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任天堂、2007年3月期中間決算を発表
ニンテンドーDSは全世界1,335万台、Wiiは733万台

10月25日 発表

「任天堂カンファレンス 2007.秋」で発表された「Wiiフィット」。ブレイクするきっかけとなるのか?
 任天堂株式会社は2007年3月期中間決算を発表した。4月1日から9月30日までの中間期の連結業績は、売上高が6,948億円で、経常利益が2,153億円、中間純利益は1,324億円となっている。ちなみに売上高の海外売上高比率は77.9%となっており、日本での売上高は1538億円。

 プラットフォーム別で見ると、ニンテンドーDSの全世界での販売台数が期間中で1,335万台で、相変わらず好調な推移を見せている。対応ソフトの中では「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」が海外でも発売となり、全世界で当中間期に695万本を販売し累計で1,217万本となった。またニンテンドーDSのブレイクのきっかけとなったと言っても過言ではない「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のシリーズ2作目が海外で発売されシリーズ2作品で期間中519万本販売し、全世界累計で1,719万本となった。同社によればこのほかにも「New スーパーマリオブラザーズ」や「nintendogs」などが息長く売れ続けており、全体を底上げしているという。

 一方、Wiiの販売台数は733万本で、対応ソフトの販売本数では「マリオパーティ8」が相変わらずの強さを見せつけ289万本を販売したという。このほかにも「Wiiスポーツ」や「はじめての Wii」が好調だったという。

 今後の見通しについては、ニンテンドーDSにおける「脳トレ」のように、Wiiをもう一段上にステップアップさせるソフトとして期待されている「Wiiフィット」が12月1日に発売されることが明らかとなっている。同社では「身体のバランスを計測することができる『バランスWiiボード』を使い、楽しみながら健康管理をサポートすることで、ヘルスとエンターテインメントの融合を図ります」としている。さらに、先日行なわれた「任天堂カンファレンス 2007.秋」での岩田社長のスピーチでも語られた、「1つのソフトでゲーム初心者と熟練者の満足が両立するソフトウェアの開発」への挑戦から生まれた「スーパーマリオギャラクシー」や「大乱闘スマッシュブラザーズX」の発売も控えている。

 同社ではこれまでの好調な動きと今後の見通しから、当期の業績について売上高が1兆5,500億円、営業利益が4,200億円、経常利益4,600億円、当期純利益2,750億円を見込んでいる。

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2007/071025.pdf
□関連情報
【4月27日】任天堂株式会社、平成19年3月期決算説明会を開催
岩田聡社長、「ソフト3億本を販売するためにハードの販売を伸ばしていく」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070427/ninten.htm

(2007年10月25日)

[Reported by 船津稔]



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