価格：5,040円（通常版）
　　　：7,140円（限定版）

　株式会社バンダイナムコゲームスは、2月26日に発売を予定しているニンテンドーDS用ゲーム「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」の最新情報を公開した。

　「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」は、よゐこの有野晋哉氏こと有野課長がゲームのエンディングを目指し、ひたすらゲームにチャレンジする人気番組「ゲームセンターCX」から誕生したタイトル。ゲームコンセプトは、ゲームの中でゲームをプレイするという「ゲームinゲーム」。本作には多種多様のゲームが登場するが、収録されているゲームは全てどこか懐かしい感じがするオリジナルのレトロゲームとなっている。第2報となる今回は、前回に引き続き本作に収録されているゲームの情報をお届けする。

【「ガンデュエル」】

【ゲーム内架空設定】
ソフト名	ガンデュエル	発売日	1987年5月25日
発売メーカー	TOMATO	カセット	通常形状/色：赤
ハード	ゲームコンピューター	容量	1Mbit
ジャンル	縦スクロールシューティング	価格	5,800円

　コロニーを侵略する外宇宙の知的生物・E-OSを殲滅すべく、軍需コングロマリット・ユニオンクロスの最新鋭機デュエスを操作して戦っていく縦スクロールシューティング。7種類あるガンユニットを装着することで自機がパワーアップ。ガンユニットはメイン装備とサブ装備に2つ同時に装着でき、2つをボタン1つで入れ換えることもできる。同じものでも装着する側によってショットの性能が変わるため、状況や好みに応じた戦い方を楽しむことができる。

【ストーリー】
――銀河暦0064年。 　太陽系に点在するコロニーへ生活圏を拡大することで、人口問題を解決した人類。しかし、突如、時空を超えて未確認飛行物体群がコロニーサイド4に襲来。事態を調査した管理局から、驚愕の一報が届く……。 　その内容は人類に衝撃を与えた。サイド4内で未知の生命体反応が検出されたというのだ。これが機械などの無機物と融合することで生命を維持する外宇宙生物・E-OSと人類とのファーストコンタクトとなった。そして、予想外の脅威に手をこまねく地球連合軍をあざ笑うように、E-OSはまたたく間に勢力を拡大していった……。 　業を煮やした軍需コングロマリットユニオンクロスは、最新鋭機デュエスと、あらゆる戦局に対応可能なデュエス専用の強化武装群ガンユニットの投入を決定した。デュエスのパイロットである君に送られた指令はただ1つ。 　「緊急指令 未確認生命体“E-OS”を殲滅せよ!」

【スクリーンショット】
「コズミックゲート」や「スタープリンス」など、常に時代をリードするシューティングゲームを打ち出してきたTOMATOが放った渾身の最新作。多彩なショットを自由に装着して戦う斬新なシステムや2人同時プレイでの“合体”など、新要素が多数採用されている。新要素を駆使した目を見張るようなハイスコアテクニックが日本中の子供たちを引きつけ、シューティングゲーム人気No.1 メーカーとして不動の地位を得る。「スタープリンス」と共に、「シューティングの夏!」を合言葉としたハイスコア大会が日本全国で開催され、多くのファンが腕を競い合った

【「ガディアクエストサーガ」】

【ゲーム内架空設定】
ソフト名	ガディアクエストサーガ	発売日	1991年12月13日
発売メーカー	coelacanth	カセット	専用形状/色：ガンメタ
ハード	ゲームコンピューターminiCOLOR	容量	2Mbit
ジャンル	本格RPG	価格	3,980円（税別）

パッケージデザイン

　ガディアと呼ばれる守護者の能力を使いこなす「ガディアマイスター」を目指して、天界に住む3人の若者が冒険の旅に出る本格RPG。さまざまなガディアが登場し、どのガディアを従えるかによってプレーヤーのパラメーターや使えるスキルが変わる。通信機能を使って自分と友達（ありの少年）のガディア同士を交換し、レアなガディアを手に入れるコレクション的な楽しみもあるという。

　また、武器が持つ性能によって攻撃の命中率や威力が変化する「アタッキングマークシステム」など、独自の戦闘システムが魅力となっている。

【ストーリー】

その昔…… 　不思議な力で、ガディアという守護者を従え、世界に平和をもたらした勇者がいました。それから長い長い時間が流れ、再び世界に暗雲が立ち込めたとき……勇者の子孫である3人の兄弟が、祖先から受け継いだガディアを従える力を使って闇を払い天界、地上界、冥界を統一し、世界をひとつにすべく、力を尽くしました。 　しかし、時は流れ── 　闇の力は、冥界の奥深くで再び目覚め、魔物たちを操って3つの世界の平和を脅かしたのです。そこに、伝説の勇者の血を引く3人が立ち上がり、地上界の王女と手を取り合って、闇の力と戦いました。そしてついに、3人の勇者は自らの力を結界に変え、闇を封じ込めて、世界に再び平和を取り戻しました。 　さらに時は流れ── 　3人の勇者の力は 結界の作用によって3つの世界に満ち──ガディアの力を使える者が 世界中に現われ始めました。ガディアの力の使い方を極めた者は、ガディアマイスターと呼ばれて敬われ、世界の平和を守ってきたのです。 　しかし、その平和にも陰りが見え始めていることに気づくものは、まだ少なく……息を吹き返した闇は、着実にこの世界へ力を伸ばしつつありました。この物語は、ガディアマイスターを目指す3人の若者が天界の女王に会うところから始まります。

【スクリーンショット】
シーラカンスが誇る大人気RPG の3作目が、シリーズ初の携帯ゲーム機で登場。菅プロデューサーを筆頭に、開発に関わるスタッフは初作から変わらず、ファンの間では“チームガディア”の名で親しまれている。ソフトは「ガディアクエストサーガ 光」と「ガディアクエストサーガ 闇」の2種類が同時発売され、プレーヤーは「光」を、ありの少年は「闇」をプレイする

　本作から新たに登場する「店頭試遊台」では、前作に収録されていたゲームのアレンジ版で遊ぶことができる。店頭で遊べるゲームは全5種類（うち4種類は前作で登場したゲームのバージョン違い）。店頭に行くには、コマンドメニューの「お店に行く」を選択することで移動できる。逆に、店頭から「家に帰る」のコマンドを選択すれば部屋に戻ることができる。店頭では「雑談する」コマンドを選ぶことで、ゲームの攻略情報や、移植にあたっての裏話などを聞くことができるという。

【スクリーンショット】
店頭でのゲームは、本編の挑戦に疲れたときなど、ちょっとした合間で遊ぶことができる

【店頭試遊ゲームの紹介】
【「コズミックゲート MASA-X版」】
銀河連邦軍の最新鋭戦闘機“インフィニティー”を操作して、地球の脅威である“マス･インセクター”を撃破していく固定画面のシューティングゲーム。一見シンプルながら、敵のバリエーションや動きが豊富で、飽きさせない工夫が随所に施されている。特にこのMASA-X版は、固定画面の王道だったゲーコン版にはないさまざまなアレンジが加えられており、全面的に豪華にアレンジされたサウンドも必聴だという
【「ラリーキングex」】
次々と現われる障害物の隙間をぬいながら、うねるコースをドリフトからドリフトブーストへとつなげて爆走していくスピード感がたまらないレースゲーム。チャンピオンを目指して敵車と競り合うのが「ラリーキング」ならば、この「ex」は、ひたすら自分と競り合い自己ベストに挑戦するもの。ベストタイムの走行ラインがゴーストとして記録されるので、走るたびに“自分”に挑戦することができる
【「からくり忍者ハグルマン 小梅版」】
乙女忍者の小梅ちゃんを操作して、カラクリ屋敷の各階で待ち受けているカラクリ兵器を倒しながら、ほおずき姫が捕らわれている屋敷の最上階を目指して進んでいく2画面ループ型の横スクロールアクションゲーム。可愛らしい小梅ちゃんを操って硬派なアクションゲームを戦っていくというギャップも、このソフトの醍醐味である
【「スタープリンスSA」】
縦横無尽に宇宙を駆ける戦闘機“バルバード”を操作して、次々と飛来する敵機や敵軍の地上物を破壊していく、縦スクロールシューティングゲーム。4種類のパワーアップブースターと、無敵のバリアから炸裂するスパークショットを駆使して、画面内の敵という敵をド派手に破壊していく爽快感はそのままに、「スタープリンスSA」では、空中敵の出現パターンを全面的に刷新。攻略の仕方によってスコアが大きく変わる、より“狙える”ステージに変貌を遂げている

■ 毎日楽しめる新要素「本日の挑戦」と、挑戦をギブアップする「電話をする」コマンド

　本作で追加された新要素のひとつ「本日の挑戦」は、タイトル画面からのメニュー選択で選択することができるサブモード。カレンダーとの連動により、毎日1つの挑戦がゲーム魔王アリーノーから提示される。その挑戦に1回でも挑戦すると「●CX」マークがカレンダーの日付位置に表示され、クリアすることで「★CX」マークに変化する。マークと一緒にもらえる「CHALLENGE SCORE」のポイント数に応じて、ありの少年が着るTシャツの新しいデザインや、電源を入れる際に発せられる音声ボイスを入手することができる。

　「本日の挑戦」で日々挑戦する内容は、カレンダーの日付と連動し、全ユーザー共通の挑戦内容が毎日更新されるため、ユーザー共通の話題として、日々皆で挑戦に挑むことができるようになっているのもポイントだ。

　さらに、挑戦する曜日や時間帯によって、アリーノーのしゃべりが変化したり、誕生日や特別な祝日には、モードに入るだけでアイテムを貰うことができるという。カレンダーのマークは最新の1年分が保存される。

【「本日の挑戦」に登場するゲーム】
・ウィズマン	・無敵拳カンフー	・デーモンリターンズ
・トリオトス	・コズミックゲート MASA-X版	・ハグルマン 小梅版
・ラリーキングex	・スタープリンスSA	・ガンデュエル

【「本日の挑戦」】
ソフト9本×5種類の挑戦×8段階の内容で全360種類もの挑戦内容が用意されている。登場するソフトは、ストーリーの進行に関係なく、ストーリーで登場していないソフトもプレイすることが可能となっている

　ありの少年の部屋では「ゲーム選択」、「雑誌を見る」、「お店に行く」、「雑談する」に加えて、「電話をする」というコマンドが用意されている。「電話をする」を選択すると、アリーノに電話をし、挑戦をギブアップすることができる（※1回も挑戦せずにギブアップすることはできない）。また、友達に電話することも可能で、この場合は雑談をしたり、攻略情報などを聞くことができる。

【スクリーンショット】
挑戦史上初のギブアップを選択することが可能に!?

(C)FUJI TELEVISION (C)2007 2009 NBGI
※画面は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスの家庭用製品公式サイト
http://www.bngi-channel.jp/
□「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」のホームページ
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/gamecenter_cx/
□関連情報
【2008年11月28日】バンダイナムコ、ゲーム魔王アリーノー復活!!
DS「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081128/cx2.htm
【2008年10月12日】バンダイナムコブースレポートその1
「ゲームセンターCX2」はアドベンチャーやパズルが登場
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20081012/nbgi1.htm

(2009年2月6日)

[Reported by 志賀康紀]