CEROレーティング：D(17歳以上対象)

　株式会社セガは、プレイステーション 2用アクションアドベンチャー「龍が如く2」を12月7日に発売した。価格は7,140円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

　発売当日のSHIBUYA TSUTAYAでは、店頭に試遊台を設置。自由に体験できたほか、試遊した人には体験版の配布も行なった。また屋外での特設レジも置き、その場で「龍が如く2」を購入すると、関連グッズが当たる抽選会も実施していた。

　さらに同店には、「龍が如く2」総合プロデューサーの名越稔洋氏が来店。販売や試遊の様子を眺めた後、取材陣の質問にいくつか答えていただいた。

　まず発売日を迎えての現在の心境を聞くと、「とにかく、嬉しいです」と一言。前作の発売の際には、挑戦的なゲーム内容にやや不安も覗かせていたが、今回はそのような雰囲気は感じられなかった。「プレーヤーの層を広げていくためには、こういうタイトルが必要なんです。生活の中でのゲームの立ち位置を伝えていきたいですね」と語るなど、自信を持って発売できたという気持ちが伝わってきた。

　今後の「龍が如く」プロジェクトの展開については、「3月3日に映画も公開されますが、映画が出た頃には、次の展開も話せると思います」と控えめにコメント。「同じことを繰り返すのは好きじゃないですが、ユーザーの求めるものはやめたくない。今はいい解答を探している最中です」とも語った。ただ続編を考える際のハードについては、「このプロジェクトでは現世代機はここまで。次を考えるなら次世代機です」と明言した。

　「龍が如く」プロジェクトのゲームは一区切りついたところだが、R&Dクリエイティブオフィサーとして今後考えていることを尋ねると、「頭の中にはいくつかあります。今は気持ちが前向きなので、畳みかけていきたいですね。もちろん、『龍が如く』も一時的な気持ちで終わらせるつもりはありません。これからも頑張っていきます」と、さらに前向きに進みたいという姿勢を示した。

SHIBUYA TSUTAYAでは店頭試遊会を実施。参加者には、さらに体験版を手渡していた	さらに店頭に特設レジを設け、販売と抽選会を実施。ハズレなしで関連グッズがプレゼントされた

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「龍が如く2」のページ
http://ryu-ga-gotoku.com/
□関連情報
【12月6日】セガ、「龍が如くプロジェクト」レセプションパーティー開催
名越プロデューサーや「劇場版」の三池監督が各作品を語る
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061206/ryu.htm
【11月28日】セガ、「龍が如く2」12月7日発売
オリジナルスカジャンなどが当たる発売記念抽選会を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061128/ryu2.htm
【11月16日】セガ、PS2「龍が如く2」
キャラクタやストーリーを紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061116/ryu.htm
【11月3日】セガ、「龍が如く 2」体験会を実施中
秋葉原には総合プロデューサー、名越稔洋氏が来店
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061103/ryu.htm
【10月19日】セガ、PS2「龍が如く2」
全国各地で先行体験会を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061019/ryu.htm
【10月17日】セガ、PS2「龍が如く2」予約キャンペーンを実施
映像DVD付き“神室町”情報誌をプレゼント
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061017/ryu.htm
【10月13日】セガ、PS2「龍が如く2」大阪で体験会を開催
名越稔洋氏と夏目ナナさんのトークショーも実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061013/ryu.htm
【9月23日】「東京ゲームショウ2006」セガブースレポート
～ラインナップの豊富さは全ブース屈指～
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060923/sega.htm
【8月31日】セガ、「龍が如く」発表会を開催
PS2「龍が如く2」と映画化を発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060831/ryu.htm

(2006年12月7日)

[Reported by 石田賀津男]