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「三國志 Online」プロデューサー上野氏インタビュー
大型アップデート「涼州動乱」の全貌と今後の展望を聞く

8月20日 収録

8月28日、9月25日 アップデート実施予定

取材時のコーエー本社。インタビューをお願いした上野氏は実はここにはいない
 株式会社コーエーは、Windows用MMORPG「三國志 Online」の大型アップデート「涼州動乱」を、8月28日と9月25日の2回に分けて実施する。

 アップデートを間近に控え、プレーヤーはアップデート内容の詳細が気になるところだろう。そこで今回、開発プロデューサーの上野彰三氏に取材をお願いし、アップデート内容の詳細を伺った。

 インタビューを行なった8月20日には、上野氏は開発のためにシンガポールにいるということで、今回はコーエー社内にあるテレビ会議システムを使わせていただいた。テレビ越しではあったが会話には何ら問題はなく、とても快適なインタビューができた。以前から「シンガポールの開発においても、日本とのコミュニケーションに不都合はない」と聞いていたが、これを見てなるほど納得といったところだ。



■ 8月28日でレベル50に。涼州では全プレーヤーが協力して戦う!

上野氏はシンガポールで開発作業の真っ只中ということで、コーエー社内にあるテレビ会議システムを使わせていただきインタビューを行なった
――シンガポールでの開発状況はいかがですか?

上野彰三氏 : 8月分のアップデートに関しては一区切りつきまして、9月アップデート分の最後の追い込みといった感じですね。開発のペースそのものは順調ですよ。

――順調ですか、その言葉を聞けて安心しました(笑)。では8月28日のアップデートについてお話を伺っていきたいと思うのですが、レベルキャップの開放と新エリア涼州(りょうしゅう)の追加が主な要素かと思いますが、レベルキャップはいくつまで開放されるのでしょうか?

上野氏 : 8月28日のバージョンアップでは、武器レベル、生産レベルともにレベル50まで解放します。

「涼州動乱」で実装される新装備
――レベル50ということは、新装備が続々と登場してくるかと思うのですが、今回のキャップ開放を境に装備できる防具については戦闘能力のレベルに依存すると考えていいのでしょうか?

上野氏 : レベル40以上の装備についてはそうです。レベル41以上の新装備品の装備条件は武器、盾を除いて、総合レベルではなく、最も高い戦闘能力レベルとなります。レベル40以下の装備に関しては、従来どおり総合レベル依存となります。

――新エリアの涼州ですが、どのくらいの広さなのでしょう? 既に実装されている豫州や益州などと同じくらいと考えていいですか?

上野氏 : 純粋な広さでいえば、そのあたりのフィールドよりは、ちょっと狭い印象をうけると思います。ただ、涼州には、ここならではの文化や販売アイテム、敵NPCなど特徴的な部分が多いので、今までのフィールドとは違った存在感があります。

――涼州ならではの新要素や仕掛けがあったら教えてください。例えば涼州のエリア限定で魏・呉・蜀の3勢力による三つ巴のPvPが可能になったりはしませんか?

上野氏 : 仕掛けというか新しい流れを取り入れているのですが、それはPvP的な要素ではなく、むしろ魏・呉・蜀の各勢力が共に協力して物語を進めていくといった全く逆のイメージです。既に公式サイトでも発表されているように、涼州に実装される新たな軍略は、所属勢力に囚われず、魏・呉・蜀のプレーヤーが皆で協力し“謎の軍団”を相手に戦いを挑むものです。「涼州動乱」というアップデートのタイトルにもあるように、三国志の世界が動揺し、乱れる。そんな新たな動きが訪れると考えていただくといいかもしれません。

――ということは、ゲーム全体の流れとして三国による勢力同士の争いから、どちらかというと謎の軍団との戦いが今後ベースになっていくということですか?

上野氏 : いえ、魏・呉・蜀の三国が協力しあうのは、あくまでも涼州に限ってのことです。荊州のクエストから続いてきたストーリーの続きということです。

――個人的には、3勢力の戦いという三国志のイメージからすると、謎の軍団との戦いに加え各勢力が敵(PvPの導入)となることはあっても、まさか協力しあうとは想像もしませんでした。

上野氏 : 実際の三国志でも、関羽のような有名な武将なら話は別ですが、一般の蜀の人が魏に行ったとして即座に斬られるかというと、そういうわけではないですよね? 三国志の世界観を考えると、このタイミングで無差別に敵対するエリアの実装はありません。もちろん将来的にはPvPコンテンツを提供していきたいと考えてはいますが、三国志としてのPvPをしたいプレーヤーと、とにかく純粋にPvPを楽しみたいプレーヤーに分かれると思うので、実装に関しては慎重に対応していきたいと考えています。

 新要素といえば、涼州には従来のフィールドにはなかった、ちょっとした仕掛けが導入されていて、流砂によってプレーヤーがダメージを受けてしまうエリアがあったりします。

涼州のフィールドの一部と新モンスター。ここからも今までにない雰囲気が感じられる
――涼州ならではのギミックがフィールドに用意されていると。プライベートダンジョンなども既に実装されているのですか?

上野氏 : 残念ながら、8月28日のアップデートでは実装されません。ただし、後日実装することは既に決定していて開発も進んでいますので、どんなプライベートダンジョンが実装されるのか期待していただきたいですね。

――涼州には新たな軍略も用意されていると聞きましたが、どのようなものになるのでしょうか?

 今回、涼州に追加された軍略(対象はレベル41以上・5人用)について補足させていただくと、軍略は大きくわけて2つあって、それぞれが謎の軍団と密接に関係した内容の軍略となっています。従来の軍略と大きく異なるのが、やはり所属勢力に囚われず楽しめること、そして報酬の違いですね。これまで軍略の報酬は玉の奨章や金の奨章、そして竹簡だったわけですが、涼州の軍略では特定以上の評価を得た場合に、宝箱がもらえるようになりました。この宝箱の中にはアイテムが入っていて、このアイテムをいくつか集めることで、涼州の街に映える衣装(お洒落装備)と交換できます。

――新しい報酬の追加はプレーヤーとして素直に嬉しいですね。軍略をプレイするうえでモチベーションアップにもつながります。アイテムといえば涼州の敵がドロップする竹簡のことも気になるわけですが、涼州で入手できる竹簡は氷雪峰で入手できる物と同じと考えていいのでしょうか? それとも全く異なる物だったりするのですか?

上野氏 : すでに氷雪峰で手に入れられる竹簡も涼州で入手可能ですが、新たな竹簡も登場します。具体的にどの竹簡が入手できるかは攻略情報になってしまうのでお答えできませんが、涼州ではレベル40以上の竹簡が入手できると思っていただければいいと思います。

――今回のアップデートでどのくらいの技能が追加されるのですか?

上野氏 : 戦闘技能は、自動技能を別にして約60種類。生産技能は約50種類です。

――レベルが10上がるということで、1つの戦闘能力(ジョブ)に関して2個として、合計で12個くらいでしょうか?

上野氏 : いい読みですね。だいたいそのぐらいと考えていただければいいと思います。

新技能「鎧通し・弐」。これは既存の上級技能だが、全く新しい技能も登場する
――60種類の戦闘技能についてですが、これらは基本的に既存する技能の上級技能と考えていいのでしょうか?

上野氏 : 戦闘技能についてはそう考えていただいて構いません。ただし、自動技能についてはすべて新しい技能となります。

――自動技能は全て新技能ですか? それは1プレーヤーとしてすごく気になります。具体的にどんな自動技能が登場するのか教えてください(笑)。

上野氏 : “何かをしている時に、こういう効果が発生する”というイメージの技能で、例えば練丹で回復技能を使ったときに、自分の周囲にいるプレーヤーにかかった弱体効果をランダムに取り除けることがある、というものがあります。ですから、プライベートダンジョン、部曲戦、合戦と、装着する自動技能によっては、新しい戦闘スタイルが確立されていくかもしれませんね。

――涼州にある村でもレベル41以上の装備品などが販売されていると公式サイトでアナウンスされていましたが、具体的にどういった装備が販売されているのでしょうか?

上野氏 : 涼州に限定した話ではないのですが、レベル41以上の防具は、従来とは異なる性質を持っている装備品が登場します。例えば気防御や気力を重視した金属装備や命中を重視した革装備、また布装備では気攻撃が向上する物があったりと、新しい特性を持った装備がいくつか登場してきます。

――クエストのボリュームはどのくらいでしょう?

上野氏 : 新たに登場する謎の軍団に絡んだクエストも含め、十数個追加されます。推奨レベルは40以上です。



■ 9月25日に実装される部曲砦の内容は?

――次に、9月25日のアップデートで実装予定の部曲砦についてですが、プレーヤーとしてまず気になるのが、砦を持つための条件です。今可能な範囲で、そのあたりの情報を教えていただけますか?

上野氏 : 具体的なお答えはできないのですが、部曲としてある一定の条件がいくつかあって、それをクリアしていれば入手できます。

―― 一定の条件というと、部曲員の数・クエストの報酬・武将との親密度・砦を築くための材料・建築費用といったところですか?

上野氏 : そんなところです。

――部曲砦では具体的にどんなことができるのでしょう?

上野氏 : 部曲員が集まって憩いの場として使うことはもちろんですが、部曲砦そのものが成長していきます。広くなったり、窓から見える景色がよくなったり。もちろん家具の設置も可能です。

――家具を設置することで所持できるアイテム数が増えたりするのですか?

上野氏 : 将来的には、家具を設置することで部曲員のアイテムを預けられるようになったり、宅配機能を導入したり様々な要素を導入していきたいとは考えています。ただ部曲砦の実装時には残念ながらできません。実装できる要素としては、部曲砦を所持すると畑を持てます。畑では植物を育てられ、そこで収穫したアイテムを生産の材料として用いたりできます。もちろん部曲にきた客将も部曲砦に訪問してきますよ。

――家具はNPCから購入することになると思いますが、将来的に家具職人が生産技能に追加されたりはしないのですか?

上野氏 : どのタイミングで追加するかは決めていませんが、新しい生産技能の追加は将来的にはあると思います。

――今後、何かイベント的なことは考えていますか? 例えばクローズドβのときにあったような牛魔王の襲来とか。

上野氏 : 三国制覇の第一節が8月24日に終了することもあり、三国制覇の打ち上げ的なイベントとなる「大花火大会」を開催します。この記事が掲載される頃には公式サイトで詳細が確認できると思いますが、一番の目玉は何といっても三国制覇に参加したプレーヤーに配られる“特別報奨品”ですね。詳しいことはここでお話しできないのが心苦しいのですが、初お披露目となる代物です。きっと8月31日は多くのキャラクタが、“なびかせている”ことでしょう。



■ さらに先の展開を聞く。新たなプライベートダンジョンも制作中

7月のアップデートで実装された氷雪峰
――話はがらりと変わりますが、氷雪峰が導入された時、益州の峨眉山は多くのプレーヤーで溢れかえっていました。これはやはり多くのユーザーが追加コンテンツを待ち望んでいた証だと思います。実際のところ氷雪峰ぐらいの規模のコンテンツを1つ開発するのにどのくらいの時間を要するのでしょうか? 無茶苦茶な要求なのは百も承知ですが、プレーヤー心理としては、この手のコンテンツを月1ペースで導入してもらいたいです(笑)。

上野氏 : 氷雪峰と同レベルのコンテンツを毎月導入というのは、現実的に考えて厳しいですね。氷雪峰の規模ですと、開発だけで1~3カ月はかかる上に、テストなどもありますので。 また、ダンジョンの追加だけが喜んでいただけるというわけでもありませんので、今後もプレーヤーの皆さんからのご要望を伺いつつ、ハイペースでの開発を続けていきます。

――単純に広場のようなところでボスキャラクタ級の敵と戦闘というのはどうですか?

上野氏 : NPCに話しかけると「牛魔王にいじめられたから倒してきて」って言われて、牛魔王との戦闘の舞台へ飛ばされる、というようなイメージでしょうか。そして牛魔王を倒したと思ったら、いきなり超牛魔王がでてきたりして(笑)。この件についてはご意見として持ち帰って、他のプレーヤーの皆さんからのご要望と合わせて協議してみますよ。

――実装されることを期待しています! 話を本題に戻して、今後の展望についてもう少しお話をお聞きします。現在導入されているプライベートダンジョンは5人と10人仕様のみですが、プレイする時間帯などによっては要求される人数を集めることが困難なケースも多々あります。例えば、3人ぐらいでそれなりに難易度があるプライベートダンジョンを導入するとか、少人数で楽しめる新たなコンテンツを導入する予定はありますか?

上野氏 : プライベートダンジョンの制作スケジュールには、少人数で楽しめるものから大規模な人数を要するものまで既に入っています。連合の最大人数が25人なので、25人で楽しむプライベートダンジョンも大規模ならではの魅力や楽しさはたくさんあると思います。しかし、実際に25人を集めるのはハードルが高いのも事実だと思います。ですので、少人数でも楽しめるコンテンツ、大規模で楽しむコンテンツ、この両方を並行して増やしていくようなイメージで考えています。

――今後、新しい戦闘能力(ジョブ)の導入や上級職的な概念を導入する予定はありますか?

上野氏 : 考えているかどうかと言われれば、考えてはいます。ただし現状はまだ構想段階で、今すぐ実装することはないと思います。現在の片手具・双手具・両手具・投射具・練丹具・妖術具の6つの武器が採用されているのにも意味がありますし、三国志という世界観も考えると、闇雲に戦闘能力を追加することが果たしていいのかどうかも考える必要があります。これについては慎重に進めていく必要がありますね。戦闘能力ごとのバランス調整なども関係してきますから。

――取得技能数は現在は100枠ですが、拡大などの予定は?

上野氏 : 8月28日のアップデートで、まずは生産技能をこの100枠から外します。戦闘技能・自動技能・採集技能で100となります。あくまでも今回は第1段階なので、取得技能数の制限についてはゲームバランスなどを考慮しながら随時開放していく予定です。開放のやり方としては、クエストなり、身分なり、何らかの結果の報酬という流れを検討しています。アップデート後に気づいたら枠が増えていた、というのはプレーヤーの皆さんとしても味気ないでしょうし。

――複数の戦闘能力のレベルをあげていくと取得技能数の100縛りに頭を悩まされるわけですが、このために生産技能を破棄していた人達には朗報ですね。生産技能を破棄してしまった結果、新規の人に装備を依頼されても作ってあげられないこともあったでしょうし。今後はそういった心配もなくなりそうです。もちろん捨ててしまった技能は買いなおさないといけませんが(苦笑)。

上野氏 : 低レベルの装備を生産する技能そのものは、それほど高額な物ではありませんし、今回のアップデートをきっかけに生産技能を改めて買っていただいて、新規の方の依頼があったときは積極的に作ってあげていただきたいですね。



■ 合戦にはフィールドにギミックが実装される?

――では合戦についていくつかお聞きします。関に続く新フィールドの追加予定はいかがですか? また、涼州に実装される流砂のように、例えば天候がフィールドに影響を及ぼしたり、川の流れが移動速度に影響するといった地形変化に富んだ合戦フィールドの実装予定などがあったら教えてください。

上野氏 : 今回のアップデートのタイミングでは、新フィールドの追加を含め合戦の仕様変更などはありません。しかしレベルキャップの開放によって、合戦における戦略は変化すると思います。また、合戦に関する新要素については、開発陣の間でも常に様々なアイディアが飛び交っています。例えば雨が降ったら地面が泥濘になって足を取られ移動速度が遅くなるといったことから、騎馬隊の実装まで沢山あるんです。実際に合戦のフィールドにギミックそのものを追加することはそれほど難しいことでもないですし。

 なぜ実装しないのかというと、合戦は最大500対500の1,000人規模で行なわれるものなので、フィールドにギミックを実装するとネットワークにかかる負担が物凄く大きくなってしまうのです。100人くらいで行なわれるものならそれほど難しくはないのですが……。とはいえ涼州ではすでに流砂というギミックを追加していますし、合戦フィールドにおけるギミックの導入もそれほど遠い未来ではないとは思います。バランス調整も含め、プレーヤーの皆さんが驚くようなフィールドを早い時期に実装できるよう頑張ります。

――三国制覇の第一節が終了し、第二節が始まるわけですが、それにともない所属勢力を変える、つまり部曲を移動する人もいるかと思います。そこで部曲検索機能は重要な役割を持ってくると思うのですが、部曲の総人数やどんな部曲なのかがわかるコメントのほかに、今ログインしている人数がわかると、部曲を選ぶ際にとても参考になると思います。こういった機能は実装できませんか?

インタビュー中、まめにペンを持って内容をメモする上野氏。筆者も1プレーヤーとして、意見をきちんと聞いていてくれたのがとても嬉しい
上野氏 : 公式サイトと連動した新しい軸での施策を運営と協議しています。ご意見いただいたこの機能についても提案してみようと思います。

――メモを取っていただきありがとうございます(笑)。合戦やプライベートダンジョン以外でレベルキャップに到達したキャラクタを使いたくなるようなコンテンツの実装予定はありますか?

上野氏 : もうちょっと手軽にできる対人戦の仕組みを導入しようと考えています。今は部曲戦という比較的ライトな対人戦コンテンツがあるのですが、それでも部曲に入っていないと参加できない。さらに参加メンバーや部曲間のスケジュールが合わないと遊べないといった条件がついてしまうので、それすらも取っ払った仕組みを入れる予定です。

――具体的にどういった仕組みなのでしょう?

上野氏 : 徒党同士の対戦です。部曲の垣根を越えて、フレンドで徒党を組んで参加してもいいですし、参加申込受付所みたいなものを設けて、ソロで楽しんでいる方も簡単に徒党を組めて、対人戦を楽しんでいただけるような仕組みを考えています。

――それは盛り上がりそうですね。手軽に参加できるようなシステムになることを期待しています! では最後にちょっと厳しい質問です。サーバーによって状況は異なるものの、最近は合戦によっては500対500にならない状況が増えてきているように感じます。この状況を打破するひとつのアイデアとして、サーバーの統合などは考えていないのですか?

上野氏 : ゲームを盛り上げるための検討は色々としていますが、今すぐサーバーを統合しようという検討はしていません。それよりも前に、新コンテンツの追加はもちろん、合戦の開催時間を深夜や日曜日のお昼など様々な時間帯で試してみるなど、まだまだやることは沢山あると考えています。ゲームそのもののクオリティをさらに上げることがベストであって、サーバーの統合がベターであるという考えはいまのところ全くありません。

――なるほど。クオリティアップという意味では、今回の大型アップデートはユーザー数の獲得はもちろん、既存プレーヤーのさらなる活性化の起爆剤になりそうですね。

上野氏 : 今回のアップデートに合わせて、新たに多くの方に「三國志 Online」をプレイしていただくための施策についても力を入れていきます。詳細は公式サイトでもアナウンスしていますが、体験版の方にはリーズナブルなプライスで製品版へとアップグレードできるキャンペーン、復帰組の方にはプレイ期間に関するお得なキャンペーンや、アイテムの全員プレゼントといった全方位的なものを展開していきます。



――では、最後に読者の方にメッセージをお願いします。

上野氏 : 8月28日のアップデートでは、レベルキャップの解放と新フィールドの追加、そして9月は部曲砦の実装と、ユーザーの皆さんからいただいたアンケートの中でリクエストの多かったものを反映させた、1つの答えにはなっていると思います。現在プレイされているユーザーの皆さんは、次の三国制覇に向けてまずは自分のキャラクタをレベルアップして、三国制覇第二節を共に闘いぬく新たな仲間を増やしていって欲しいですね。レベル40以上の装備や技能は強力であるため、レベル40から50への道のりは、それなりに厳しくなっています。また食糧や札など新しい消費アイテムもいくつか追加されているので要チェックです。

 「三國志 Online」では、正式サービス後、継続的にアップデートを行なってきました。三国制覇や合戦激闘録、新合戦場“渓谷”、関、霊玉システム、新兵器、採集ボーナス、プライベートダンジョン“氷雪峰”、また軍略、依頼、客将などを追加し、さらに今回の8月、9月の大型アップデートの実装によって大きく変貌を遂げます。それだけに、以前プレイしていた方には是非もう1度プレイしてみていただきたいです。実際にご自分の目で見て体感していただければ、βテストやプレオープン時とは全く別のゲームになっていると感じていただけるはずです。これからも更なるクオリティアップを目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

――本日はお忙しい中、ありがとうございました。

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□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「三國志 Online」のページ
http://www.gamecity.ne.jp/sol/
□関連情報
【8月22日】コーエー、WIN「三國志 Online」実装直前!
大型アップデート「涼州動乱」の最新情報
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080822/sanon.htm
【8月18日】コーエー、WIN「三國志 Online」
大型アップデート「涼州動乱」の新情報を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080818/sanon.htm
【7月31日】コーエー、WIN「三國志 Online」
大型アップデート「涼州動乱」を発表。「三国制覇」も第1節終了へ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080731/sanon.htm
【7月22日】コーエー、WIN「三國志 Online」
7月24日のアップデート情報の続報を公開
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【7月14日】コーエー、WIN「三國志 Online」7月のアップデート情報
新プライベートダンジョン「氷雪峰」登場
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【6月19日】コーエー、WIN「三國志 Online」6月のアップデート情報
新合戦マップ「関」や新戦法などが登場
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080619/sanon.htm
【5月29日】コーエー、WIN「三國志 Online」本日アップデート
6月にも「時間差特別合戦」を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080529/sanon.htm
【5月16日】コーエー、WIN「三國志 Online」アップデート情報
新兵器や上位身分、新規依頼などを追加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080516/sanon.htm
【5月9日】「三國志 Online」参戦記 ~「三国制覇」の巻~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080509/san.htm

(2008年8月28日)

[Reported by 平井信幸 / Photo by 石田賀津男]



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