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価格:5,040円
PSP「ドラグナーズアリア 竜が眠るまで」は、ドラゴンを題材にしたファンタジーRPG。物語の舞台は、人間と精霊が共存する、火、水、雷、土、風、氷の“六竜”によって秩序が保たれた幻想世界。主人公は、いにしえの邪竜と聖竜の戦いで、聖竜と共に世界を平和に導いた誇り高き竜騎士の末裔。竜騎士学校を卒業し、ドラグーンの承認を得ようとする矢先、突如飛来した邪竜によって街は壊滅状態に陥るところからゲームが始まる。主人公たるプレーヤーは、邪竜を食い止めるべく冒険の世界に身を投じることとなる。
今回は、2~4人まで参加が可能な協力プレイモード「ドラグナーズモード」、新キャラクタ、敵のサーチと遭遇、属性の相関関係とフィールド属性、戦闘コマンド:ガードといった新要素について順次ご紹介していく。
■ ドラグナーズモード 本モードは、PSP本体のADHOC通信機能を介して、最大4人まで協力プレイが可能になるというもの。プレーヤーはパーティを組み、ゲーム本編では手に入らない珍しいアイテムなどの“お宝”を手に入れるべく、過去の世界に住む「ある存在」と戦う。 「ドラグナーズモード」をプレイするには、人数分のソフトとPSP本体が必要。また、プレーヤー情報を既存のゲーム(セーブ)データから抽出するため、すでに本編をプレイしていることが条件となる。 参加方法は、自らがホスト役となる「メンバー募集」と、他プレーヤーがホストのゲームに参加する「パーティ参加」の2種類がある。「メンバー募集」では、ホスト役を務めるプレーヤーは自分の参加キャラクタのほかに戦う相手を設定できる。ただし、メンバー募集が行なえるのは、ゲーム本編で入手が可能な6竜に対応した“竜の鍵”を所持しているプレーヤーに限定される。
パーティ参加は、他プレーヤーがホストになっているグループに参加するというもの。メンバー募集を自ら行なうケースとは異なり、ゲーム(セーブ)データさえあれば選択可能となっている。
■ 新キャラクタ
■ 敵のサーチと遭遇 目的地へ向かうフィールドには、邪竜に影響されたモンスターたちが主人公たちを待ち受ける。フィールド上における敵キャラクタのグラフィックは“ひとつ目の悪魔のような姿”で表示される。このキャラクタに接触すると、敵の構成メンバーが姿をあらわし戦闘開始となる。 接触前の敵キャラクタは、ぱっと見だと中身の見分けがつかないが、プレーヤーのパーティよりレベルが高ければ若干大きく、低ければ逆に若干小さく表示されるため、危険度を推し量ることは可能。また、敵レベルが上回っているときは主人公を発見すると積極的に襲い掛かってくるが、逆に低いとその場を停滞するように動き回るといった特徴がある。
この他、フィールド上で敵を発見したときは“方向キーの左右”を押すと、敵キャラクタの構成メンバーが表示される。このとき、敵の名称が赤ければプレーヤーよりレベルが高く、青ければ逆にレベルが低いことを意味する。これらの特徴や機能をきちんと把握すれば、遭遇前に敵の強さを判断することができるというわけだ。
■ 属性 ~相関関係とフィールド属性~
矢印の始点にある属性は、その矢印が指し示す属性に対して強く、その属性を持つ攻撃を加えたとき、通常よりも大きなダメージが期待できる。光と闇については“相克関係”にあり、光属性の攻撃は闇属性の敵(味方)に有効だが、逆に闇属性の攻撃もまた敵(味方)に有効となりえる。 火、水、雷、土、風、氷の6属性については、状態以上の耐性にも影響を与える。火は混乱、水は毒、雷は麻痺、土は石化、風は睡眠、氷は凍結に対して、それぞれ耐性を持つ。各属性を付加していけば、対応した状態異常を引き起こすモンスターの攻撃を受けても、被害を最小限に止めることができる。 フィールド属性は、戦闘全体に与えられる属性のことで、ドラゴンスキルや魔法の効果に影響を及ぼす。たとえば“火のフィールド属性”を持つエリアで戦闘を行なった場合、火属性の攻撃魔法は、通常より高いダメージ値を叩きだす。
こうしたフィールド属性は“エンハンス系”と呼ばれる魔法やアイテムによって一時的に変化させることも可能。味方に不利で、なおかつ敵に有利なフィールド属性下での戦闘は、あまりにも不利というもの。だが、エンハンス系の魔法やアイテムで属性を変化させれば、不利な状況を一気に逆転させることも可能なのだ。
■ 戦闘コマンド:ガード 本作では、戦闘中のコマンドとして防御を行なう“ガード”が用意されている。一般的なRPGにおける防御は、攻撃を受けた際にダメージが低減するというもの。だが「ドラグナーズ・アリア」では、単なるいち効果ではなく“ゲーム的な要素”が付加されている。 戦闘中にガードを使用すると、そのキャラクタが攻撃対象になったとき「ガードコマンドサークル」が表示され、サークル内に「ガードポイント」が5カ所ランダムで配置される。その後、時計回りにルーレットが回転。ガードカーソルがガードポイントにきた時にタイミングよくボタンを押せば、赤いガードポイントが青に変化する。
ガードポイントは、ひとつ青くなるごとに敵からのダメージが20パーセント軽減される。つまり、全てのガードポイントを青くすれば“攻撃を完全に無効化”できる。ただし、ガードポイント以外の場所にガードカーソルがある時に、そこで一度でもボタンを押してしまうと、それまで青く変化していたガードポイントが全て“赤”に戻ってしまう。ルーレットには制限時間があるため、慎重、正確かつ迅速なボタン操作が要求されるというわけだ。
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□日本一ソフトウェアのホームページ (2007年7月20日) [Reported by 豊臣和孝]
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