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カプコン、PS3/Xbox 360/AC「ストリートファイターIV」、「紅虎餃子房」とのコラボレーション
2月12日より「紅虎餃子房」と「万豚記」でスト4メニューが登場

1月18日開催

2月12日 発売予定



実施店舗の「紅虎餃子房」。店舗によってはストIVのポップなども設置される
 株式会社カプコンから、で2月12日発売予定のPS3/Xbox 360用対戦格闘ゲーム「ストリートファイターIV」のタイアップ企画として、発売日同日より際コーポレーション株式会社の経営する「紅虎餃子房」と「万豚記」(ワンツーチィ)のメニューに同作のキャラクタにちなんだオリジナルメニューが期間限定で販売される。また、これに合わせ1月18日に各メディア向け試食会を開催した。

 今回の試食会では、同作プロデューサー小野義徳氏からの挨拶から幕を開けた。当日は「ストリートファイターIV」公式全国大会の決勝大会が行なわれた後に開催されたため、「ストリートファイターIV全国大会」が無事成功に終わることができたことに礼をし、「メディアからの拍手に対し、僕が拍手を送りたい」といった謝辞を述べていた。また大会でも語られた内容だが、「取材でナンバリングまだですか? という問いに対し読者からの声が増え、これが援護射撃になり社内では大反対の中、突き進むための心の糧になった」と語っていた。

 今回の「コラボめし」は、小野氏がよく通っている「紅虎餃子房」で「ストリートファイター」も20周年を迎え、ナンバリングが出るという話を現場の雑談レベルでしていたところ、なにか面白いことができないかという話になり、「R35の世代に訴えたい、20代後半世代に訴えたい」といった意味でも利用しやすい店ということで、実現したという。料理の名前やキャラクタなどから、当時の“スト2ブーム”を思い出した人にも喜んでもらえるのではないだろうか。

 また「紅虎餃子房」を経営する際コーポレーションのスタッフもスト2世代が多かったため、逆に提案をもらうということもあったという。具体的な例としては、TGSで設置されていた中国ステージのワゴンなどがあったとのことだ。

 各メニューの説明では、今回実施される「コラボめし」は、“辛さ”をイメージしたとのことで、それぞれかなり辛めになっている。また3月1日からは第2弾も予定されており、こちらはよりメニューも増やしていくようだ。

 これらの「コラボめし」は1品頼むごとに「ストリートファイターIV」のトレーディングカードが1パック(2枚入り)貰え、全30種類イラストの裏にはQRコードが書かれており、ゲーム中や特典アニメーション、過去の作品などで未使用の限定「オリジナル着ボイス」がダウンロードできる。



カプコン「ストリートファイターIV」プロデューサー小野義徳氏。大会でも着用していたTシャツは北米のファンが制作したもの。大会も無事成功に終わり、熱の冷めぬうちに激辛料理をメディアに振る舞った 際コーポレーションの営業統括本部戸島氏。自身もスト2世代だという彼女は、第1弾はとにかく辛い物というコンセプトで制作したという
実施店舗で料理を注文すると1品ごとにトレーディングカードが1パック(2枚入り)もらえる。カードには本コラボレーション限定「オリジナル着ボイス」がダウンロードできるQRコードが記されている


【最強のコラボめし 第1弾】
【「さくらのスタミナ丼!豚肉とイモの甘辛あんかけご飯」980円】
鶏肉に下味をつけて、ジャガイモと一緒に揚げ、甘辛の中国醤油とニンニクをふんだんに使った丼もの。辛いのが苦手な人でも十分楽しめる一品で、甘ダレのかかったご飯が好印象だった。おそらく4品の中では一番マイルドな味付けになっている
【「春麗の得意料理!鶏肉のあまから唐辛子炒め」880円】
「紅虎餃子房」でも人気の鶏のから揚げを使った料理。甘辛ダレがかかっており、オーソドックスな味付けで誰にでも好まれる一品
【「ルーファスも大好物!三種の肉の激辛煮込み」1,380円】
鶏の胸肉、豚バラ肉、牛バラ肉を煮込み、コショウをふんだんに使った料理。豚肉と牛肉は箸でほぐせるほど柔らかく、コショウのピリっとした辛さもあって食欲をそそる。また厚揚げなども入っておりボリューム的にも満足の一品
【「ダルシムもやみつき!マーラータンタンメン」880円】
ダルシムの名を冠するとおり、4つの中で一番辛い。唐辛子を多量に煮込んだスープに四川山椒の風味が食欲をそそる。また、麺にはちぢれ麺を使用しているため、スープがよく絡む。試食会では小皿に分けて食べられたが、1杯完食した場合は、ヨガファイアーがだせるかもしれない


 今回の試食会では、「ストリートファイターIV」の先着購入特典である長編アニメも上映された。長編アニメは、60分近い内容になっており、さらにメイキング映像では森本氏や声優陣などのコメントなどが60分ほど収録されている。1994年に劇場公開された「ストリートファイターII MOVIE」を見た世代であれば、懐かしく感じる部分もあるのではないだろうか。

 特典アニメーションをつけたきっかけとして、小野氏は、薄れてしまった記憶をもう一度蘇らせていこうというのが制作コンセプトだと明かし、格闘ゲームでは、薄くなってしまうストーリー部分をアニメーションで補完し、それによってストーリーやバックボーン、キャラクタを愛してほしいという視点から立って、実写やCGなどではなく、アニメーションに決まったという。

 制作するうえでも「ストリートファイター」といった作品に対し、愛情や思い入れを持った人たちとやっていきたいということで、いくつかの制作会社と打ち合わせをしたのち、STUDIO4℃の森本晃司氏と巡り合ったと語っていた。

 小野氏は「企画当初はこんなに長くなるとは思わなかったが、最後には片手で持てないくらいの絵コンテになり、今回の長編になった」という。

 また同アニメは、映画「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」で上映されるアニメーション、さくらのショートストーリーもリンクした形になっているとのことで、今回の特典アニメを見ると、よりショートストーリーも楽しめるといった内容となっている。

 ちなみに、特典アニメを手に入れられなかった人にも、今回の「ストリートファイターIV」のストーリーを補完できるような座組みを調整していると、セールストークを交えていた。  試食会の最後に小野氏は、「今回のコラボレーションができたのも、20年間の“ストリートファイター”の歴史があるからこそ、できたことです。これからも25周年、30周年に向けてこのタイトルを伸ばしていけるのも、ユーザーの方がこれからもストリートファイターを愛していただければと思います」と語っていた。

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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「ストリートファイターIV」のページ
http://www.capcom.co.jp/sf4/
□「闘志再撃“拳を燃やせ!”ストリートファイターIV全国大会」のページ
http://www.capcom.co.jp/sf4/tournament.html
□関連情報
【1月19日】「闘志再撃“拳を燃やせ!”ストリートファイターIV全国大会」開催
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【2008年9月3日】カプコン、AC「ストリートファイターIV」
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080903/sf4.htm

(2009年1月19日)

[Reported by 鬼頭世浪]



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