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会場:幕張メッセ
中でも特に多くの人を集めていたのは、「デビル メイ クライ 4」、「バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ」、プレイステーション 2/Wii用「戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)」のコーナー。ビジネスデーだというのにそれぞれ、12時前からすでに40~50分待ちの列を作るほど。「デビル メイ クライ 4」と「戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)」については、女性の姿も多く見られた。
2008年初頭 発売予定
価格:未定
「デビル メイ クライ 4」コーナーには、PS3版、Xbox 360版の試遊台をそれぞれ11台ずつ設置。試遊台では、製品版のゲームの流れを最初から体験できる「殲滅」と、氷結の悪魔フロスト、獄炎の覇者ベリアルとの戦いを楽しめる「断罪」という2つのモードが収録されており、いずれかを自由に選んでプレイすることができる。約10分交代の総入れ替え制で試遊は進められる。 PS3版、Xbox 360版ともにプレイしてみたが、どちらも内容はまったく同じ。「殲滅」では、敵を倒しながらマップを探索し、要所で挿入されるチュートリアルで操作法を学びながらゲームを進めていく。一方「断罪」では、スタート後すぐにフロスト戦に突入。撃破するとベリアルとの戦いに移行する。なお、ムービーをスキップするなどして急いで先に進めば、「殲滅」でもボス戦までたどり着ける。 チュートリアルでは、敵を空中に打ち上げる「ハイローラー」や攻撃を回避する「エスケープ」など、敵と戦う上で必須のテクニックが紹介される。しかも、技の解説と操作法が紹介された直後に、そのテクニックを利用することになる場面もあり、ゲームを先に進めているだけで一通りの操作を身につけられる。久しぶりに(おそらく「2」以来)「デビル メイ クライ」シリーズをプレイした筆者でも、1回目のプレイでほとんどの操作を覚えることができた。 PS3版とXbox 360版で違いを感じたのは、ロックオンボタンを押しながら繰り出すアクションの操作性。Xbox 360のコントローラは、RBボタンがやや小さめに作られているため、A、B、X、Yといったボタンと同時押しする際に、RBから指が離れてしまうことがあった(特にYとの同時押し)。個人差はあるだろうが、ここぞという場面で操作ミスとなってしまうのは痛い。アクションゲームを快適に楽しむ上で、操作性は重要な要素のひとつだと思っている筆者としては、少し残念なところ。 とはいえ、「デビル メイ クライ」シリーズのウリである、ボタンをポンポンと押すだけで華麗なアクションを次々と繰り出せる爽快感はしっかり継承されている。PS3版、Xbox 360版ともに混雑具合は同じくらいだったので、プレイしてみたい人は1日のスケジュールの中で優先度を上げておくといいかもしれない。 ちなみにチュートリアルで確認できた技は、前述した「ハイローラー」および「エスケープ」のほか、ダッシュ斬りを繰り出す「ストリーク」、右腕を伸ばして特定のオブジェクトをつかむ「ヘルバウンド」、敵を引き寄せる「スナッチ」、敵を捕捉する「ロックオン」、本作から新たに追加された投げ技「バスター」、剣の攻撃力を上げる「イクシード」の8種。
2007年冬 発売予定
価格:未定
設置されていた試遊台は合計で16台。先日の発表会レポートでもお伝えした、「シーサイドリゾートG.C.」と「ルクソールデザートC.C.」の2つのコースが収録されている。使用できるキャラクタはコースごとに決まっており、「シーサイドリゾートG.C.」はメグを、「ルクソールデザートC.C.」はシュンで攻略していく。約10分経ったら交代。 操作方法やインプレッションに関しては、発表会の記事で紹介したのでここでは割愛させていただく。今回は、ほかの人がプレイするのを後ろから観察していたのだが、ここで気づいた点がひとつ。トップの位置まで振り上げた腕を、自動的に動くカーソルがミートエリアの中心に向かって戻り始めるのと同時に動かしてしまう人が多かった。 本来なら、自動的に動くカーソルがミートエリアの中心に向かって戻り始めても、しばらくはトップの位置をキープしたまま待ち、ミートエリアと重なるタイミングに合わせてスイングするのが正解で、それに気がつくまでに(筆者も含め)やや時間を要していたようだ。
11月15日 発売予定
価格:7,340円(通常版) ブース内には、Wiiザッパーでプレイする台が5台、Wiiリモコンでプレイする台が3台の合計8台の試遊台を設置。プレイ時間が約10分を経過もしくはゲームオーバーになった時点で交代となる。試遊台では、「バイオハザード 0」のストーリーをベースとしたシナリオ「黄道特急事件」の序盤を体験することができる。 ゲームは、Wiiザッパー、Wiiリモコンのどちらを使用する場合でも、もう片方の手にヌンチャクを握ってプレイする。基本操作は、Bボタンで射撃、Cボタンで武器選択、Zボタンでアクション(拾うなど)、コントロールスティックで視点移動となっている。さらに、Zボタンを押しながらヌンチャクを振ることでナイフ攻撃を繰り出すことができ、同じくZボタンを押しながらBボタンを押すことで手榴弾を投げることができる。 初心者向けの要素だと感じたのは、弾切れになった状態でBボタンを押すだけでリロードできる点と、特定の場所までゲームを進めると自動的にリロードが始まる点、さらにヌンチャクを振ることで繰り出せるナイフ攻撃が非常に強力なところ。このおかげで、かなり難度が下がっていると言える。 演出面でも「バイオ」らしい仕掛けが満載。キャラクタが振り向いたとき(自動的に移動する)にゾンビが目の前にいてビクッとさせられたりするなど、背筋がヒヤリとする場面が随所に見られた。
10月25日 発売予定
価格:6,090円
試遊台は、全部で8台。約10分プレイしたら次の人と交代となる。試遊台では、まず最初に「ジャングル遺跡」の「とざされた石室」をプレイ。ここで、基本操作やステージ内の仕掛けを解くためのコツなどを、スタッフのかたにヒントをもらって実際に謎を解きながら覚えていく。「とざされた石室」のクリア条件は、石室の中にある宝箱を開けること。そのために、石室の扉を開くのに必要な鍵を手に入れ、宝箱までの行く手を遮る仕掛けをクリアしていく。 時間内に「とざされた石室」をクリアできたら余った時間を使って、ジャングル遺跡を含む4つのマップ内に存在するステージの中で、スタッフのかたオススメのいずれかのステージに挑戦できる。筆者は火山にあるステージにチャレンジしたが、途中で時間切れとなってしまった。 全体的な感想としては、Wiiリモコンを使って仕掛けを解いていくのが実におもしろい。特に、鍵を取るためにある物(ネタバレにならないよう曖昧な表現にした)をひっぱる動作をしたり、鍵を開けるときにWiiリモコンをひねったりと、実生活の中にも存在する“動き”をするのが妙にリアルで楽しかった。
■ そのほかの出展タイトル
■ 「ロックマン20周年記念 スペシャルステージ」
イベントの開始時間になると、歴代「ロックマン」の紹介ムービーがモニターに映し出された。ほかのイベントと同様に、間髪いれずに進行役のかたが登場するのかと思いきや、およそ5分に渡って映像のみが流れ続けた。ムービーだけで5分というとかなりの時間だが、これは、現在までにそれほど多くの「ロックマン」シリーズが発売されてきたという証と言えるだろう。 ムービー終了後、進行役のかたに続いて壇上に上がったのは、ロックマンの生みの親である稲船氏。自ら一番のファンと語る「ロックマン」の話をできるとあってか、ニコニコしながら登場してきた姿が印象的だった。 あらかじめ用意しておいた質問に、稲船氏が答えるという形でイベントは進行した。質問は、「Q1.もっともお気に入りのシリーズを教えてください」、「Q2.思い入れのあるキャラクタや、そのキャラクタに関するエピソードを教えてください」、「Q3.ファンの皆様へのメッセージ&ロックマンシリーズを育て上げてきたご自身の思いをお願いします」の3つ。これまでの苦労話や、「ロックマンシリーズ」の制作を通して学んだことなどを交えながらそれぞれの質問に対して回答していた。 稲船氏の制作秘話が終わると、「流星のロックマン2」のプロデューサー堀之内氏が登壇。友達との絆によってロックマンを変身させることができる「トライブオン」のもっとも上のランク「トライブキング」の存在や、Wi-Fi通信に対応することによって世界中のプレーヤーと対戦することができるようになった(多人数対戦も可能)など、同作に関する最新情報を惜しげもなく披露してくれた。
なおこのイベントを最後まで見た人には、20周年記念のイラストがデザインされた特製バッグがプレゼントされる。9月22日にもこのイベントが開催(13時スタート予定)されるので、稲船氏の思い出話や「流星のロックマン2」の最新情報、そして特製バッグが気になる人はカプコンブースの特設ステージに足を運んでみては?
□カプコンのホームページ http://www.capcom.co.jp/ □「カプコン 東京ゲームショウ2007」の特設サイト http://www.capcom.co.jp/game/event/tgs_2007 □CESAのホームページ http://www.cesa.or.jp/ □「東京ゲームショウ2007」のページ http://tgs.cesa.or.jp/ □関連情報 【9月21日】「TGS2007」カプコンブースイベントレポート PSP「モンスターハンターポータブル 2nd G」リリース決定!! http://game.watch.impress.co.jp/docs/20070920/cap.htm (2007年9月22日) [Reported by 中野信二]
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