたちの方を見るかのように不敵な笑みを浮かべる 続く演習は新兵器オメガの起動実験だった。模擬戦の相手に選ばれたのはなんとKOS-MOS。X-BUSTERなどで果敢に応戦するKOS-MOSだが、致命的なダメージは与えられない
オメガが暴走を始めてしまう。演習は強制終了、成果を出せなかったKOS-MOSはどうなる? 突如として攻撃的な言動とともにKOS-MOSの前に立ちふさがるT-elos T-elosの横に立つのは開発責任者であるロート・マンテル
T-elosの圧倒的な攻撃力の前に、無力化されてしまうKOS-MOS T-elosの胸部のアタッチメントが外れ、巨大なエネルギーが集まる KOS-MOS開発計画の新主任に着任したアレンがシオンを守ろうとわが身を投げ出す
シオンに手を差し出すアレン。前作までとはちょっと変わって頼りがいが出てきた? これは回想シーン? シオンと同じペンダントを身に着ける女性。2人の関係は 戦闘中? シオンの胸で輝きを増していくペンダント。このペンダントにも謎が隠されているという


■ 進行しだいで習得可能? 新技カテゴリー「アーツ」

 「ゼノサーガ」の戦闘は独特のシステムになっていることはファンなら周知のとおりだろう。今回、「アーツ」というカテゴリーが追加され、必殺技以外にもキャラクタごとに習得できる技が増えている。通常攻撃と必殺技との違いなどは不明だが、シオンには祖父に教わったという体術があったり、キャラクタの個性が反映された技になりそうだ。

【バトルシーン】
シリーズおなじみの水着は、今回もキャラクタごとに存在するようだ
E.S.などのメカニックが戦うシーンでも必殺技が使用可能となる。必殺技の発動にはアニマ覚醒コマンドを使うことが必要?


■ 復活した「データベース」

 第1作「エピソードI」にて存在した「データベース」が「EPIII」で復活。専門用語の確認のほか、あらすじやチュートリアルの閲覧も行なえる。専門用語が満載の本作だけに、シリーズを通してプレイしている人でもわからない言葉もあるだろう。調べた言葉に関連する用語も□ボタンで引き続き閲覧ができるのが便利。データベースはゲームの進行に合わせて更新されていくので、新しい場面に遭遇したら、そのつど確認してみるといいだろう。

【データベース】



■ アレン・リッジリー

 25歳。ヴェクター・インダストリー第一開発局所属。シオンの退職により、KOS-MOS開発計画の新主任に着任した。

 以前よりシオンに想いを寄せているが、今のところまったく通じていないようである。有名大学を卒業し、一流企業勤務、さらに実家は資産家というバックグラウンドをほとんど感じさせない切ない人物……と思われていたが、今作では命をかけてシオンへの愛の深さを証明する。

■ T-elos(テロス)

 開発コードTP-XX、略式名称“T-elos”。外見年齢18歳程度の女性型アンドロイド。反応速度、ヒルベルト強度ともKOS-MOS実戦筐体の3倍の出力を誇る。KOS-MOSに替わるプロジェクトゾハルの要として登場した。

 外見は髪や肌の色こそ違うものの、KOS-MOSに瓜二つ、設計元、設計者の詳細が一切不明。一応現在の開発責任者は「ロート・マンテル」なる人物となっているが、彼の経歴さえも謎に包まれているというかなり怪しい代物である。目的は不明だが、敵意を持つかのようにKOS-MOSに度々攻撃を仕掛けてくる。

■ E.S.Dinah(ディナ)

 全高16.05m、乾燥重量23.8t。パイロットはシオン、KOS-MOS。

 ロボットバトル中、シオンとKOS-MOSが搭乗する機体。ヴェクター・インダストリー社製のE.S.。E.S.とはEin Sof(エイン ソフ“神なるモノ”)を意味する言葉で、内部にアニマの器と呼ばれるリアクターを搭載した人型戦闘端末兵器のこと。通常の人間は操作できない特殊なチューニングをされており、この世界に広く普及している戦闘端末A.M.W.S.(エイムス)などを大きく凌駕するパワーを秘めている。そのためE.S.を駆ることができる人間は、多くはない。

 本来はヴェクター社にて所有されているはずのものだが、現在シオンと共にペディア島にあるのをヴィルヘルムはあえて放置しているようだ。おそらくそれもヴィルヘルムの思惑のうちなのであろう。

【ロケーション】



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※画面は開発中のものです

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□モノリスソフトのホームページ
http://www.monolithsoft.co.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://namco-ch.net/
□関連情報
【9月16日】ナムコ、「ゼノサーガ」シリーズファイナルエピソード
PS2「ゼノサーガ エピソード III [ツァラトゥストラはかく語りき]」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050916/x_ep3.htm

(2005年12月16日)

[Reported by 佐伯憲司]



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