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ゲームオン、MMORPG「Soul of Ultimate Nation (仮)」
日本におけるサービスに関する独占ライセンス契約を締結

10月24日 発表

 株式会社ゲームオンは24日、株式会社ウェブゼンが開発したMMORPG「Soul of Ultimate Nation」の日本におけるサービスに関して独占ライセンスを締結したと発表した。

 「Soul of Ultimate Nation」は、ウェブゼンが100億ウォン (約12億円相当) を投入し開発したMMORPG。韓国では2006年11月からスタートしており、その後中国や台湾でもサービスが展開されている。同社のスタジオが開発した3Dエンジンを採用し、ハイエンド層をターゲットとしたゲームとなっている。

 パーティ/ギルド、合成システム、3,000種類に及ぶ装備や付随する50種類以上の付加価値など、奥の深い規模の大きなゲームとなっている。また、パーティメンバーだけが入れる専用マップで狩りやクエストがプレイできる「バトルゾーンシステム」を採用しており、アクションRPGとして長く楽しむことができそうだ。さらに、音楽にハリウッド映画などで活躍しているHoward Shore氏を起用。演出面にも力を注いでいる。

 舞台となるのは「ブラキオン大陸」と呼ばれる地。シュバルツ皇帝が統治するガイスト帝国では、エーテルと呼ばれる自然の力を利用し統治が行なわれていた。しかしエーテルは枯渇しつつあり、新たなエーテルを得るために帝国は近くのロシュエル共和国に圧力をかけた。共和国側はなすすべもなく、絶望感が蔓延していった。そんなとき、共和国の中心地「エテレイン」に謎の少女イグニスが現われ解放軍を率い、帝国に戦いを挑んでいった。イグニスは天使か、それとも悪魔なのか……。彼女の元に集ったバーサーカー、ドラゴンナイト、ヴァルキリー、エレメンタリストによって時代が動き始めることとなる。

 日本での正式有料サービスの開始時期については、「来期以降」としている。日本でのタイトルも仮称としており、ビジネスモデルについても詳しくは明らかにされていない。

 ゲームオンは、顧客層の拡大のため新たな優良タイトルの発掘と獲得に注力しており、今回の発表はその一環となる。ゲームオンとウェブゼンは「ミュー~奇蹟の大地~」を通じてすでに協力関係にあり、今回の提携はその実績の上に立ったものとなっている。同社は「Soul of Ultimate Nation」を配信していくことで、「最先端のスペックでPCを購入するアーリーアダプター層をターゲットとしたサービスを提供することが可能になる」としている。

【スクリーンショット】
公開されたスクリーンショットを見ると、ハイエンドよりのグラフィックスで、同社によると「最先端のスペックでPCを購入するアーリーアダプター層をターゲットとしたサービスを提供することが可能になる」としている


□ゲームオンのホームページ
http://www.gameon.co.jp/
□ニュースリリース (PDF形式)
http://ir.eol.co.jp/EIR/3812?task=download&download_category=tanshin&id=497499&a=b.pdf

(2007年10月24日)

[Reported by 船津稔]



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