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公開された新要素は、新フィールド「樹海」と、新モンスター「ヒプノック」。いずれもこれまでの「モンスターハンター」シリーズには登場していない、本作オリジナルのものとなる。このほか、初心者ハンター向けの機能や高画質モードの動作環境、パッケージ版の情報、βテスト参加特典なども合わせて紹介していく。
■ 新フィールド「樹海」 シリーズ初登場となるフィールド「樹海」は、巨大な木々が生い茂るマップ。ベースキャンプが森林のただ中にあり、高台から見渡してもひたすら木々が見えるという、未開の土地である。
マップは薄暗い森林ばかりでなく、自然の美しさを感じさせる湖もある。ほかにも獣人種の棲家と思われるもの、上部が吹き飛ばされたような巨木など、単なる森林ではない何かを感じさせるところも見られる。もちろんモンスターも現われるので油断は禁物だ。
■ 新モンスター「ヒプノック」
滑空して降り立ったヒプノックは、ハンターに攻撃を仕掛けてくる。巨大な体に似合わず立ち回りは俊敏で、翼を使って軽くジャンプするように体を浮かせつつ、強靭な足でハンターを蹴りつけようとする。また翼を大きく広げ、真正面に突進してくるという攻撃パターンもあるようだ。
■ ハンター初心者向け機能 「モンスターハンター」はプレイしたことがないが、Windows版の発売を期に遊んでみたい……という人も多いだろう。本作ではそういった初心者ハンターのために、いくつかのサポート機能が用意されている。 まず1つは「睡眠学習」。マイハウスで寝た後、夢の中のフィールドで自由に武器の練習ができるというもの。練習したい武器は寝る前に自由に選べる。
「睡眠学習」では、クエストを受けたときと同じように、まず最初にフィールドに移動するが、ベースキャンプや支給品はなく、クエストターゲットも「夢だから気にしない」と無設定。モンスターはおとなしいものばかりで、気兼ねなく武器の練習に励める。制限時間は15分とされているが、マップのキャンプマーク地点に行けばいつでも終了(目覚める)できる。なお、あくまで夢の中での練習なので、モンスターから得た素材は持ち帰れない。
初心者向けのもう1つの機能となるのが、「出張狩人道場」。ジャンボ村の教官から受注できるクエスト「狩人道場」では、教官が登場して指導を受けられるが、このクエストがドントルマの街の大衆酒場や、メゼポルタ広場のメニューでも「出張狩人道場」として受注できるようになる。クエストの内容は、ジャンボ村で受注できるものと同じ(ドントルマの街のアリーナの女将から受注する「狩人道場」とは異なる)。
■ より高画質なハイモード/ミドルモードの詳細を発表 同社は本作において、ハイモード、ミドルモード、ライトモードの3つの動作環境を設けることを以前から公表していたが、これまではライトモードのみが明らかにされていた。今回、より高画質に表示するためのハイモードとミドルモードについて、動作環境が公開された。 低いスペックのほうから順に紹介しておく。まず最下位となるライトモードは、640×480ドットでの表示を想定したもので、Pentium 3 1GHz以上のCPU、256MB以上のメインメモリ、64MB以上のビデオメモリを搭載したビデオカード、800MB以上の空き容量を持つHDD、1Mbps以上のインターネット常時接続環境などとなっている。 次にミドルモードは、1,024×768ドットでの表示を想定したもの。ライトモードと比較して、Pentium 4 1.5GHz以上のCPU、256MB以上のメインメモリ、GeForce FX 5700以上のビデオチップと64MB以上のビデオメモリを搭載したビデオカード、などの項目が変更されている。 ハイモードは、1,600×1,200ドットの表示を想定したもので、Core 2 Duo、Core 2 Extreme、Core 2 QuadのいずれかのCPU、512MB以上のメインメモリ、GeForce 7600以上のビデオチップと128MB以上のビデオメモリを搭載したビデオカードなどとなっている。
ただし同社はこれらの動作環境について、今後の開発状況により変更される場合があるとしている。
■ パッケージ版とオリジナルUSBゲームパッドの発売が決定 本作の正式サービスに先駆けて、クライアントCD-ROMなどが入ったパッケージ版「モンスターハンター フロンティア オンライン プレミアムパッケージ」が6月14日に発売される。価格は4,190円。 パッケージには、30日コースの利用クーポンが同梱される。さらに特典として3種類のイベントコードが付属し、ゲーム内アイテムの防具「しろねこ服」と、武器「水晶大剣」が入手できる特別クエスト、オリジナルUSBゲームパッドと合わせて購入した人への特典武器「どんぐりスティック」が入手できる。
なお本作のクライアントは、このパッケージを購入する以外に、公式サイトからも無料でダウンロードできる。ダウンロードの手間や特典の有無を考慮し、好きなほうを選ぶといいだろう。
オリジナルUSBゲームパッドは、本作の操作に特化したデザインのゲームパッド。6月14日発売予定で、価格はオープンプライスで、実売価格は4,000円前後。発売元は株式会社エクサー。 方向キーや2本のアナログスティックなど、一見するとプレイステーション 2用のコントローラに近いデザインになっている。しかしよく見ると拡張されており、上部にあるL、Rボタンに視点切り替え用のボタンが加わり、左右に3つずつのボタン配置になっている。また前面には、USBキーボードのファンクションキー(F1~F12)に対応した12個のボタンも配置されている。
さらに特典として、ゲーム内アイテムの防具「くろねこ服」と、パッケージ版と合わせての特典武器「どんぐりスティック」のイベントコードが封入される。なお、ゲームパッドは現在も開発中で、デザインや機能は変更になる場合があるとしている。
■ βテスト参加記念武器 5月10日から21日まで公認ネットカフェで実施される最後のクローズドβテスト「クローズドβファイナル」と、その後実施されるオープンβテストの参加者に、特典として武器がプレゼントされる。 条件は、それぞれのテストでハンターランクを2以上にすること。「クローズドβファイナル」では片手剣「ベータナイフ【紅】」が、オープンβテストでは片手剣「ベータナイフ【蒼】」がそれぞれプレゼントされる。さらに、この2本を揃えたプレーヤーには、双剣「ダブルベータ」が正式サービス開始時にプレゼントされる。
オープンβテストの期間や正式サービス開始日は、後日発表される。
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□カプコンのホームページ (2007年4月21日) [Reported by 石田賀津男]
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