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マーベラス、Wii「朧村正」を4月9日に発売
和風テイストで表現された美麗アクションRPG

4月9日 発売予定

価格:7,140円

 マーベラスエンターテイメントは、Wii用絢爛絵巻和風アクションRPG「朧村正」を4月9日に発売する。価格は7,140円。

 「朧村正」は、江戸時代を舞台とした和風テイストの世界観と、数々の妖怪や、魅力あるキャラクターたちが登場するアクションRPG。プレーヤーは、主人公・百姫(ももひめ)と鬼助(きすけ)となり、それぞれの目的のために、旅をしながら無数の妖怪たちを退治していく。開発は、PS2「オーディンスフィア」などを手がけたヴァニラウェアが担当しており、独特の和風テイストで描かれた2Dグラフィックスをはじめ、丁寧な作り込みで「東京ゲームショウ 2008」でも注目されていたタイトルだ。

 「朧村正」では、主人公2人は百姫は江戸から京へ、鬼助は京から江戸へというようにそれぞれ別のルートで進行していく。2人の主人公はゲームをはじめるタイミングが選択でき、プレーヤー側が任意に切り替えることが可能となっている。また、道中では、街道にある村や都、または茶屋などで食事を取り、体力の回復のための薬や食べ物、装飾品などを購入できるようだ。

【主人公】
【鬼助】【百姫】
抜け忍として追われる少年。過去の記憶が無く、抜け忍となったことや、そうなった経緯も覚えていない。しかし、内から湧き出る強烈な「刀」を求める思いに突き動かされ、戦いに身を投じる 美濃国鳴神藩の姫。花か雪かと見間違うほどのそれはそれは美しい姫。ある日、悪霊に取り憑かれ、体の自由を奪われてしまう。その後、姫は城を飛び出し、行方不明となった



■ 様々な技を駆使して戦う戦闘システム

 主人公たちが使用する武器は太刀と大太刀の2種類が存在し、太刀は隙が少なく1対1や空中戦に向き、素早い攻撃を繰り出すことが可能だ。もう一方の大太刀は威力の大きな一振りにより、1度に複数の敵を吹き飛ばすことができる。攻撃方法には通常攻撃をはじめ、相手の攻撃を利用する「受け流し」、「居合斬り」、そして「奥義」が存在する。刀を3本まで装備することが可能で、状況に応じて切り替えていく必要があるようだ。

 「受け流し」は、攻撃を行なうことで、敵の攻撃を刀で防ぎ、キャラクターがダメージを受けない代わりに刀の霊力(耐久度)を消費するシステム。

 「居合斬り」は、戦闘中に一定時間が経過すると居合斬りが使用可能になり、刀を持ち替える事で強力な「居合斬り」が発動。画面全体を攻撃することができる。

 「奥義」は、いわゆる必殺技のようなもので、剣先に妖力の渦を作り出し、刀を勢いよく振り抜くことで、妖刃を直線に飛ばす奥義「月天十六夜(げってんいざよい)」、秘められた妖力を解放し、高範囲にダメージを与える奥義「日輪(にちりん)」、刀に妖力を纏わせ、素早く切り上げる朧流奥義「飛天月光(ひてんげっこう)」、高速回転をする駒のような動きで、刀を振り回し敵を斬り付ける奥義「首斬蜻蛉(くびきりとんぼ)」などが存在する。また、これらの奥義以外にも刀によって多数の奥義が存在し、刀の持ち替えや、奥義の組み合わせによって様々な戦略を組み立てることができる。

 これらの奥義を駆使することや、受けたダメージなどによって獲得できる経験値が変化し、一定以上の経験値を獲得すればキャラクターのレベルが上がるようになっている。

 なお、敵の攻撃からの防御、攻撃を弾いたりしていると刀の霊力が低下し、ゼロになると刀が折れてしまう。折れてしまった場合、折れた刀は持ち替える必要があるので、刀の霊力などを気にしながら、戦うことも大事となる。

【太刀】
太刀は隙が少なく1対1や空中戦に向き、素早い攻撃を繰り出すことができる
【大太刀】
大太刀は威力の大きな一振りにより、1度に複数の敵を吹き飛ばす事ができる


【奥義】
【「日輪(にちりん)」】
秘められた妖力を解放し、高範囲にダメージを与える奥義
【「月天十六夜(げってんいざよい)」】
剣先に妖力の渦を作り出し、刀を勢いよく振り抜くことで、妖刃を直線に飛ばす奥義
【「飛天月光(ひてんげっこう)」】
刀に妖力を纏わせ、素早く切り上げる奥義
【「首斬蜻蛉(くびきりとんぼ)」】
高速回転をする駒のような動きで、刀を振り回し敵を斬り付ける奥義



■ 敵やを倒して経験値を習得するレベルシステム

 「朧村正」では、敵を倒すことで、経験値を得ることができ、一定の経験値を得ることでレベルアップする。レベルが上がると力や体力など各パラメータが上昇していく。

 また敵から受けたダメージや状態異常は、道具で回復することができ、これらは道具屋で購入したり、敵を倒した時に手に入れることが可能だ。道具には薬や食べ物といった体力を回復する物の他、敵との戦闘から逃れる為の煙玉なども存在する。また道中に点在する料理屋では、食事をすることができ、食事をすると体力を回復することができる。各料理に設定された演出は異なり、昔ながらの食事を堪能できるかもしれない。

【レベルアップ】【回復】
【食事】



■ 道中には様々な仕掛けがいっぱい

 百姫と鬼助が旅する道中には様々な仕掛けが施されており、特定の妖刀を使わなければ進むことができない「結界」や、上に乗ると落下しはじめる丸木橋や先端に触れるとダメージを受ける竹槍といった「トラップ」、多種多様な仕掛けが存在する。

 また道中では、様々な人物との出会いが待っており、彼らと会話することで情報収集、伝承を聞くといったイベントが発生する

結界
百姫や鬼助の行き来を妨げる結界は集めた妖刀で攻撃を加え、破壊することで進むことができる
トラップ
道中にしかけられた落とし穴などのトラップは、落下することによって、新たな街道へ進むこともあるという
会話&イベント



■ 日本の代表する妖怪ボスキャラクター

 「朧村正」に登場するボスキャラクターは大百足(おおむかで)や輪入道など、日本の妖怪や怪物とし有名なものが存在する。ボスキャラクターの身の丈は通常の敵キャラクターよりもはるかに高く、また各ボス固有の特殊な攻撃なども仕掛けてくるようだ。

【ボス】


【大百足(おおむかで)】【黒猿(くろざる)】【輪入道(わにゅうどう)】
城の礎として捧げられた百の人柱の怨霊が、百年と百日を経て大百足と化した妖怪。 現在は僧達の強力な結界によって、城の奥深くに封じられているという 伊賀髑髏谷大猿忍群の小隊を束ねる忍び。その巨大な体格からは 想像もつかぬ速さで飛び交い、風車手裏剣を操り敵を追い詰める 姿を見た者を八つ裂きにすると 江戸で噂される妖怪。炎に纏われた巨大な車輪に大きな顔が付いた姿をしており、夜道を 1人で歩く者をつけ狙う。輪入道に襲われた人間は、魂を地獄に連れ去られるという説もある
【人魚(にんぎょ)】【凧忍者(たこにんじゃ)】【鉄砲隊(てっぽうたい)】
海が荒れたのちに目撃されると漁師に噂される、人とも魚ともいえぬ姿をした半身半魚の妖怪。竜宮の使いとも、空から舞い降りた天女の化身とも言われ、目撃した者には幸福が訪れるという逸話がある 凧を操り空を自在に飛び交う忍。空高くから獲物を狙い、手裏剣や爆弾を投げ激しい攻撃を繰り出す 志半ばで果てた兵が妖怪と化した姿。この世に対する怨念に囚われ、終わること無き戦を続けるという




【登場キャラクター】
【柳生雪之丞(やぎゅうゆきのじょう)】【小夜(さよ)】
将軍家剣術指南役の柳生家の三男柳生新陰流免許皆伝の使い手。公儀隠密や忍等を束ね陰働きを主とした裏の柳生の顔を持つ 妖怪を調伏して回る山伏の少女。見た目の幼さとは裏腹に、屈指の神通力を持つ。法螺貝でカラスを従え空を飛ぶほか、御札や花火など、多種多様な武器を使い戦う
【八十八(やそはち)】【熊五郎(くまごろう)】
漫遊旅行に興じる2人組の片割れ。鬼助、百姫共に旅先で幾度となく出会う事になる。お調子者で、いつもフラフラしているため度々連れの熊五郎を振り回している 連れの八十八と共に漫遊旅行に興じる旅人。見かけによらずしっかり者で、地方の伝承などに詳しい。熊と八の2人が揃う事でよく騒ぎを起こし、その滑稽な様は旅人の間で名物となっている


【スクリーンショット】


(C)2009 Marvelous Entertainment Inc

□マーベラスエンターテイメントのホームページ
http://www.mmv.co.jp/
□「朧村正」のページ
http://www.mmv.co.jp/special/game/wii/oboromuramasa/
□関連情報
【2008年10月9日】マーベラスエンタテイメントブースレポート
ステージイベントではシークレットタイトルの発表や大物クリエイターが登場!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081009/mmv1.htm
【2007年9月21日】マーベラスエンターテイメント、新作5タイトルを一気発表
2008年に向けて個性的なタイトルが勢揃い
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070921/mmv.htm

(2009年3月3日)

[Reported by 鬼頭世浪]



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