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会場:ソフマップ ナディアパーク店、AKIHABARA ゲーマーズ本店
【ワールド・デストラクション ~導かれし意思~】
価格:5,980円
イベントにはプロデューサーの下里陽一氏とTVアニメ「ワールド・デストラクション」でリ・ア=ドラグネール役を務める小林ゆうさんが出席。ゲームからアニメまで幅広い話題に話が及んだほか、「ワールド・デストラクション ~導かれし意思~」に小林さんが挑戦するデモプレイも披露された。 下里プロデューサーは冒頭挨拶で「完成しました」と報告し、ホッとしたかのような笑みを浮かべた。「ワールド・デストラクション ~導かれし意思~」はただ単にゲームの開発が行なわれただけではなく、プロジェクトとしてアニメの制作、コミックの連載など同時に様々な媒体で作品作りが進められている規模の大きな作品。下里氏は「同時に展開しており、本当にできるかなと思っていた」と当時の不安だった状況を振り返った。 特にアニメーションの制作は早くにスタートするためゲームの制作と並行して行なわれており苦労したようだ。「アニメーションの企画は1年前で、ゲームのプロットはできているがストーリーはできていなかった」と制作の舞台裏を明らかにし、かなり切羽詰まった状況であったとようだ。下里氏は「スタッフが頑張ってくれたおかげで完成までこぎ着けた」とスタッフを労った。 そんな中、「一番のポイントは?」と聞かれた下里氏は「やはりバトルシーン」と即答。2画面を使用した迫力のある戦闘が楽しめるが、「思った以上に苦労して、制作している途中で『やるんじゃなかった!』と思った」と苦労話を披露した。 一方でテレビアニメ版に登場するリ・ア=ドラグネール役を務める小林ゆうさんは、名古屋でゲームの戦闘シーンを体験したことに触れ「もう燃えまして、声が枯れるほどでした」と楽しめた様子。そのまま東京会場でも体験プレイに突入したのだが、開始早々に敵の攻撃が始まるやいなや「この、くそたわけがぁ!」とアニメでの台詞をちりばめながら熱血プレイを開始。ところが名古屋会場のようにうまくいかなかったらしく途中で下里氏が「これはクリアできないかな……」と不安げな様子。 それでも小林さんは大声で「Xボタン~!!」と叫びながら攻撃一辺倒。さすがに下里氏が「古谷さん (トッピー・トプラン)、回復させときましょうよ」と助け船を出すシーンも。下里さんがプレーヤーの回復を行なっている間も小林さんはスイッチが入っているらしく拳を握りしめ燃えさかっている様子。下里氏の「思う存分やってください(笑)」とDSを手渡され、勢い余ってボタンを何度も押していると、下里氏から「何度も回復してますよ!!」と突っ込まれる一幕も。
この後は連続攻撃でなんとか敵を撃破してみせた。あまりの熱血ぶりにボタンを叩かずに机を叩くなどの小林さんの暴走ぶりに会場は大盛り上がりだった。小林さんは「『ワールド・デストラクション』は、私自身がファン。これからも色々と展開して参ります。すごく、楽しみにしております」とアピール。「倒れるくらい頑張ります」と挨拶し、締めくくった。
(C)SEGA
□セガのホームページ (2008年8月25日) [Reported by 船津稔]
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