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9月中旬より クローズドβテスト実施予定
クローズドβテスターの応募については、公式サイトで「ハイ&ロー」のミニゲームが用意されており、こちらをクリアするとクローズドβテストに当選となり、アカウントが提供される。クリアできなかった場合も、1日1回のペースで再挑戦できる。 また今回、下のリンク経由で応募した人を対象にしたプレゼントキャンペーンも実施する。リンク先にあるクローズドβテスターに応募してミニゲームをクリアし、正式サービスまで「Lost Eden」をプレイしたユーザーの中から抽選で15名に、500ポイントのBitCashをプレゼントする。募集枠自体は全体で5,000名ということで専用枠はないが、BitCashは弊誌読者限定のプレゼントとなるので、応募の際には忘れず下のリンクからご覧いただきたい。
対応OSは、Windows XP/Vista。動作環境は、Pentium 4 1.6GHz以上のCPU(2GHz以上推奨)、512MB以上のメインメモリ(1GB以上推奨)、1GB以上の空き容量を持つHDD(2GB以上推奨)、GeForce FX 5600以上のビデオチップを搭載したビデオカード(GeForce 6600以上推奨)など。
クローズドβテスターに応募する
※ クローズドβテスターへの応募データおよび抽選結果は、すべてゲームズアリーナで管理されます。弊社では応募内容や当選確認についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
■ 開発作業中の「Lost Eden」を体験レポート!
■ 迷わず操作できる万人に優しいインターフェイス 本作はファンタジー世界のイベリア大陸が舞台となる。イベリア大陸では3つの国家が対立していて、プレーヤーはその3つのうちいずれかの国に降り立ち冒険を始めることことになる。 選べる種族はヒューマン、フェアリー、ビーストの3種類で、さらにウォーリア、アサシン、アーチャー、メイジ、プリースト、サモナーの6種類の中からクラスを選ぶと、冒険が始まる。 キャラクタの成長はレベル制となっており、敵を倒したり、クエストをクリアすることで経験値がたまる。成長要素はレベルアップによるステータスアップのほか、スキルの取得がある。スキルはツリー形式となっていて、レベルが上がると得られるポイントに加え、スキルごとに設定されたゲーム内通貨を消費して取得できる。 スキルツリーは複数あり、現段階ではレベルを最高まで上げても全てのスキルを取得できない。クラスによる違いに加えて、覚えるスキルによってキャラクタのできることが変わっていくので、自分のプレイスタイルや役割に合わせて選択して取得する必要があるようだ。
操作方法は、最近主流となりつつあるマウスで移動方向(目的地)をクリックするものと、FPSなどでポピュラーなキーボードのWASDキーを使うものの2種類が用意されている。昔からPCゲームを触っていた筆者は、キーボード操作での移動に慣れすぎていてマウスでの操作はしっくりこなかったので、キーボードに対応してくれたのは嬉しい。さらに、操作方法はプレーヤーに合わせてカスタマイズも可能。
■ わかりやすいクエストシステムとテンポのよい戦闘 筆者はヒューマンのアーチャーを選択(筆者がハイブリットクラス好きのため)してゲームスタート。ログインしてみると、「!」マークが頭上についたNPCの目の前からゲームが始まった。これは最近主流となっているクエストジャーナルシステムと同じもので、頭上に「!」マークがついているNPCは、現在受けられるクエストを持っているNPCという目印だ。 本作ではクエストも充実しており、体験プレイをさせていただいた約3時間、途切れることなくクエストを受けられた。クエストに関する狩り場や移動エリアは詳しく示されていたので、迷うこともなくプレイを進められた。これならば初心者でも安心してプレイできるだろう。 最初に降り立ったキャンプ地でいくつかクエストをこなし、簡単にゲームシステムを学ぶと、モンスター討伐のクエストが出現し、いよいよ戦闘開始となる。キャンプ地周辺にいるモンスターをターゲットして弓を射る。すると、モンスターがキャラクタに向かって襲いかかってきたので、近くに来るまでは弓で攻撃し、接近戦の距離になったら、近接戦闘用のスキルで攻撃する。使うスキルはショートカットキーに置いておけるので、切り替えもワンボタンでできる。
最初の敵なので、倒すのに苦労しないのは当たり前なのだが、操作感の軽さと戦闘のテンポのよさは筆者にとって好感触。遠距戦と接近戦の切り替えに操作が必要なだけで、ターゲットした後は自動で敵を追い攻撃を続ける。これはお手軽すぎて、より深い戦略性を求めるユーザーにとっては物足りなさを感じるかもしれないが、その辺りの戦術はパーティープレイやプレーヤー同士の対戦要素で解消されるだろう。
■ 待ち合わせや多人数戦闘に便利な新システム“RSCS” 次に本作独自のシステム“RSCS(リアルタイム・ストラテジック・コマンド・システム)”について紹介しよう。RSCSとは、パーティーのリーダーなど指揮するプレーヤーから発せられる命令システムで、今まではチャットなどで各プレーヤーに指示していたことを、ビジュアルでそれぞれのプレーヤーやパーティーにわかりやすく伝えられるものだ。 今回は少人数パーティーしか組めなかったため、その全貌はまだまだ未知数な部分が多いが、ミニマップ上の目的地をクリックしただけで、他のプレーヤーに目的地の方向を示す矢印やポインターが表示されるので、使っていて非常に便利だった。本作では最大7人パーティーを組める上に、7つのパーティーで部隊を結成できるので、パーティーでの戦闘やRvR(国家間戦争)、レイド(大型モンスターとの戦闘)など、多人数を組織的に動かすのに活躍することは間違いないだろう。
ちなみに、RSCSの命令を受けたプレーヤーは、その命令を遂行することで何らかのボーナスが得られることもあるようだ。部隊の勝利に貢献できるだけでなく、報酬まで得られるのなら“命令され甲斐”もあるかもしれない。
■ 様々な仕掛けが楽しめるインスタンスゾーン 最近のMMORPGには定番となっているインスタンスゾーン(プレーヤー、またはパーティー専用ゾーン)が、「Lost Eden」にも多数設置されている。今回体験できたインスタンスゾーンは高レベル帯のものだったが、現在ではなく、過去へと時間をさかのぼり、そこで魔女を討伐するという内容のものだった。時代を行き来するという要素は、本作のストーリーに大きくかかわってくる部分だ。プレーヤーは過去や未来で冒険をすることで、数々の謎を解明したり、歴史の裏をのぞくこととなる。 インスタンスゾーンに入り、過去の世界のあるキャンプ地に降り立った筆者は、そこにいたNPCから、あるボスモンスターを倒せという内容のクエストを受けたのだが、その直後、キャンプ地に複数のモンスターが突如現われ、そのまま乱戦となった。今回のプレイで使ったキャラクタが高レベルだったため、それらのモンスターを難なく撃退できたのだが、倒しても倒しても次から次へと新手のモンスターが襲い掛かってくる仕掛けに、適正レベルでプレイしたときの激戦を想像せずにはいられなかった。
しかも、このインスタンスゾーンでは、その戦闘は序章に過ぎず、その後さらに強力なモンスターを討伐するというクエストへ続いていた。熱いバトルを期待しているプレーヤーの思いも裏切られないはずだ。
■ 国家勢力を大きく左右するプレーヤー同士のイベント戦
地域占領戦の時間が近くなると、チャットウインドウにサーバーメッセージとしてアナウンスが流れる。その間にプレーヤーは行きたい戦闘地域へ移動し準備を整える。そして時間になると、各地域の拠点となる砦の最深部に守護神が登場するので、攻撃側が30分以内に守護神を倒せば勝利。守備側は30分間守護神を守れば勝利となる。 今回は体験プレイということで、参加したプレーヤーが運営スタッフ数人だけと少なく、大人数が入り乱れての大混戦とまではいかなかった。それでも砦を守るNPC以外に対立国家のプレーヤーが攻撃を仕掛けてくるだけで、単純に「コノヤロー!」と熱くなってしまった。これが大人数で繰り広げられるのだから、守護神を倒したときの達成感はたまらないものになるだろう。 ちなみに守護神は体力が少なくなると、ドラゴンの姿(本来の姿?)に変身し猛攻をかけてきた。空を舞い火を吐く姿は、ファンタジー好きのプレーヤーは必見だ。
地域の占領に成功した国家には、経験値ボーナスが得られたり、占領した地域でしか出現しないアイテムが入手できるチャンスがあるなど、様々なボーナスがあるようだ。
今回の体験プレイでは、ゲームのほんの入口の部分しか体験できていないが、プレイ中にストレスを感じることはほとんどなく、終始楽しく遊べた。「World of Warcraft」など、既存のMMORPGの面白い部分と重なる要素も多いが、変にオリジナリティに縛られているわけではなく、初心者からコアユーザーまで楽しめる要素が盛り込まれていると感じた。
長年、国内外のさまざまなMMORPGを遊んできた筆者が、素直に面白いゲームだと感じたのは事実なので、コアユーザーにもとりあえず遊んでみて欲しいゲームだと思う。各所に期待できる部分が多く、これからのアップデート次第で、大きく化ける可能性が感じられた。
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□ゲームズアリーナのホームページ (2008年8月27日) [Reported by 徳弘径 / 石田賀津男]
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