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2007年4月1日から今年3月31日までの連結業績は、売上高が1兆6,724億円で前年比73%増、営業利益は4,872億円で同115.6%増、経常利益は4,408億円で同52.6%増、純利益は2,573億円で同47%増と、いずれの数字も過去最高となっている。ちなみに、売上高の海外比率は80.6%となっており、日本での売上高は3,245億円。 プラットフォーム別では、ニンテンドーDSは引き続き好調で、同期間で3,031万台を売り上げ、累計販売台数は7,060万台となった。DS用ソフトでは、「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」が、全世界で同期間で956万本(累計1,477万本)、海外で発売された「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」も前作と合わせて1,181万本(累計2,381万本)とさらに数字を伸ばしている。また、「マリオパーティDS」や「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」など、新たに発売したタイトルの売れ行きや、発売後も長く売れ続けているタイトルなどによって、ソフトウェアの売上も好調に推移し、累計ミリオンセラータイトル数が、前期末の30タイトルから57タイトルになったとしている。 一方のWiiは全世界で1,861万台(累計2,445万台)の売上を記録。Wii用ソフトでは、「Wii Fit」の185万本をはじめ、「大乱闘スマッシュブラザーズ X」が国内161万本、北米324万本の計485万本を売り上げている。また、「スーパーマリオギャラクシー」、「マリオパーティ8」、「Wiiスポーツ」、「はじめてのWii」の売れ行きも好調で、ソフトウェアの売上全体も大幅に増加している。累計ミリオンセラータイトル数は、前期末の5タイトルから26タイトルになったとしている。 今後の見通しについては、Wiiを「取り巻く人々と笑顔にするマシン」となることを目指し、従来のゲームジャンルに加えて、毎日の生活に関係した遊びの開発も行なうほか、「Wiiウェア」の充実も図り、欧米への展開も行なう予定という。DSについても、「所有者の生活を豊かにするマシン」として、「一家に一台」から「一人に一台」を究極の目標に展開するとしている。
次期の業績については、DS本体の売上を2,800万台、Wii本体は2,500万台と予想し、売上高1兆8,000億円、営業利益5,300億円、経常利益5,500億円、当期純利益3,250億円を見込んでいる。
(2008年4月24日) [Reported by 滝沢修]
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