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【連載第84回】ゲームライフに役立つグッズをレポート

DS Lite用保護フィルター、DSカードケースをチェック
ボタン周辺まで保護するフィルターやミラーフィルムなど


当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。



 携帯ゲーム機に関わらず液晶画面のある製品を購入したら、まずチェックしたくなる“液晶画面保護フィルター”。今週はDS Lite用の保護フィルターから3種類を紹介。液晶画面、操作部周辺、さらにDS Liteの天板にもフィルターを貼るHORIの「プロテクトフィルターDS Lite」、液晶画面に加えて十字ボタンやボタンの操作系周辺部にもフィルターを貼るタカラトミーの「multi Film Lite」、ちょっと変り種のフィルターとして、フィルターの反射を鏡のように使えるサイバーガジェットの「CYBER・ミラーフィルム(DS Lite用)」をレポート。また、コロンバスサークルのDSカードを10枚収納できる折りたたみタイプのDSカードケース「カードウオレット」も紹介している。

【今週のおしながき】
「プロテクトフィルターDS Lite」
「multi Film Lite」
「CYBER・ミラーフィルム(DS Lite用)」
「カードウオレット」



● 合計5枚のフィルターそれぞれに工夫が見える「プロテクトフィルターDS Lite」

「プロテクトフィルターDS Lite」

    メーカー:HORI
    価格:1,260円
    クリーニングクロス付属
    任天堂ライセンス商品

◆ 外観をチェック

写真内左上が天板用、左下が液晶画面用、右下が操作ボタン周辺用のフィルター
 HORIから発売されている「プロテクトフィルターDS Lite」は、液晶画面用のフィルターが2枚、操作ボタン周辺用が2枚、DS Liteの天板部が1枚、さらにクリーニングクロスがセットになった製品だ。合計で5枚になるフィルターは、フィルターごとに表面の処理や素材を変えてあるのが最大の特徴。

・ディスプレイ部フィルター

 サイズが縦52.2mm×横67.8mm×厚さ0.16mmで、反射防止のARコート、傷防止のハードコートが施されている。また、タッチスクリーン用フィルターはサイズが縦46.2mm×横62.0mm×厚さ0.13mmとディスプレイ用と比べて若干薄め。タッチペンが表面を滑り過ぎない特殊な材質を使用し、さらにハードコート処理をしているという。天板用のフィルターは縦59.0mm×横123.2mm×厚さ0.12mm、中央には天板のレリーフに沿って形が繰り抜かれ、こちらもハードコート処理されている。ディスプレイ、タッチスクリーン、天板のフィルターの粘着面にはシリコン樹脂が使われている。

・操作ボタン周辺用フィルター

 十字ボタン側のフィルターとボタン側の1枚ずつ。厚みは0.09mmと他3枚のフィルターと比べて薄めだ。ハードコートなどの表面処理については記載がないが、粘着素材はアクリル樹脂を使用している。この粘着素材の違いは、貼り付け後の見栄えに影響があるようだ。操作部は各ボタン類に合わせて切り抜かれている。各所の幅は、十字ボタン部が20.0mm、4ボタン部は8.3mm、スタートボタン部は4.8mmとなっており、1mm程度の余裕が持たれている。セレクトボタンの位置を含むタッチパネル下側はカバーしない形になっている。

青い保護フィルムを貼り付けたままの天板用フィルターを本体の天板に合わせてみた。カバー範囲が良くわかるだろう こちらは、保護フィルムを剥がす前の操作ボタン周辺用フィルター。タッチスクリーン左右の曲面部分もカバーする 付属のクリーニングクロスは、表面がカサカサしていて皮脂汚れを綺麗に吸収してくれる

◆ 実際に使ってみた

天板用フィルターを装着。天板の曲面に被らない絶妙なサイズで、隅から剥がれてくることも無い
 全てのフィルター類の粘着面、表面ともに保護フィルムが付き、さらに全てにタブが付けられているため扱いやすい。また、フィルター製品としては珍しく取扱説明書が充実しており、貼り付け方法が丁寧に解説されている。これをよく読めば、綺麗に貼り付けていけるだろう。

 天板用、ディスプレイ用、タッチスクリーン用の3枚はいずれも硬め。硬めのフィルターは貼り付け時に置いただけでスーッと画面に貼り付いていくのだが、それゆえに気泡も入りやすく、このフィルターでも若干の気泡が入ってしまった。だが、気泡は指で押し出しやすく、すぐに目立たなくなった。大きさに関してはディスプレイ用、タッチスクリーン用ともに少し小さめ。中心に貼れるよう一度貼る前に画面へ当ててみるといいだろう。

 操作ボタン周辺用フィルターだが、DS Liteの表面にはざらつきがあるのにもかかわらず、粘着素材に使われているアクリル樹脂素材のおかげか、ぴったりと貼りつく。粘着力もかなり高く、強く指で押してもずれるようなこともなかった。

 貼り付け後の見た目だが、いずれのフィルターも透明度が高く、非常に好印象。中でも重要なディスプレイ用、タッチスクリーン用は、ともに色味や明度も十分。操作ボタン周辺用フィルターは、DS Liteの表面がざらついているにも関わらず、密着面が斑点状になったりせずに美しく仕上がった。

 ディスプレイ用フィルターに施されたARコートの効果を試すべく屋外で光を反射させてみたところ、未装着時の画面は視認できないほどの太陽光でも、若干ではあるがフィルターを通すと画面が見やすくなった。あまりに強い日差しの下では厳しいものの、日陰や室内では存分に反射防止効果が感じられた。

 お次は傷防止効果をチェック。タッチスクリーンに対して「ピクトチャットの入力欄を真っ黒に塗りつぶす」お馴染みのテストを行なった。純正タッチペンと爪楊枝を使って激しくこすっても、細かな傷ひとつ付かなかった。ハードコートの効果もしっかりと実感できた。

 貼り付けた後の仕上がりが良く、満足度が非常に高いフィルターだった。合計5枚ものフィルターを貼り付けるという作業に手間の多い製品ではあるが、全てのフィルターに保護フィルムとタブがつけられ、貼り付けやすい。また、取扱説明書でのフォローもよく、全体に丁寧さを感じさせるのが嬉しい。

操作ボタン周辺用フィルターを装着した。DS Lite表面の細かなへこみも粘着素材で埋まり、ぴったりと綺麗に貼り付く 画面の見た目を比較するため、画面の右側4分の3だけにフィルターを装着。色味や明度の変化は全く感じられない 画面右側の4分の1にフィルターを貼り付けて光を反射させた。フィルター側は文字が読みやすく赤い色も濃く見える


● 液晶画面、操作ボタン周辺を4枚のフィルターで保護する「multi Film Lite」

・「multi Film Lite」


◆ 外観をチェック

 まずは製品の同梱物から。DS Liteの液晶画面用保護フィルターがディスプレイ用、タッチスクリーン用に1枚ずつ、さらにクリーニングクロスが付属する。貼り付け時に指で持つタブは赤と青に色分けされ、それぞれ上画面、下画面というように記載がされていてわかりやすくなっている。また、十字ボタン周辺とボタン周辺に貼り付けるフィルターもそれぞれ1枚ずつ。こちらは十字ボタンや4ボタンの形に切り抜かれ、左右のフィルターを見分けやすい。ちなみに十字ボタン側のフィルターには、下に「NINTENDO DS Lite」のロゴがプリントされている。

 上画面用のフィルターは、サイズが縦52.1mm×横67.6mm×厚さ0.15mm、反射防止のARコート、ハードコートが施されている。下画面用はサイズが縦46.2mm×横61.8mm×厚さ0.13mm、こちらはハードコートのみとなっている。タッチスクリーン用なので、傷から保護するハードコートが重視されているのだろう。どちらもフィルターより大きめの透明なフィルムで粘着面を保護している。

 十字ボタン、4ボタンといった操作ボタン周辺用フィルターは、ハードコート処理され、各ボタン類の箇所は切り抜かれている。切り抜き箇所のサイズはそれぞれ、十字ボタン部が21.0mm、4ボタンは9.6mm、スタート、セレクトボタン部は5.7mmとなっていて、本体よりいずれも2mm程度の余裕が取られている。

写真内左が上画面と下画面用フィルター。右が操作ボタン周辺用フィルターだ 十字ボタン側のフィルターにはDS Liteのロゴがある。フィルター製品では珍しいワンポイント 付属のクリーニングクロスだ。ホコリはしっかりと吸着してくれるが皮脂汚れは除去しにくい


◆ 実際に使ってみた

タッチスクリーンの左角に合わせてフィルターを貼ると、右側に約1.5mmもの隙間ができてしまう
 画面用のフィルターはどちらも多少柔らかめ。通常、柔らかいフィルターはしなってしまい貼るのが難しいのだが、粘着面だけでなく表面にも保護用のフィルムが貼られ、表面のフィルムとフィルター本体の剛性が加わることでしなりにくく、貼りやすいと感じた。タッチスクリーン側のフィルターは画面に対して縦1.3mm、横1.5mm程度小さめで、このサイズの違いを理解してから中央に貼るように意識したほうがよい。どちらも吸着力がよく、フィルター自体は柔らかいので気泡も入りにくく目立たない。

 続いて十字ボタン、ボタンといった操作部用のフィルターだが、こちらは液晶画面用と比べてさらに柔らかい。端を指で持つと、残りの部分はぺたーっと垂れ下がってしまう。また、表面の保護フィルムもなく、粘着面を露出させると支えになるものがないため貼り付けづらい。粘着面を徐々に剥がしつつ、慎重に貼り付けていくのがオススメだ。

 フィルターを貼り付けた液晶画面の見た目は、ディスプレイ、タッチスクリーンともに画面の色味、明度とも未装着時と変わらず、十分な透明度。ディスプレイ用フィルターには反射防止のARコートが施されているということで、屋外で太陽光に反射させてみたところ、未装着の画面よりも若干見やすくなった。ARコートの効果は確かに出ていると感じる。

 フィルターをつけたタッチスクリーンにタッチペンを走らせたところ、ペンの滑りが若干鈍くなったように感じた。キュッキュッとした抵抗感が未装着時に比べてほんの少し強まったように思える。この抵抗感は、文字を書く時などは止まりがよく、書きやすいと感じるが、連続してこする時などは邪魔に感じる。一長一短の特徴だ。

 ハードコートの具合を試すべく、「ピクトチャットの入力欄を真っ黒に塗りつぶす」というお馴染みのテストを純正タッチペンと爪楊枝で試してみたが、キズが付くことは無かった。かなり強めに当てていった結果なので、純正のタッチペンや指先などの操作ではそうそう傷がつくことはないだろう。

操作ボタン周辺用フィルターの貼り付け難度はやや高め。セロハンテープで持ち手を作ると良い 画面右側4分の3にフィルターを装着して明度や色味を比較。見た目の差は全く無い 多少ではあるがARコートの効果を確認できる。画面右側4分の1にフィルターを装着している


操作ボタン周辺用フィルターの装着面は細かな斑点模様が残るため若干目立つ
 左右の操作周辺部用フィルターだが、貼り付けたあとは接着面が斑点模様になってしまい、見た目にあまり良い印象ではない。これはDS Liteの表面がざらついているためで、平らなフィルターを貼り付けると、透明なものはこのようになってしまうのは避けられないだろう。感触はツルツルとしているが、未装着時と比べてそれほど違和感が強いわけではない。

 操作性に関してもあまり変化はないが、フィルターについた指紋が多少目立つようになる。このように見た目を損なってしまう部分が多いフィルターだが、基本的に付着しがちな手垢などから本体を汚れから守るという点に注力したものだ。ちなみに、一度剥がしてみたところ、粘着力が大幅に弱まってしまい、貼り直しには適さない。

 液晶保護フィルターは他の製品と比べても遜色のないもの。液晶保護フィルターとセットで操作周辺の汚れも防げるフィルターがついてくることに魅力を感じる方、フィルターという方式で汚れからもできるかぎり本体を守りたいという人に向く製品だ。


● 液晶画面に“鏡”の機能を追加する「CYBER・ミラーフィルム(DS Lite用)」

「CYBER・ミラーフィルム(DS Lite用)」

    メーカー:サイバーガジェット
    価格:オープン(直販価格:1,029円)

◆ 外観をチェック

 サイバーガジェットの「CYBER・ミラーフィルム(DS Lite用)」(以下、ミラーフィルム)は、DS Liteの液晶画面を傷や汚れから保護することに加えて、鏡としても使用できるフィルター。電源オフの時はDS Liteの液晶画面がフィルターに顔がくっきりと映りこむ。電源をオンにすればしっかりと映像が表示されるという製品だ。

 パッケージは、ディスプレイ用とタッチスクリーン用のフィルターがセットになっている。フィルターの表面は銀蒸着加工が施されていて、鏡のようなシルバー色に見えるところが本製品の最大の特徴だ。表面と粘着面は保護フィルムで守られており、粘着面側の保護フィルムのみにタブシールが用意されている。粘着面の素材は、何度でも貼り直せるシリコン素材。

 ディスプレイ用フィルターのサイズは、縦52.4mm×横68.0mm×厚さ0.3mm、タッチスクリーン用フィルターは縦46.3mm×横62.1mm×厚さ0.3mm。多くの液晶保護フィルターの厚みは0.16mm程度だが、本製品は0.3mmと非常に厚いのが印象的だ。正面以外から画面を見えなくするプライバシーフィルター並みの厚みである。表面の処理には上下どちらにもハードコート処理されている。

パッケージには、銀色に輝く液晶画面フィルターが2枚入っている フィルターの隅を指でつまんで持っても全くしならない硬さ フィルターが硬いため、フチをつまんで簡単に貼り付けられる

◆ 実際に使ってみた

任天堂のDS用タイトル「おいでよ どうぶつの森」のキャラクターフィギュアで映り具合をチェック
 まず、この“液晶画面を鏡のように使えるようになる”フィルターは一見、プライバシーフィルターのように、角度を正面以外にずらすと画面が鏡の如く反射するのかと想像するのだが、そうではなく、単純に反射率を高めるものだ。DS Liteの画面はもともと電源オフ時や暗転した場面で、自分の顔などが映りこむ。その映り込み度合いを高めてあるわけだ。

 フィルター未装着時でも、DS Liteの液晶画面がオフの時は、自分の顔が若干映りこむが、この製品を貼り付けた状態では、映りこんだ顔を見てみると、色味は若干黄ばんで見えるものの、未装着時よりも彩度が高くまつげの一本一本までハッキリと確認できた。さすがに鏡ほど明るく映らないものの、髪形や化粧のチェックには十二分だろう。

 液晶画面をオンにしたときの見た目はどうだろうか。まず気が付くのは、未装着時よりも画面がかなり暗くなっていること。試しに、画面の4分の1だけにフィルターを貼り付けて明度を比較してみたが、DS Liteの輝度を1段階落とした程度に暗くなっていた。装着後は、普段プレイしている輝度よりも1段階上げることになりそうだ。

 また、当然ながら液晶画面をオンにした状態でも光を反射しやすいので、映り込みも増していることに注意したい。DS Liteの輝度を最大にして直射日光を当てたとき、未装着時では映像の内容を認識できたが、フィルターを貼り付けると光が反射して真っ白に見えてしまう。つまり、屋外でのプレイには向いていない。

 また、貼り付けに関しては、ディスプレイ用、タッチスクリーン用どちらのフィルターにもプラスチック製の下敷き並の硬さがある。フィルターのフチを指でつまんでも全くしならないため、貼り付け開始位置の調整は簡単。液晶画面に粘着面を当てるだけでピタッっと貼り付くが、気泡が入りやすかった。また、フィルターの硬さと粘着力の強さから、貼り付け後に気泡を取り除くのは難しい。気泡が残ると、フィルターに映りこんだ像が歪んでしまう。気泡を指で逃がしながら慎重に貼り付けていこう。

 最後に傷の防止効果。タッチスクリーンを純正タッチペンで操作してみたところ、ペン先の滑り具合は未装着時と変わらずスムーズ。しかし、タッチした瞬間に若干の硬さを感じる。非常に弱い力でタッチすると、時折反応しないことがあったので感度が落ちていると言える。とは言うものの、普段のプレイに支障は無かった。タッチしたときの感触に若干の違和感を覚える程度だ。また、純正タッチペンと爪楊枝で擦るテストで傷が付くことは無かった。

 このフィルターは非常に特殊な製品で、鏡として使うことにより、ゲーム画面としての用途に制限が出ている製品だ。鏡としては、従来の鏡よりも暗く映るため、映りこんだ像の色味の確認には物足りない印象だが、髪型や顔の汚れなどを確認するには十分だ。ただ、ゲーム画面の機能面でタッチスクリーンの反応や押し具合に違和感を覚える。操作性が気になるのであれば、ディスプレイ画面だけ本製品を貼り付けて、タッチスクリーンには他の液晶保護フィルターを付けるのもありだろう。

フィギュアがくっきりと映りこんでいる画面右側のみにフィルターを装着している 画面右側の4分の3にフィルターを貼り付けた。明度の低下がはっきりと分かる フィルターを装着した画面右側4分の1は、光を反射して真っ白になってしまった


● 3つ折り財布型ケースにDSカードを10枚収納「カードウオレット」

・「カードウオレット」


◆ 外観をチェック

 「カードウオレット」は、コロンバスサークルから発売されているDSカードケース。10枚ものDSカードを収められる収納力が魅力的な製品だ。3つ折りタイプで外側は合成皮革が使われている。基本的な作りやデザインは、本連載の第82回で紹介している本体収納用ケース「ウオレットセット」に近い。ケースのサイズは縦5.7cm×横7.3cm×厚さ2.3cm。3つ折り構造とサイズから、財布を思わせるところも「ウオレットセット」に近い。内部には、1mm程度の柔らかいクッションと、1mm程度の硬い板が挟まれているため、若干の衝撃吸収効果も期待できそうだ。

 ケースの開閉部には大きなマジックテープを使用。ケースの内部は、しっとりとした感触の柔らかな布地が貼り付けられている。この布地の上にメッシュを縫い付けてポケットが作られているというシンプルな構造である。


「カードウオレット」の外観写真だ。若干光沢のある質感で、表面には規則的に小さな穴が空けられている。大きなマジックテープによりケースはガッチリと閉じられる ポケットは上下に5つずつ。入り口はケースの内側へ向いているので脱落の不安は無い

◆ 実際に使ってみた

写真のように、DSカードを指で押し出せばスムーズに取り出せる
 ポケットの幅は3.9cm、奥行きは4.0cmで、DSカード全体が丁度収まるサイズ。ポケット内へDSカードを滑り込ませるように、スムーズに収納できた。ポケットには伸縮性が無いので入口に指を入れてつまみ出し辛いのが少し残念だ。取り出すときには、ポケットの上からDSカードを指でスライドさせるように押し出し、DSカードを露出させる。

 ただし、一番右にある上下2つのポケットだけ他のポケットより横幅のサイズが3mmほど小さく、DSカードの収納、取り出しともに窮屈であった。これは製品の個体差かもしれないが、ポケットのサイズにばらつきがあるのは残念なところだ。

 ケース内部の折り目部分に幅1.2cm程度のポケットがある。規定外の使用方法ではあるが、ここのポケットにDS/DS Lite純正タッチペンを収められる。固定力は若干緩めだが、ケースを折り畳むとタッチペンはガッチリと挟まるため脱落の心配はない。ケースの変形も無く、予備のタッチペンを収めておくには丁度良いスペースであった。

 総括として、まず、10枚ものDSカードを収納できる収納力は大変嬉しい。3つ折の構造は全体がクッションの役割を果たすため、衝撃などへの配慮も感じられる。開閉が容易で、ケースを広げると10枚のDSカードが一望できるのも嬉しいポイントだろう。若干気になるのは、水分からの保護力だろうか。衣服のポケットなどにも気軽に入れておける3つ折りの作りは取り回しがいいのだが、そのぶん雨には気をつけたいところだ。

収納したままDSカードのタイトルをチェックできるのがメッシュタイプの嬉しいポイント DSカードを10枚収めたときのケースの厚みは約3cmとなっている 折り目にある小さなポケットにDS Lite純正タッチペンを収納できる


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□HORIのホームページ
http://www.hori.jp/
□タカラトミーのホームページ
http://www.takaratomy.co.jp/
□サイバーガジェットのホームページ
http://www.cybergadget.co.jp/
□コロンバスサークルのホームページ
http://www.columbuscircle.co.jp/

(2006年10月30日)

[Reported by ゲーム環境向上委員会]



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