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バンダイナムコ、ゲーム魔王アリーノー復活!!
DS「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」

2009年2月26日 発売予定

価格:5,040円(通常版)
   :7,140円(限定版)


「課長は名探偵」の中で、有野課長がゲームセンターCX興業社長から受け取る「特命プロジェクト課長」名刺を再現
 株式会社バンダイナムコゲームスは、ニンテンドーDS用ゲームinゲーム「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」を2009年2月26日に発売する。価格はソフトのみの通常版が5,040円、DVD付き限定版が7,140円。初回生産分のみ「ゲームセンターCX興業 特命プロジェクト課長名刺」が封入となっている。

 DVD付き限定版は、約120分にも及ぶ特典映像を収録したDVD「バンダイナムコスペシャル」付き。DVD「バンダイナムコスペシャル」の内容は以下の通り。

【TV放送されたがDVD化されなかった幻の挑戦】
■ 「ウルトラマン」
■ 「ウルトラセブン」

【ココでしか見ることができない映像】
~前作「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」~
■ 番組スタッフから出されるお題への挑戦
~前作「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」~
■ 有野課長考案ゲームトレーニングツール「くぐれ! ギリジャンMAX」に挑戦
■ 丸秘! ウラワザ発表

【「ゲームセンターCX」とは】

 懐かしのゲームのエンディングを見るため、有野課長がゲームに挑戦するゲームバラエティ番組。プレイ中のミスや裏技発見時の有野課長のリアクションの面白さが多くの人の共感を呼び、ゲームファンに絶大の人気を誇る番組。現在は第10シーズンを放送中。


 「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」のゲームコンセプトは、ゲームの中でゲームをプレイする「ゲームinゲーム」。本作には多数のゲームが収録されているが、収録されているゲームは全てどこか懐かしい感じがする1980年代をイメージしたオリジナルのレトロゲーム。有野課長の「もっとゲームが上手かったら……」という願望が実体化した“ゲーム魔王アリーノー”から与えられる挑戦状をクリアしていくことで、物語が進展していく形となる。時代の進行と共に登場するゲームが進化していき、これによりゲームの進化&多様化していく過程を追体験することができるという。基本操作は「取説」で、隠しネタや裏技は「雑誌」でと、1980年代当時を思い出せる要素が多数用意されている。

 収録されているゲームは9種類+α。これに加え、お店では5種類の試遊台ゲームが用意されている。また、毎日指定のゲームに挑む「本日の挑戦」モードを収録するなど、全ての面において前作を上回る内容となっている。

【ゲーム魔王アリーノー】【ストーリー】
ゲーム魔王アリーノーの逆襲……!
復活したゲーム魔王アリーノーは、有野課長のゲーム魂をゲーム機に閉じ込めてしまった!!
そして、キミは再び1980年代へと吹き飛ばれてしまう。
今回も少年時代の有野課長と共に新たなゲームの挑戦をクリアーするのだ!!

【スクリーンショット】
前作から約1年半、ゲーム魔王アリーノーが復活。プレーヤーは、最初に「おとこ」か「おんな」を選択することができる
上画面では、懐かしくて新しいレトロゲームに挑戦。1本目のレトロゲーム「ウィズマン」を手に入れたところからゲームは始まる。その後、ゲーム魔王アリーノーから挑戦状(1本のゲームにつき4つの挑戦状が用意されている)が提示され、提示された条件をクリアすれば新しいレトロゲームを手にすることができる
下画面では、子供部屋を舞台に少年時代の有野課長(ありの少年)のツッコミやボケのコメントを聞きながらゲームをプレイする姿がうつし出される。その姿は友達の家で仲良く遊んでいる雰囲気を再現。さらに本作では、ありの少年と協力、対戦、交換などができるゲームも用意されているという 挑戦状とは別にお店に行くことで前作に収録されていたレトロゲームのバージョン違い(4種類)と他1種類をプレイすることができる



【収録レトロゲームの紹介】

【「ウィズマン」】
ソフト名:「ウィズマン」
発売日:1984年10月5日
価格:4,800円
販売メーカー:TOMATO
カセット:通常形状/色:黒
ハード:GAME COMPUTER
容量:64Kbit
ジャンル:ACT(ドットイート)
※ゲーム内架空設定

 「ウィズマン」は、フロアに輝く赤と青の2種類の“クリスタル”をクリスタルと同じ色の“杖”を持って集めていく、ドットイートタイプのアクションゲーム。プレーヤーは半人前の魔法使い「ウィズン」を操り、塔の最上階を目指して進む、フロアクリア型の固定画面ゲーム。2色の杖と2色のクリスタルという要素を盛り込むことで、懐かしい雰囲気を持ちながらも、斬新な遊びごたえを実現している。

【ストーリー】

主人公:ウィズン
好奇心の旺盛な半人前の魔法使い

 これは、後に伝説の魔導師になる者が、まだ半人前の魔法使いだったころの物語……。

 太古の時代に繁栄を極めた──古代都市アヴァロン。その中心部にそびえる賢者の塔。半人前の魔法使い“ウィズン”は魔法石の力を借りて、亡き父が探し求めた≪永遠の魔力を生み出す“アーサーの碑石”≫を求め、塔の最上階を目指します。しかし、そこには幾多の苦難と、敵が待ち構えていました……。

 はてさて、ウィズンは最上階に辿り着き、一人前の“ウィズマン”となれるのでしょうか……?


【スクリーンショット】
赤い杖を持つと炎の魔法が、青い杖を持つと氷の魔法が使えるようになる。敵にも赤と青の属性があり、敵は反対の属性の魔法を当てると倒すことができる。同じ属性の魔法で攻撃した場合は、倒すことはできないが一瞬足止め&方向転換させることができる。同じ杖を連続で取ることで出せる魔法の数が増えていき、ウィズンの移動速度が速くなる。全32ステージを収録している



【「無敵拳カンフー」】
ソフト名:「無敵拳カンフー」
発売日:1985年6月21日
価格:4,800円
販売メーカー:GEISYA GAMES
カセット:専用形状/色:白
ハード:ENTER-M2000
容量:128Kbit
ジャンル:ACT(横スクロール格闘アクション)
※ゲーム内架空設定

 海外のPCゲームの人気作を、ゲーコンのライバル機ENTER-M2000用に移植したソフト。HARAKIRIからライセンス許可を得てGEISYA GAMESが日本で販売。制作者のニコル・アーロンは、日本の“侘びと寂び”に関心があり、それをアクションゲームにしたかったとコメントしているが、空手とカンフーの世界が混在していたりと、日本と他のアジア諸国の文化を混同した絵やテイストが多分に入った、ちょっとおかしな内容となっている。

 次から次へと現われる個性豊かな敵を倒しながら進んでいく、横スクロールタイプの格闘アクションゲーム。キック・パンチ・ジャンプ・しゃがみという基本動作の組み合わせで、素早い連続技が出せたり、敵を派手に吹き飛ばせたりなど、バシバシとテンポよく敵を倒していく爽快感を重視している。“日本に深い関心を寄せる海外のメーカーが作ったゲーム”という設定なのだが、「これ、日本か?」というビミョーに間違っている世界観がポイントだ。

 ありの少年と擬似対戦プレイができる対戦格闘モードも搭載。基本操作は「1P GAME」と同じだが、制限時間はなく、先に相手の体力ゲージを無くしたほうの勝ちとなる。頭上から落ちてくる“気マーク”を集めて「無敵拳」を発動させることもできる(※「1P GAME」とは違い、無敵拳発動中でも多少のダメージを受ける)。

【ストーリー】

 『無敵拳』──それは、一子相伝の秘伝の武術。数々の伝説から史上最強との呼び声高いその拳法に、今新たな継承者が生まれようとしていた。継承候補者として、師の元で修行に励む主人公“アイチケンゴー”は、人里離れた山奥で、幼なじみの“キクコ”が見守る中、今日も修行を続けていた。そこに、我こそは史上最強だと豪語する謎の男“コウテイ将軍”が現われ、自らの力を試すかのようにケンゴーの師に突然戦いを仕掛けてきた……!!

 師匠の繰り出す技をすべて受け止め、必殺の一撃で師匠を倒し去っていくコウテイ将軍は、ケンゴーなど眼中になかった。昨晩の食事にあたり、腹をくずしていて力が入らなかったとはいえ、尊敬する師匠をかもあっさり倒され無敵拳の誇りを汚されたことにケンゴーは歯を食いしばり、師の仇を討ち、最強の名を取り戻すため、コウテイと彼の率いる軍団ダークスに立ち向かうのだった……。


【スクリーンショット】
ステージ中盤には中ボス、ステージの最後にはコウテイ将軍率いる軍団ダークスの四天王たちが登場する。連続技で敵の体力を上回るダメージを与えたとき、敵が画面端まで吹き飛ぶ。この吹き飛ばしを使って他の敵を倒すと“気マーク”が出現する。これを4つ集めて無敵拳発動ゲージをMAXにすると“無敵拳”が発動する。ステージ数は全5ステージ



【「デーモンリターンズ」】
ソフト名:「デーモンリターンズ」
発売日:1986年9月26日
価格:5,800円
販売メーカー:DEGOICHI
カセット:通常形状/色:紫
ハード:GAME COMPUTER
容量:512Kbit
ジャンル:ACT(横スクロールジャンプアクション)
※ゲーム内架空設定

 冥界の女王の呪いで悪魔の姿に変えられてしまった主人公の“デーモン”を操り、さらわれた姫を救い出すためにさまざまな敵や仕掛けが待ち受けるステージを進みゴールを目指す、横スクロールジャンプアクションゲーム。

 デーモンが繰り出す特徴的な技は2種類。敵をひっくり返してコマのように回す“スピンクロー”と、回した敵に乗って移動する“デビルライド”。ライドからの2段ジャンプや、ライドする敵によって移動や攻撃の幅が広がるなど、ライドひとつで攻略性が増していくのがポイント。

【ストーリー】

主人公:デーモン

 ある日、平和な王国のお姫様が何者かにさらわれてしまいました。お姫様をさらったのは……、なんと冥界の女王!

 冥界の女王は、お姫様を自分の息子・冥界王子のお嫁さんにするつもりだったのです。そのときお姫さまと一緒にいた男の子は、女王の呪いで悪魔の姿に変えられ、冥界の果てに落とされてしまいました。

 お姫様を助けるため、男の子は悪魔の力を使って、冥界の女王の城を目指します!


【スクリーンショット】
全16ステージからなるハデスワールドを、様々なアクションとパワーアップを駆使して進んでいく横スクロールタイプのアクションゲーム。攻略の鍵となるのは「デビルライド」の使い方にあるようだ。デビルライド中は、ダッシュ時よりも早く移動し、通常よりも高くジャンプすることができる。また、ライドジャンプ中に再度ジャンプすると、ライド中の敵を足場とした2段ジャンプとなり、通常では行けない場所への移動が可能になるという



【「課長は名探偵 前編」】
ソフト名:「課長は名探偵(前編)」
発売日:1987年4月2日
価格:2,600円
販売メーカー:IROHANIDO
カセット:フロッピーディスク/色:黄緑
ハード:GAME COMPUTER FLOPPY DRIVE SYSTEM
容量:896Kbit
ジャンル:AVG(コマンド式アドベンチャーゲーム)
※ゲーム内架空設定

 ゲームカセットの製造を行なうゲームセンターCX 興業を舞台に、社内に広がる“七不思議”の真相を探るため、有野課長と共に数々の謎を解き明かしていく推理アドベンチャーゲームの前編。「ゲームセンターCX」の番組関係者が登場人物として活躍し、ストーリーを楽しく盛り上げてくれる。

 一見ゆるいストーリーに思われるかもしれないが、サブタイトルに「ゲームコンピューター最後の日」とあるように、単なる噂の調査では終わらない。次第に事が大きくなっていき、先へ進むほどシリアスな展開が増し、物語は風雲急を告げ後編へと続く……!

【ストーリー】

有野課長

 CX興業内に広がる七不思議のうわさの真相を突き止めるべく、石川社長から極秘任務を任された有野課長と主人公が捜査を始める。

 単なるウワサの調査のはずだったが、2 人はいつの間にか、ゲームコンピューター市場をめぐる大きな陰謀に巻き込まれていくのだった……。


【スクリーンショット】
「ツッコむ」、「ボケてみる」など、有野課長ならではのコマンドを駆使して、社内や町の人たちから情報を集め、社内を惑わす七不思議の真相を解明していくアドベンチャーゲーム。何をすればいいかわからなくなった時には、 「ひえピッタン」コマンドで頭を冷やすと何かが起きる!?



【「トリオトス」】
ソフト名:「トリオトス」
発売日:1989年6月14日
価格:2,600円(税別)
販売メーカー:GEARS
カセット:専用形状/色:灰色
ハード:GAME COMPUTER mini
容量:256Kbit
ジャンル:PZL(落ちモノパズル)
※ゲーム内架空設定

 次々と落ちてくるブロック3個の集合体“トリオミノ”を、横移動や回転を駆使してフィールドに積み上げていき、同じブロックを縦か横に3個以上並べて消していく、シンプルにして奥深い、落ちモノパズルゲーム。攻略のポイントは、「いかにたくさんのブロックをまとめて消すか」。5個、6個、7個……とまとめてブロックを消すほどスコアがあがり、マルチマークブロックの出現などで展開が有利になっていく。ありの少年との対戦では、それが“ブロック送り攻撃”につながるという。

【スクリーンショット】
9個以上まとめて消すと、マルチマークブロックが横一列で降ってくる“マルチマークブロックシャワー”が発生する。また、同じブロックを横一列に揃えると、フィールド内の同じブロックがすべて消える“ラインスパーク”といったシステムも搭載している。対戦プレイも可能



【番外編:ゲームトレーニングツール】

【「くぐれ! ギリジャンMAX」】

 いろんな高さや幅の足場が点在するステージを、強制スクロールしていく中、ひたすらジャンプで進んでいくゲーム。アクションゲームの基本となるジャンプのタイミングや感覚、障害物をくぐりぬけるタイミングと勇気を練習することができる。番組の挑戦で苦労した実体験を元に、有野課長が直々に考案したゲームトレーニングツール。番組を代表する名セリフ「ギリジャン」と「くぐれ!」が生まれた極限的な場面をモチーフにゲーム化が実現。

【スクリーンショット】
取り扱い説明書 鉄球に当たるとミスになる。ここはくぐってジャンプ! 乗ると落ちる床、上下左右に動く床も登場。ステージ内容は毎回変わる


(C)FUJI TELEVISION (C)2007 2008 NBGI
※画面は開発中のものです

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスの家庭用製品公式サイト
http://www.bngi-channel.jp/
□「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」のホームページ
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/gamecenter_cx/
□関連情報
【10月12日】バンダイナムコブースレポートその1
「ゲームセンターCX2」はアドベンチャーやパズルが登場
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20081012/nbgi1.htm

(2008年11月28日)

[Reported by 志賀康紀]



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