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「Transpee」は、韓国GAMEHIが開発したレースゲーム「GoGoXing」をローカライズしたもの。発表会では、9月16日にゲームヤロウ代表取締役社長に就任したばかりの村井真郎氏が登壇し、「『サドンアタック』の実績に自信を深め、更なる挑戦を続けるべく開発を続け、コンシューマやアーケード市場において成熟してきたレースゲームに『Transpee』を投入することを決意した。『レッドバナナ』の中核と位置づけ、ユーザーに満足していただけるよう、更なるサービス運営に全力を尽くす」と述べた。 続いて、ゲームヤロウのプロデューサーで、「Transpee」のチームディレクターを務めるソン・ヨンガン氏が、ゲームの紹介を行なった。3Dグラフィックスを採用したカートレースで、低スペックでも動作するのが特徴としている。基本無料ですぐに遊べるのはもちろん、初心者向けのチュートリアルや動画付きのヘルプ、1人で練習できるシングルモードも用意している。 登場キャラクタは6人、車種は10種類を用意。アイテムショップでは、車の外見を変えるチューニングパーツやデカールが販売される。今後のアップデートにより、スピード、ブースト、ターボの3種類を強化できるシステムも実装するという。このほか、ギルド的なコミュニケーション要素となるクラブ、他のユーザーを友達登録してメッセージをやり取りできる機能など、オンラインゲームにおける一通りの機能を備えている。 続いてGameHiでテクニカルディレクターを務めるキム・ジョンジュン氏がゲームのシステムを紹介。物理演算においては、サスペンションを実車と同様に計算し、さらにタイヤ負荷と空気圧、地面の質なども計算し、マシンの動きができあがっている。他にも角度を微調整できるドリフトや、他の車の背後に入ると加速するスリップストリームも可能となっている。 コースは360度回転するジェットコースターのようなコースもある。天井に張り付くような動きをするが、ここでも重力や遠心力を物理計算し、現実的な挙動を作り出しているそうだ。 レース中に取得できるアイテムには、敵を転倒させるミサイルや、前の敵を捕まえて動きを遅くさせるロープといった妨害アイテム、それらの敵の攻撃を防ぐシールドなど10種類以上が用意されている。中にはチーム戦の際に、味方全員に効果があるチームシールドも用意されている。 ゲームの紹介の後、ソン氏が今後のスケジュールを発表した。まず10月21日から27日まで、クローズドβテスターを募集。29日から11月3日までクローズドβテストを実施する。正式サービスは今冬開始予定としている。
対応OSは、Windows 2000/XP/Vista。動作環境は、1GHz以上のCPU(2.4GHz以上推奨)、512MB以上のメインメモリ(1GB以上推奨)、GeForce MX 440以上のビデオチップと64MB以上のビデオメモリを搭載したビデオカード(GeForce FX 5700、128MB以上推奨)など。操作はキーボードのほか、ゲームパッドにも対応する。
「アクセルが足じゃないのが……」ともらした神子島さんだったが、ゲーム中は終始楽しそうな様子で、「ゲームはあまり経験がなかったけれど、スピード感があるし、コースもバリエーションあって面白い」と感想を語っていた。
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□ゲームヤロウのホームページ (2008年10月16日) [Reported by 石田賀津男]
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