★ピックアップ アーケード★
■ ステージ構成と面の番号の関係(再掲)
「もじぴったん」は、ステージセレクトであらかじめ4面分(レベル4ステージは3面分)が表示され、その中から好きな面をセレクトしていく。ところが、実際には最初に表示された面の他に“あと2つ”ぶんが隠れており、第1回目で紹介した“BとCボタンを同時押ししながらレバーの左右”で選ぶことが可能になる。
●#097~099 (エクストラステージ・レベル1)
《 #098 けーき 》 ~ ハッピー バースデー ~ 「おめでとう」という、決まった5文字の言葉を作っていく面。このタイプの面は失敗しても覚えやすいため、連続してプレイしてみることをお奨めする。
「お」→「め」は言葉にならないので「おめでとう」の文字だけで言葉をつなげることはできない。そこで、その周辺に言葉をつくるための“補佐役”となる文字を置いておく必要がある。横に文字を並べ、その上か下に「おめでとう」を作り上げていく。言葉になりにくいのが「め」、「で」というふたつの文字。なかでも「で」は非常に言葉にするのが難しいことから、「めつ(滅)」、「きめ(決め)」など、「め」につながる文字を考え、最後に「で」を入れて完成させるといい。
●#100~102 (エクストラステージ・レベル2)
《 #101 あ 》 ~ アタマもグルグル 魔法の回転ドア ~ ☆を埋めていく面で、一度に選べる文字はひとつだけ。「あ」から「ん」まで、文字をひとつずつ順番に使っていく。なお、濁点のある文字は出てこない。
☆以外の場所に置くと回転するのでわかりにくいが、2文字の言葉を中心に効率よく埋めていくように心がける。マスは48あるが、使える文字は45しかないので、☆以外の場所を3マス分残さねばならない。もっとも置きにくい文字は「へ」。「へた」、「へそ」などの言葉が作れるように「た」、「そ」といった文字の周辺を意識的に空けておこう。
●#103~105 (エクストラステージ・レベル3)
《 #104 パックマン 》 ~ ナムコでいちばん 食費のかかる人 ~ マップを見れば一目瞭然、同社の人気キャラクタ「パックマン」を題材とした面となっている。さらに、選べる言葉は「ぱ」と「く」のみ。作る言葉も89個と、そのこだわりは徹底している。難度は低めで、ちょっとしたコツがわかれば他のエクストラステージに比べてクリアしやすいはず。
「ぱぱ(パパ)」、「くく(九九)」が認識されるので、「ぱ」と「く」を混ぜずに、まとめて置いたほうが効率がよい。その他、「まく」、「ぱんく」、「ぱくつく」などの言葉を意識して「く」の文字を配置していくといいだろう。
●#106~108 (エクストラステージ・レベル4)
《 #108 除夜の鐘 》 ~ 除夜の鐘 108発鳴らせるか ~ 除夜の鐘を模した面。108の煩悩ならぬ、108個の言葉を作っていく。ただマスを埋めるのではなく、言葉の連鎖を考えながら、なおかつ少ない文字で多くの言葉を作っていく。重複した文字が使えないため、濁点のついた言葉も用いなければならない。文字は全て選べることから、マップを眺めつつじっくり考えてほしい。
なお、エクストラステージ・レベル4に登場する全3面は、いずれも初見だけでクリアするのは相当厳しいと言わざるを得ない。予備知識を備えてから臨むのがベストだが、そうでもない限りは、コンティニューを前提に使える文字とステージ構成を脳裏に焼き付けながらプレイしたほうがいいだろう。
●特別企画1 性格診断
性格診断は、それまでに使った言葉によってその人の性格を診断してくれるモードだ。その判断は、全ステージを終了した後に行なわれる。性格はグラフによって表わされ、「べんきょう」、「らぶらぶ」、「しぜん」、「けんこう」、「げいじゅつ」、「おしゃれ」、「ぐるめ」、「ざいさん」の8要素のバランスで判定されることになる。
どのような言葉を入力すると、どんな性格になるのだろうか? ここでは、ふたつの性格診断の例から、性格診断に影響していると思われる言葉を探してみた。 【性格その1 スーパーモデル】
【性格その2 リッチマン】
このほか「ハッピー指数」は、「明るい」、「未来」、「希望」などのポジティブな言葉を作ると上がり、逆に「悲しい」、「地獄」、「絶望」などのネガティブな言葉を作ると下がってしまう。
全体の傾向としては、文字数の多い言葉ほど性格診断に与える影響が大きくなる。また、ステージ間の「スロットゲーム」で作った言葉も、実は大きく影響する。
●特別企画2 「もじぴったん」辞書の得意分野
「もじぴったん」が認識する言葉は、いったいどのようなものだろうか? このゲームをやっていれば、誰もが気になることである。ここでは、この「もじぴったん」辞書が機敏に反応する言葉について、3つの角度から追及してみたいと思う。 なお、ここで触れているもの以外で、いざというときに役立つ分野は……
なお、「もじぴったん」に登場する言葉は「9文字以内」という大原則がある。収録単語は公称値「約76,500語」と、平均的なポケット電子辞書の約4倍以上ものボリュームを誇る。 【魚】 日本人といえば、世界でもっとも魚にくわしい民族として知られている。出世魚など、成長するに従って名前が変わるものもあるくらいだ。もじぴったん辞書にも、さまざまな魚が登録されている。特に意識しなくても作れてしまうのが、2文字の魚の名前。以下にいくつか例をあげてみよう。
【市】
「もじぴったん」の辞書で、確実性が非常に高いのが全国各地の「市」の名前である。日本国内の市名は、9文字以内であれば全てOK。ただし、郡、町、村などの細かい地名は原則として入っていない。各市に対する説明文はゲームの文とは違うので注意。
【首都】
全世界のさまざまな国に対応する「もじぴったん」辞書は、その国の“首都”も認識してくれる。とはいえ、首都の名前ともなれば地理に詳しい人でもない限りはそうスラスラと出てくるものではない。ここでは、そんなマニアックな首都の名前をいくつかあげてみよう(各国に対する説明文はゲームの文とは違うので注意)。ちなみに、国や首都の名前も9文字以内の制限が適用される。
■ 最終回総括
4回にわたりご紹介してきた「もじぴったん」だが、如何だったろうか。言葉は生活の基本ともいえるもので、さまざまな深い意味をも備えている。シンプルで深い「言葉」の魅力を最大限に引きだしたのが、このゲームなのだ。
ちなみに、ここから先は全くの余談になりますが、シンプルなデザインながらもキャッチーで愛らしい「もじくん」、現時点ではプライズを初めとしたグッズ化の予定はないそうです。記者を含めファンとしては非常に残念でならないのですが、そういう意味では今回のプレゼントは“唯一存在するキャラクタグッズ”といっても過言ではないでしょう。ファンの皆様はこの機会をお見逃しないよう、どしどしご応募ください!
応募締切 :3月8日 12:00(正午)まで
※ 応募フォームの送信はSSL対応ブラウザをご利用ください。SSL非対応のブラウザではご応募できません。
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□ナムコのホームページ (2002年3月1日)
[Reported by 石井ぜんじ] |
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