価格：無料(アイテム課金制)

フリーイラストレーター、深山和香氏によるメインビジュアル

　株式会社ゲームズアリーナは、Windows用MMORPG「Lost Eden ～神々の消えた国～」のサービスを今秋開始すると発表した。開発元は韓国Zemi Interactive。「Lost Eden」は、韓国でサービス中の「4STORY」を日本向けにローカライズし、タイトル名を変更したもの。3DのMMORPGで、西洋風ファンタジーテイストの世界観となっている。

　「Lost Eden」の舞台は“創造の女神レア”により創造された世界「イベリア」。もともと1つの国だったイベリアは、統治していた神が居なくなってしまい、対立を始めた人々により、「ドプゲル」、「クラクシオン」、「ブロア」の3つの王国が創られた。プレーヤーは3国間で起こった戦争の根源を知るべく、現在、過去と未来、人の記憶の中へ飛び込んでいき、世界に平和をもたらすというストーリーとなっている。

　ユニークな戦略性がウリの大規模な対人戦や、1,000を超える膨大な数のクエスト、日本人の好みそうな小柄で可愛らしいキャラクタも用意されている。緑豊かな街並みと、可愛らしいキャラクタがマッチして、ほのぼのとした雰囲気の世界観を醸し出している。

　プレーヤーは3つの内1つの国を選択し、メインシナリオに従ってゲームを進めていく。キャラクタの人種は「HUMAN」、「FAIRY」、「BEAST」。職業は「ウォーリア」、「アサシン」、「プリースト」、「メイジ」、「サモナー」、「アーチャー」。職業は、国家や人種で固定されているわけではなく、自由に選択できるという。

　戦闘はパーティーを組んでのモンスター戦や、他プレーヤーとの戦い(PvP)が用意されている。国の威信をかけての大規模な攻守入り混じった戦争は、「Lost Eden」ならではのユニークなシステムで進行するという。具体的な内容についてはホームページにて、今後発表されるという。

　3DMMORPGとしては比較的低スペックなPCで動作するのも特徴。大規模な戦争を想定し、多人数が集まっても快適に操作できるように考慮されている。対応OSは、Windows 2000/XP。動作環境は、Pentium 4 1.6GHz以上のCPU(2GHz以上推奨)、512MBのメインメモリ(1GB以上推奨)、1GBの空き容量を持つHDD(2GB以上推奨)、GeForce FX 5600のビデオチップを搭載したビデオカード(GeForce 6600以上推奨)となっている。

　サービススケジュールは、今秋正式サービス予定としているほかは未発表。課金形態は、基本プレイ無料のアイテム課金制を予定している。

　なお日本展開用メインビジュアルのイラストレーターとして、ライトノベルの挿絵や、漫画「素敵探偵ラビリンス」などを手がける、深山和香(みやまわか)氏を起用している。

【様々な彩をもった「Lost Eden」の世界】
中央を流れる1筋の川。ゲームはこの平穏な村よりスタートするという

【イベリアの世界】

緑の風景に青い空が映えた広大な風景である。山が多いため、徒歩での移動は辛そうだ

【3国のイメージイラスト】
ドプゲル	クラクシオン	ブロア

【キャラクタイラスト】
HUMAN/ウォーリア/女	HUMAN/アサシン/男	BEAST/ウォーリア/男

FAIRY/プリースト/女	FAIRY/サモナー/男	BEAST/アーチャー/女

【スクリーンショット】

森林の緑が特徴的なフィールドと、ファンタジーな世界を演出するキャラクタ達。中央の画像は精霊ではなく“聖霊”ということで、FAIRYとは違う別のキャラクタのようだ

【戦闘シーン】

街の風景とは対照的な荒廃した大地。上空から攻撃中のドラゴンをよく見ると、頭上にダメージ表示と思われる数値が表示されている

【キャラクタと乗り物】
巨大な剣を持っているということはウォーリアだろうか?
乗り物にのったり踊ったりと、小柄で可愛らしいFAIRY。動物の背に上るのが大変そうなほど小さい

Copyright(C)Zemi Interactive Inc. All Rights Reserved. Published byGames Arena Co., Ltd.

□ゲームズアリーナのホームページ
http://www.gamesarena.co.jp/
□Zemi Interactiveのホームページ
http://www.zemiinc.co.kr/
□「Lost Eden ～神々の消えた国～」のホームページ
http://losteden.jp/

(2008年7月10日)

[Reported by 日高文典]