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会場:文化放送メディアプラスホール
オープンサービスには、ユーザー登録すれば誰でも参加可能。これに合わせてシュバルツサーバーが新たに追加され、2サーバー構成でサービスされる。同社はこのタイミングで正式稼動とうたっているが、課金アイテムはこの時点ではまだ販売しないという。 ゲーム内容もアップデートが予定されており、マップは「エテレイン地下水路エリア」の5マップと、「凍りついた宮殿エリア」の5マップがそれぞれ追加されることが発表された。「凍りついた宮殿エリア」には、「エテレイン」という村があり、ここは解放軍と帝国軍が争い、解放軍が奪い返したという設定の村で、レベル30以上のキャラクタが入れる聖地という扱いになっているという。麥谷氏は、「このほかの部分も調整中で、マップはもう少し増えるかもしれない」とも語っていた。 ミッション関係では、「エテレイン地下水路エリア」に、メインミッション1つとサブミッション3つが実装される。ここには主にアンデッドのモンスターが徘徊しており、そういった亡霊たちを解放するようなクエストもあるという。 装備品関連では、7次武器と6次防具が実装されるのに加え、新たに「ランクアップシステム」が導入される。これは従来からあった、宝石を使って武具の能力を上げる「エンチャント」とは別の仕組みのもので、同じ種類・ランク・エンチャント等級の武器や防具を2つ用意し、その一方を消費するような形で、能力が付与された1つの装備品を作り出すというもの。力や敏捷といった基本能力や、各属性攻撃力・抵抗力など、合計30種類以上の中からランダムで付与されることになる。これで力が上がれば、単純なステータス上昇のみならず、より強力な武器を装備できるといったメリットも得られるという。
そしてシステム面では、PvPエリアが実装される。PvPはあまり大規模なものではなく、数人で戦うような小規模なものになるという。これについて麥谷氏は、「対人戦で大規模な戦闘というのは、グラフィックスの表現で難しくまだ実装されていない。ただ大規模なものもWEBZENに要請はしている」と語った。
続いて韓国で先行して実装されている要素を紹介した。1つは、ドラゴンナイトが竜人に変身できるという能力。これは他の3キャラクタには関係のない要素ではあるが、イ氏はこれに絡んで、「他のキャラクタに転職できるシステムを用意したい」と語っていた。 もう1つは「呪われた塔」というもの。全部で4つの塔があり、10階ごとにボスが登場、そして最終階に大ボスが登場するという。ここで入手できる新しい武器なども用意されているそうだ。 さらに韓国での構想として、「シャドウ」という新しいキャラクタの追加を予定しているという。他にも、釣りやペットシステムなど、ゲームの幅を広げる要素も加えたいと語った。 イ氏はさらに余談として、「バーサーカーが誰かに似ていると思いませんか? 当時、担当開発者がベッカムに入れ込んでいたので、その面影があるかもしれません。今はその担当者が広末涼子さんにはまっているので、次回の女性キャラは彼女の面影があるかもしれません」と話していた。 最後にイ氏は来場したユーザーに向けて、「韓国のゲーム開発者は誰でも2つの夢を持っています。1つは日本でゲームがサービスされること、もう1つは日本のユーザーに愛されること。1つはゲームオンのおかげで達成できたので、あとはSUNが皆様に愛されるよう開発を頑張っていきます」とメッセージを送った。
会場ではこの後、「野獣の森」タイムトライアルイベントを実施。来場者の中から9人の参加希望者を募り、麥谷氏を加えた10人で、5対5のチームでクリアの早さを競った。開始前、「うちのチームが負けたら、みなさんにゲーム内アイテムを差し上げます」と麥谷氏が宣言したため、主に未経験者が麥谷氏のチームに割り当てられることに。しかし麥谷氏の指示がよかったのか、未経験といいながらも見事な連携を見せて麥谷氏のチームが勝利した。ただ来場者には、この勝敗に関わらず、レアな宝石を含む3種の宝石セットがプレゼントされた。
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□ゲームオンのホームページ (2007年3月21日) [Reported by 石田賀津男]
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